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キレる夫と別居中で離婚を考えています

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長文お許しください。
私は0歳の子と実家で暮らし、夫と別居しています。以下のようなことがあり、離婚するか迷っています。離婚するべきか夫婦としてやり直すべきか、お知恵をお貸しください。

(以下現状です)
結婚してから数ヶ月おきに夫が長時間怒鳴り散らすことがありました。夫の主張は『お前が家のルール(洗濯物の干し方など)を勝手に決めやがった』『前言っていたことと違う』『お前のせいで俺は精神的に病んだので病院に行こうと思う』です。
毎回私は泣いて頭を下げて謝るのですが、その時の夫が望む謝罪の言葉を出さないと終わりません。私はただただ、一刻も早くその怖い空間を終わらせたくて謝り倒していました。私に悪いところがあったのは確かですし、私の性格も良いとは言えないので…

『話はちゃんと聞くから怒鳴らないで』と毎回頼むのですが、『お前はすぐ俺に怖い、怒るなと言うが、俺に感情を殺せというのか』とまた怒鳴られてしまう、その繰り返しでした。
それでも妊娠してからはつわりがひどく、その間ずっと家事をしてくれて感謝していました。子どもができて夫も気持ちに変化があったんだとホッとしていました。

コロナの中で早めの里帰りをしてしばらく離れている間は体調を聞いてくれたりと私も少しずつ落ち着いてきていました。
しかし臨月の頃、電話で本当に小さな事で夫に我慢をお願いしました。すると突然激昂し『コロナで立ち会い不可なのに里帰りしやがって!それも俺が全て我慢してやったのに!腹が立つ!』と怒鳴り出しました。親に聞かれてはいけない、と私は別室に移動し、また泣きながら謝りました。夫への情がなくなっていくのを感じました。
それからずっと、夫と私は暮らしていけるのかと毎日悩まない日はありませんでした。

それでも父親の自覚が芽生えればと里帰りを終え自宅に戻ったのですが、すでに私の夫への態度は冷たくなっていました。
すると夫は『俺はつわりの時あんなに良くしてやったのに!お前の性格は良くないと親戚のあの人も言っていた!』と怒鳴るのです。私はもう優しくできなくなっていました。

怒鳴る夫の前で笑う子がただ可哀想で『それだけ私が嫌ならもう出ていく』と伝えたら突然泣き出し、私がいなくなると俺は変になるなどと言いましたが私の気持ちは変わらず、なんとか説き伏せて別居し今に至ります。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

DV相談ダイヤルなど、離婚へのことや今後の支援なども聞いて

よく耐えてきたわね。
夫婦間で、怒鳴ったり、泣きながら謝るなんて、頻繁にあることではありません。なぜなら、相手を思いやろうとするからです。

夫は、感情に任せて、自分の都合や価値観をあなたに一方的に押し付け、力で従わせようとしています。これは、明らかにDVですよ。
夫の言葉や態度に騙されず、あなたやお子さんを守る選択を。

子どものために、夫婦であろうとするのは、危険なことです。お子さんの成長とともに、逃げられなくなりますよ。
今別居状態にあるうちに、離婚への準備をなさってください。

市の女性相談ダイヤルや、配偶者暴力相談、民間シェルター、DV相談など、調べたら出てくると思います。まずは、そこで相談なさって、離婚へのことも、また今後の支援なども聞いていきましょう。
大丈夫、あなた方 親子が、安心して生きていくためだからね。

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、行政相談員、小学校 中学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター.中学校DV授業 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

DV・モラハラ・炎上気質は本人が非を自覚するまで関わらない。

夫がDV・モラハラ・ハラスメント気質を自覚して性格を改めるまでは関わらないことです。
第三者から公式、公的に自分が発言したことが「いかに社会的にアウトであるか」を自覚させるよりほかにありません。家の中だから家庭の中だから暴力的であって良いなどと言うエゴイストに便利なルールなどあってはなりません。
先に世の中の男性の一員としてお詫び申し上げます。w(._. )w
ホントに男はアホで申し訳ありません。横柄な男性は本当に女性にとっては迷惑ですよね。代わりに謝罪させていただきます。

残念ですが、男性の世界でもあの人は「ヤバい」という男性は男性同士でもなんとなくわかります。その方はお話から判断すると、怖いタイプの男性ですね。彼自身に自分のその理不尽な精神性を治そう、改めようという気持ちが無ければ、その人は人として今の時点でその言動・行動…終わりです。
変わることはありません。
あなたが正しくても泣き寝入りと被害者なのに謝るしかありません。そういう人間性の人は本当に存在するのです。それも歴史の負の流れが生み出した現実の人間の心理です。
仏教説話に王様とお妃さまが不仲になってお釈迦さまのところを尋ねたところ「人間はみな自分が大切で、誰もが自分が一番可愛い心がある。だからこそ、その自分を可愛がってほしい気持ちや、自分が可愛い心は誰もが皆持っているのだから、相手のその気持ちも理解して互いに敬い合わなければならない。」という趣旨のことを説かれたという話があります。
これも、言い換えれば旦那さんは何よりも自分を最優先してほしいとごねている態度であり、家庭を支える家族の長としての態度ではありません。
男尊女卑な態度を取る人は家庭的ではありません。
第三者、公的な裁きを必要とする人間性です。
ご主人であってもそういう態度を取られたらきっと嫌なはずでしょうが、それを言ってくれる人は家庭の中にはいない。であれば、今後も高圧的な態度になる。強硬的な態度に出る。それは家庭的ではなく、オスが外で狩りをするような態度で野蛮と言わざるを得ません。
彼よりも力を持ち、見識を持つ誰かがそのことをきちんと諭さなければいけません。ご家族にも起こったことをそのままお伝えしていさめていただくべきではないでしょうか?
優先すべきは夫のプライド、一族のプライドより暴力やハラスメントが無くなることが第一優先です。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

ハラスメントだと第三者に言ってもらえて少しホッとしました。
世の中の男性が全員こうなわけではありませんよね。
残念ながら夫は妻のせいで自分は辛いから怒鳴るしかない、と出ていく日の最後まで話していました。そして自分の親には本当のことが言えていないようで、私が鬱だなどど話しているそうです。
自覚するかどうか、しばらく見守ります。ありがとうございました。

鬼のような顔で、体を震わせながら怒鳴る夫の姿は今思えば異常でした。
でも、自分のせいで夫がそういう人間になってしまったのかもしれないという気持ちはまだあります。
離婚の準備をしながら、自分の不足も見直していって、子にとって少しは良い親になれるよう頑張っていきます。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ