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大好きなお母さんの死

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

大好きなお母さんが入院から1ヶ月半ほどで亡くなってしまい3ヶ月が経ちました。
あの日から毎日、お母さんがいないことへの悲しみ。後悔。医者への不信感で心が苦しくなり毎日泣いてしまいます。
あの時こうしておけば良かった...。
可愛がってくれていた孫の成長をを見せたかった...。
優しくて笑顔のお母さんに会いたい。
声を聞きたい。
この苦しい思いはいつまで続くのでしょか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

苦しい思いの自分を責めないでください。

ねむねむ 様 相談ありがとうございます。

まずは、お母様のこと、お悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。合掌礼
そして、ねむねむ様がここにお気持ちを投稿くださったこと、本当にお母様おもいで、辛い思いが伝わってきます。
そうですね、大切な人との別れの悲嘆は、哀しみが常にあって、受け入れられない、信じられない、怒り、抑うつ、諦め、というような心の状態を行ったり来たりしながら、ぐるぐる回って、いつ終わるのか!という気持ちになられると思います。
それでも、哀しみは、いつかは底を打ち、だんだんと明るさを取り戻してきます。
まだ、その時期が訪れないだけで、今はまだ、哀しみに浸っていいと思います。
ただその苦しい思いの自分を責めないでください。
哀しい、辛い、出来なかったことを思い出し自分を責めている。という自分を駄目な自分として責めないでください。
おそらく、できたこと、楽しかったこと、素晴らしい思い出があったはずです。
でも、哀しみの為、それに気づかなくなっているのです。
ですので、哀しみむだけ哀しみ、泣くだけ泣いて、でも必ず底をうち、だんだん沢山の思い出を思い出し、お母様の優しい笑顔も思い出すようになり、愛情も思い出すようになり、自分の中にもお母様の優しさや愛情も備わっていることを気づくようになり、さらに立場が変わったとしてもお母様とのつながりが、続いていることが感じられるようになり、お母様の一緒にいるような、一体感のようなものが感じられてくるでしょう。
そうして、優しさや温かさ安心感や寛容さ、などに包まれたような感じになると思いますので、自分を責めずに、ゆっくり思い出してみるのもいいかもしれませんね。やがて苦しみから抜け出したような感覚になると私は思います。一礼

追伸:お礼メッセージありがとうございました。お母様が近くにいるような感じ、あたたかさとか優しさを、自分の中で育みようにしてください。きっと大丈夫です。お母様が守ってくれるから。
不安で、寂しい時は、メールでいいのでどうぞなんでもご相談ください。再礼

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質問者からのお礼

お礼が遅くなってしまいすみません。
質問した日から2ヶ月ほど経ちますが、まだまだ母に会いたくてたまらなく苦しくなる日々を過ごしています。
でも、ふとした時に「自分の中にもお母さんの血(遺伝子)が入ってるんだから、近くにいてくれてるから、大丈夫」と自分に言い聞かせて頑張っています。
回答していただいたお坊さん、ありがとうございました。

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