私がペットを殺しました
初めて相談させていただきます。
誰にも相談できないことで、お話させてください。
3日前に、お迎えして3年になるペットの小動物を亡くしました。
前日の深夜は元気な様子で変わりなく、私におやつの催促をしていましたが
朝ぐったりした様子ですぐに病院に行くと、お腹全体にガスがたまって痛みを伴う「鬱滞」だと診断されました。
入院の準備をしたその日の夕方に息を引き取りました。
鬱滞は極度のストレスからなってしまうもので、私には心当たりがありました。
毎日だいたい同じ時間にケージから出して1時間ほど遊ばせるのですが、亡くなる2週間前から私は仕事で疲れてるとか面倒臭い気持ちで自分の都合で餌と水だけ交換して1日、2日続けてケージから出して遊ばせないということを繰り返してしまいました。
朝には出してあげるから、別の日に遊ばせてあげるから大丈夫、と不規則な生活をさせてしまい、ケージから私を何度も呼ぶ声を無視して寝てしまいました。
病気がちな子でもなく、年齢もまだ若い子だったのでそれが直接の原因だと思います。
そんなに強いストレスを伴うほどあの子にとって日々の楽しみだったと今になって気づいて、相手をしてあげなかった自分に対して強い怒りを覚えます。
ストレスに弱い動物だと言うこともわかっていたのに私の勝手な行いで死なせてしまったことに強い後悔と悲しみが残ります。
10年以上一緒に生きるはずでした。こんなに早いお別れになってしまうなんて思っていませんでした。
昨日葬儀をしてお経を唱えていただき、自宅供養を選びました。
つい部屋の中で空に向かって合図をして名前を呼んだり、ずっとごめんなさいと謝り続けていて涙が止まりません。
こんな自分勝手な私は、今後楽しいことをしたり幸せになってはいけないと思います。
私のところには、あの子は嫌がって戻ってきてくれないだろうなとも思います。
後追いも考えましたが、もう1匹飼ってる子はまだ生きているので、その子のことを考えると実行できません。
食欲も気力もなく、ただただ苦しくて悲しくて、後悔しています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからもその子達のご縁を大切になさって下さいね
拝読させて頂きました。
大切なその子が突然お亡くなりになりあなたはとてもショックを受けているでしょう、そして深く悲しんでいると共に深く後悔なさっているのですね。あなたがその子のお世話をなさらずその子が亡くなってしまったと思っているのですね。あなたのその思いを心よりお察しします。
今は先ずその子が心から安らかになります様にと仏様にお願いなさり心を込めてご供養なさって下さい。
私もその子を心を込めてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は必ず仏様がお導きなさって下さり、沢山の菩薩様やあなたのご先祖様方がその子を優しくお迎えなさって下さいます。その子は仏様のもとで一切の迷いも苦しみもストレスも消え去り心から安心することでしょう。そしてご先祖様方と一緒に安らかに清らかにご成仏なさいます。これからもずっとその子はあなたのことを優しく見守り続けて下さいます。
あなたの悲しみや後悔は消えないでしょう、どうかその子を心を込めてご供養なさりながらあなたの思いをありのままにその子にお伝えなさって下さい。あなたの悲しみさみしさ、そしてお世話できなかったことへの謝罪や出会うことができたことや一緒に生きることができたことへの感謝等様々なあなたの素直思いをありのままにその子に心からお伝えなさって下さいね。その子はあなたの思い全てを優しく受け止めてくれあなたに寄り添いなぐさめて下さいます。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時にも必ず仏様があなたをお導きなさって下さり、その子があなたを優しく迎えて下さいます。そして共に心から喜び合うことでしょう。
あなたはこれからもずっとその子とのご縁の中で生きるのです。今いる子とのご縁もどうか大切になさって下さいね。どうかこれからもあなた自身を大切になさりながらあなたのできるお世話をなさって下さい。そしてあなたもその子達も一緒に心から幸せに生きていって下さいね。
自然界は弱肉強食
自然界は弱肉強食です。
自然界で暮らしていれば、天敵やライバルに敗れて命を落とす可能性が高いです。
いたずら好きの人間の子供に捕まってしまう生き物も、弱肉強食の「弱者」なのです。
人間も自然界の一部にすぎません。
人間という凶暴な「強者」に飼われてしまった時点で、小動物の命運は尽きているのかもしれません。
あなたのように、優しい飼い主に出会ったことは、まだマシな方です。
幼児に捕まったバッタなどは、ろくにエサももらえず干からびたりします。
それも弱肉強食の結果かもしれません。
だから、あなたがやったことは特別に悪いことではなく、ペットを飼う人にはよくあることなのです。
ペットを飼うことは、飼う側にも飼われる側にも苦しみを生む行為なのです。
それでも飼いたいなら飼う、それは人間が「強者」だからできることなのです。
魚釣りなんかも娯楽として動物を殺しています。
南無阿弥陀仏と念仏を唱えて、亡くなった子の来世の幸せを阿弥陀様に託しましょう。
また、罪深いあなたも阿弥陀仏の力で極楽浄土に往生できるように、南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えましょう。