昔の彼氏を思い出して辛いです
10年前に別れた方のことをずっと考えてしまいます。
学生時代から5年程付き合った方です。彼の就職を機に私から気持ちが離れ、他の女性と関係を持った事が原因で別れました。
しばらく辛い日々を過ごしていましたが、夫と出会い結婚出産と充実した日々を過ごしています。
元彼は別れる原因となった方とは別の女性と結婚しました。
先月、家族で旅行に行った場所が元彼の地元であり「実家はこのあたりだったなぁ」と思い出してからというもの、元彼がずっと頭の中に浮かんできます。
順調に交際して結婚していたらどんな人生だったんだろう、あの時こうしていれば彼は離れていかなかったのか…奥さん羨ましいなぁ…と。
私に対してとても誠実だったとは言えない人です。別れ際も最悪でした。なのに、楽しかった思い出や大好きだったことばかり美化されて思い出してしまいます。
夫や今の生活にこれといった不満はありません。子供にも恵まれて、忙しい毎日ですが幸せだと思います。
なのに、元彼を思い出しSNSで検索したり今何をしているのだろうか、どんは風に歳をとっているんだろう…と考えてしまう自分が嫌でたまりません。
夫や子供に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。特に夫に対しては、毎日家族のために働いてくれているのに、妻である私が昔の彼氏を思い出しているなんて知ったらどんなに辛いだろう、何をしてるんだ自分!と腹立たしくなります。
結局は自分のことしか考えられずに、家族を幸せにできていない、ダメな妻でダメな母親な自分に自己嫌悪です。
この無限ループから抜け出すアドバイスをいただきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
新しい物に執着する努力を。努力の方向性を間違えないで
別に人はどのように生きてもいいですし、何に執着してもいいと思うんですね。
ただ、客観的に見て執着するなら何か自分の健康にとって良いものの方がいいと思うんですね。
仏教でも、日々の過ごし方、もっと言えば、毎日何をするか、何を言うか、何を考えるかがその人を形作っていきます。あんまり健康じゃないことに執着していると、そういう人格になって行ってしまうということがある。
元カレは、元カレの人生を生きています。そして、誠実なものとは言えなかった。それは、昔好きだったものに、惰性で執着しているのは楽です。でもあなたはそのままで居たいと思うでしょうか?そうやって生きていきたいでしょうか?
何度も言いますが、内面で何を考えてもいいんです。だからあんまり自分を責めすぎないで欲しい。ただ、あなた自身にとって彼のことばっかり思い出すのはあんまり幸せとは言えないのではないかと相談を読んでいて感じました。
だから、執着先を変えることです。お坊さんの例を出すと、本当に大切な問いに向き合えと言われます。命について書かれているお経を覚えて、それについて考え続けていくのはすごく大事だし、それが人格とかその人の生き様になっていきます。
あなたも、例えば、なんでもいいんですけど、新しい執着するものを持つ努力をしてみてはどうでしょう?小説とかでもいいんです、ある作家をとにかく好きになってみる。その人について研究してみる。演劇やアイドルやドラマでもいいんです。推しを持つことは間違いなく気軽に幸せになれる方法だと思います。昔の思い出に惰性で執着してるように思えますから、その執着先を変える。そして、可能なら、いくつかの執着先を持つ。
例えば、何か趣味に執着すれば、家族からも「お母さん最近、なんか生き生きしているな、趣味に頑張って自分を磨いているな」とか思われると思うんです。執着なんですけど、全く違うプラスの意味を持ちます。
新しい趣味や、出会いに精を出して欲しいです。家族のために頑張ると気張りすぎずに、あなたのあたらしい世界をどんどん開拓していって下さい。あなたはどんな世界でも広げていけるはず。家族や昔に執着しすぎないで。どんどん刷新していきましょう。趣味を無理やり持つ事をお勧めしたいです。
【おすすめの本】
・自分の薬をつくる、苦しい時は電話して(坂口恭平)、おやときどきこども(鳥羽和久)
あなたの大切なものは
拝読させて頂きました。
あなたが過去の恋人のことを思い出してどうしているだろうと思ってしまう気持ちはとてもよくわかります。もしもあの時違った道はあったのではないかとも思ってしまうこともよくわかります。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたがそのように過去の彼を思い出してしまい思い出にひたってしまう、それはやはりあると思います、他人からとやかく言われることでもないかなとも思います。
その過去は過去としてあなたの心の中にとっておいてたまに思い起こしてみてもいいかと思います。
ただ、もしもあの時こうだったら今頃は一緒に幸せに位置ているのかもしれないとういう考えや今でもその人は自分を想っているだろうそして自分もそう望んでいるということはないでしょう。それはあなたが頭の中で考えているあなただけの理想的なイメージですし、言い方を変えれば「幻想」でしかありません。
時は過ぎゆき、人の心も移ろいゆきます。そして一時もとどまることはないのです。あなたが未練に残しているものはあなたの心の中にある残像でしかないのです。
あなたにとって本当に大切な方々や人生や生活は今あなたの目の前にあるのです。あなたはかけがえのないご縁に恵まれてご家族を持たれて今も幸せに生きているのです。改めてあなた自身の今のご縁や生活や幸せや人生を見つめ直してみてはいあかがでしょうか?
過去は過去として心の中で大切な思い出として取っておきましょうね。
お返事ありがとうございます。それぞれの幸せの為に生きて下さいね。あなたとご家族の皆さんの幸せ、その人と家族の皆さんの幸せを心から祈っています。
質問者からのお礼
ありがたいお言葉、ありがとうございました。わたしは幸せになりたいです。ずっとずっと心も体も健康で、家族と一緒にいたいです。過去に執着せずに、過去は過去!今はもうないもの。新しい明日を楽しんで新しい出会いを見つけたいと思います。