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赤ちゃん戒名

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6年前に娘を亡くしました。
その際に夫の父親のお付き合いのある、お寺の住職に、義父から依頼して戒名をつけて頂きました。
その戒名には水子と記載されていました。
私と夫は、水子は生まれてくるができない赤ちゃんにつける戒名では?と思い 
義父が依頼する際に、生後27日を間違えて伝えてしまったかなと思い、夫から直接住職に確認したところ、間違いではないと言われました。
その戒名で位牌とお墓に戒名をいれました。
先日、娘の七回忌を別のお寺で行った時に、そこの住職から「水子は流産や死産の赤ちゃんに、つける戒名ですよ」と言われました。
私は娘が亡くなってから毎日、その戒名を唱えていたので、混乱しています。
本当は嬰女とつけるべきでしょうか?
どうしたら良いのでしょうか
お寺は日蓮宗です。

2021年5月26日 15:48

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

間違いではありません

こんにちは。

 Wikipediaによりますと、「水子」とは「生まれてあまり日のたたない子、あかごのこと。また、胎児、特に流産または人工妊娠中絶により死亡した胎児のことを指す。」とあります。つまり、流産や死産の赤ちゃんの事でもあり、また生後まもない赤ちゃんの事でもある、ということです。お戒名を付けるにあたり生後何日までを「水子」とするかについての基準は曖昧ですので、各寺院の判断によるものになると思います。夫さんがお寺さんに直接確認し、間違いないとの事でしたので、そのお寺では、生後27日は「水子」と付ける日数の範囲内だったのでしょう。
 一般的に、お戒名をいただくお寺さんと、お年忌をするお寺さんは同じなのでこのような混乱はおきませんが、今回は違うお寺さんだったとの事で、それぞれの寺の考え方の差異があなたの混乱を招いたという事です。大丈夫です。決して間違いではありません。
 亡くなった時につけていただいた戒名をいままで拝んできたのですから、これからもそのお戒名を大切にすると良いと思います。

2021年5月26日 16:25
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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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「戒名」問答一覧

戒名料と魂入れのお布施について

お世話になります。 お布施の相場感について教えて頂きたいです。 この度母が亡くなり、葬儀屋さんの紹介頂いたお寺さんに四十九日法要と新しい仏壇への魂入れをお願いすることになりました。葬儀屋さんから四十九日だけであれば、3万円と案内がありましたが、今回仏壇への魂入れもあるので、お布施の相場を葬儀屋さん経由で聞いたところ、5~10万円とのことでした。 そして、後日、お寺さんとのやり取りの中で、古いお仏壇の供養と、子供の頃に亡くなった父の位牌の件でどうするか?というご提案を頂きました。 古いお仏壇は仏具店にて魂抜きお焚き上げをお願いできますが、父は宗教上の理由から、亡くなった当時戒名をいただかず、位牌もない状態です。 お寺さんと相談し、古い仏壇は仏具店にお任せすることになりましたが、父の件は、夫婦位牌にして、父にも戒名を授けていただけるという流れになりました。 お寺さんには無知な私に色々と教えていただき、大変有難く、お布施でも礼を尽くしたいのですが、今回母の葬儀でまとまったお金が出ていき、経済的に厳しい状況です。 今回父の分の戒名と夫婦位牌へ母と合わせて魂入れとなると、もともとの5〜10万円に加えて、いくらほどお布施を追加したらよろしいでしょうか。 お寺さんに聞きましたが、冗談ぽく「たくさん笑」と言われました。気持ちの問題なのでそうとしかお答えできないかと思いますし、ご配慮をして頂いた上で、ユーモアあるご回答だったと思います。 ただやはり、失礼のない相場感を教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 6
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戒を授かることについて

お世話になります。 私の実家(祖父母)は、父方・母方ともに西本願寺派の檀家ですが、父母の代から別に家を構え、私自身も結婚して独立し、父母の家・私の家ともに仏壇はなく、檀那寺との付き合いもありません。 今後、父母逝去の際にどうするかという問題もあるのですが、今回ご相談したいのは、私自身の授戒についてです。 生前に戒を授かることはとても尊いことと聞き、死後授かるよりも素晴らしく、破戒があっても、輪廻の果てに必ずや解脱に導くと聞いたことがあります。 仏弟子となりたいという思いのほか、子どもをもうけるつもりがないため、死後の葬送が不明瞭ということもあり、生きているうちに戒を授かりたいと考えているのですが、どのように手続きしてよいか分かりません。 高野山、善光寺では授戒会をしているときがあるとか、本願寺ではお剃刀があるという断片的な情報しか知り得ないのですが、 1 授戒とお剃刀は仏弟子になるという意味で同様のものですか?(浄土真宗には戒がないのでお剃刀とは聞いています。) 2 授戒と戒名の授与は別なのでしょうか? 3 どのように授戒やお剃刀にアクセスすればよいでしょうか?(いきなり近隣の お寺に行って、「授戒してください。」でOKなのか?) 4 複数のお寺で、何回も授戒を受けてもよいのでしょうか?その場合戒名は複数持てることになるのでしょうか? 5 生前戒名を授かっていた場合、授戒したお寺さん以外で死後、葬儀や法要をしてくれない場合もあると聞いたのですが、肌感覚としていかがでしょうか? 6 また、祖父母の檀那寺を含め、もし授戒をしてくれるお寺様と巡り合えた場合、その授戒・戒名(又は法名)を持ちながら、他宗派の信仰や勤行をしても差し支えないものなのでしょうか?(例えば、檀那寺又は檀那寺経由で浄土真宗の法名をもらいながら、一方で、他宗派の信仰や勤行をする等) 以上、とりとめのない質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 8
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