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亡くなった父は今どこにいるのでしょう

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有り難し有り難し 9

母が亡くなって一年経ち、最近やっと20年以上前に亡くなった父のことを思い出すようになりました。

仏壇の前で父の写真をみていると、自分が父の亡くなった年齢に近付いたせいか、父が幼くみえて…ふと疑問に思ったのですが、

賽の河原の子供って何歳位までのことをいうのでしょう?
親って産みの親?育ての親ですか?

父は50歳前に育ての母(私にとって義理の祖母)が亡くなる前に亡くなってます。
父の産みの親は大分前に亡くなっているそうです。

父は今どこにいるのでしょう?
賽の河原にいるのだとしたら、昨年亡くなった母に会えるのはいつなんでしょう?
私が死んだ時、父と母に会えるんでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

再会なさるでしょう

拝読させて頂きました。
お母様がお亡くなりになられて1年が過ぎようとしているのですね。この1年を過ごす中でお母様への思い、そして先にお亡くなりになられたお父様への思いが募る毎日をお過ごしなさっておられるのですね。
お母様が安らかにと心よりお祈りさせて頂くと共に先にお亡くなりになられたお父様へも心を込めてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

お父様は仏様のもとにて心安らかにあなたやお母様をずっとお見守りなさっていらしたことでしょう、そしてお母様は仏様に導かれてお父様やご先祖様方が優しくお迎えになって下さったことでしょう。お母様は一切の迷いや苦しみや痛みからも救われてお父様と再会なさり心から安心なさったことでしょう、お二人ともご先祖様方と一緒に心清らかに円満にご成仏なさっていかれたことでしょう。そしてお二人とも仲良く心穏やかにあなたや皆さんをお見守りなさっておられることでしょう。
賽の河原は亡くなりゆく方々の目の前に現れて亡くなられた方々はその川を渡り彼岸に達していくのです、つまりこの世を離れて向こう側に往かれるのです。ですからもはやお母様もお父様も賽の河原を渡られて仏様のもとにて心安らかになられているのです。
賽の河原では年端も行かぬ子供達が石を拾って積み上げているといういわれがありますが、仏様は全てのものをお救いなさって下さいます、ですから幼くして亡くなられた子供達も賽の河原を渡り仏様はお導きなさって下さり、仏様のもとにて心安らかになります。

あなたのさみしい思いも悲しみも心の中に今もあふれてくるでしょう、どうかお父様やお母様に手を合わせて真心込めてご供養なさって頂くと共に、あなたのその思いをお父様やお母様に素直に心からお伝えなさって下さいね。ありのまま思いをお話なさって下さい。お父様やお母様はあなたの声に耳を傾けてあなたの思いに優しく寄り添って下さいます。
お父様やお母様とあなたとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。いつでもお父様やお母様が見守っていて下さいます。

いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時必ず仏様がお導きなさって下さり、お父様やお母様がご一緒にあなたを優しくお迎えになって下さいます。そして再会なさり喜び合い分かち合うことでしょう。共に仲良くご成仏なさっていくことでしょう。これからずっとお父様やお母様とご縁は続きます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
前回に引き続き暖かいお言葉嬉しく思います。
母が亡くなってから一年、コロナ禍で仕事もみつからず、不安に思うからよけいにあちらの事が気になるのかなって思います。
父も母もあちらでひとりぼっちじゃないんですね。
いつかまた二人に会えた時に色んな話ができるように、私なりにマイペースに生きていきたいと思います。

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