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母代わりで育ててくれた祖母の死

回答数回答 1
有り難し有り難し 10

去年の10月ごろに癌を患い
半年は入院だと言われていたのですが

12月には退院でき一安心していたら2月に脳梗塞で入院となり
コロナ禍なので退院後から会えないまま4月に亡くなってしまいました。

73歳でしたが癌になるまではとても元気だったので
まだまだ生きていてくれると思っていたので心がついていけません。

私は今28歳で、25歳までは実家で祖母と父と暮らしていました。
祖母というより私にとってはお母さんでした。

まだまだ長生きしてくれると何故か思っていて
生きているうちに一言も感謝の気持ちを伝えることをしなかったことを後悔してもしきれません。

祖母はコロナ禍で1人で寂しかっただろうと考えると
本当に悔やんでも悔やみきれずどう立ち直ればいいのかわかりません。

とても大きい存在なのでこの先もこの気持ちがなくなることはないと思いますが
どう考えていけば前向きに生きていけるでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まずは心の整理

お墓に行きましょう。
そして声をかけてあげてください。
お墓がなければ仏壇でもいいですから手を合わせ「ごめんね」と声をかけてあげてください。

おばあちゃんがお母さんのように関わってくれていたとのこと。わたしもそうだったので気持ちよくわかります。

寂しいですが、間違えなくあなたの生き方の中におばあちゃんの存在はありますよね。思い出だけでなく、DNAなのか教わったことなのか。

あなたの中で間違えなく生きているのです。亡くなってむしろいつでも会えるように近い存在に感じられると思います。
手を合わせればいつでも会える。大きな命の働きとしておばあちゃんはあなたのすぐそばにいつもいますから。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

とても優しいお言葉ありがとうございます。
私の中での祖母の存在が思い出だけでなく教わったことなどということで
祖母が元気な頃よく注意されていたことがあり
祖母が亡くなってから気づかないうちにそれが気にならなくなってきていました。
やはり何かあるとすぐに思い出してしまいますが、
思い出すことは祖母を忘れずに毎日感謝して生きていける証かなと思い頑張ろうと思えました。

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