自分が嫌いな気持ちから抜け出せない
こんにちは。
前回も相談させていただいたのですが、私は遠距離の彼氏と付き合い初めて約1年くらいした頃に、他の男性とやましい連絡をとってしまいました。(恋愛感情はありませんでした。)
それまでには、まだ彼氏に1回しか会ったことがなく、軽い気持ちで行ってしまった行動でした。
それから約1年半が経ち、最近になって、その出来事を思い出しては自己嫌悪の念が止まりません。。。
文面のみでのやりとりで、数時間の出来事でしたが、なんで素敵な彼氏がいるのにそんなことをしてしまったのか、と思うと自分が嫌いになります。このまま付き合っていても良いのかと思ってしまいます。
彼にこのことを話したのですが、もう許すからその話はしないで。と言われました。
彼はその後も私と別れる気はないと言ってくれます。結婚もしたいと言ってくれます。しかし、こんなに素敵な彼がこんな私と結婚して幸せなのかと考えてしまいます。
これから生きていく中で、この罪悪感が何度も私を襲ってくるのではないかと考えると怖いです。
実際、彼氏に打ち明けた後も、その出来事を思い出しては過呼吸、冷や汗、食欲不振の症状が出てしまいます。
勉強に集中できなくなることも多々あり、生活に支障が出てきてしまいました。。。
これから生きていく上で、過去の出来事を思い出した時に、自分の心にどう対処していけば良いのか、彼氏と会話をするときに罪悪感が襲ってきたらどう対処すれば良いのか、アドバイスをお願いしたく存じます。
よろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 1件
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自らを責め、傷つけることは終わりにして
こんにちは。
前回の質問(「バレたらと考えると不安」)の中で、事の経緯についてあなたはこう述べていました。
「彼氏と喧嘩をしていて衝動的な行動」をした。「以前関係を持っていた方とインスタグラムのDMでやましい話をし」た。「本当に反省して」おり、「酷い罪悪感」がある。
あなたは、自分の胸にしまっておくことができず、「そのようなやましいDMをしてしまったことも最近伝え、謝」った。「DMの詳しいやり取りについては彼氏も聞きたくないと言ったので伝えて」いないし、「言うつもりも」ないが、「何かのきっかけでその内容」が「バレたらと考えると不安」という相談でした。
その「やましい」「やり取り」の内容以前に、「やり取り」をしたこと自体を打ち明けるべきだったか、打ち明けない方が良かったのか、これには人によって賛否有るでしょう。あなた自身は、打ち明けないほうが良かったと思っているようです。
しかし、既に打ち明けてしまったものは仕方がありません。
過去の事実を変えられない限り、未来に向かってどうしていくかを考える必要があります。
あなたは、そもそもなぜ打ち明けたのでしょう。
それは、「罪悪感」を一人で抱えきれなかったからではないですか。換言すれば、打ち明けることによって彼に共に背負ってもらい自分が半分でも楽になりたかった、からではないでしょうか。私はそれを否定的に捉える必要はなく、むしろあなたそのままをさらけ出した行いとして、二人の将来を築いてく上で必要不可欠なプロセスだったのではと思います。
あなたは、自らの失敗や、恥ずかしいところ、欠点を含めて自分のありのままを彼氏さんに投げ出していないのではないですか。前回の「バレたらと考えると不安」という質問と併せて考えてそう思います。彼氏さんからみた自分の自己イメージが壊れるのが怖い。まだ、あなたは猫をかぶって彼氏さんと向き合っていませんか。
「素敵な彼」は、それでも「別れる気はない」「結婚もしたいと言ってくれ」ているのでしょう。あなたの裏も表も引き受けるよ、と言ってくれているのではないですか。方や、あなたは裏を見せてはいけないと懸命に独り相撲を取っている、と私には見えます。
彼氏さんに、ドーーンと身も心も任せましょう。
自らを責め、傷つけることは終わりにして。
質問者からのお礼
釋 住職 様
はじめまして。
返信をありがとうございました。
彼に打ち明けた理由として
>>「罪悪感」を一人で抱えきれなかったからでは
>>打ち明けることによって彼に共に背負ってもらい自分が半分でも楽になりたかった、からでは
その通りだと思います。私はこの行動について責められるべきだと思っていました。
しかし、
>> 二人の将来を築いてく上で必要不可欠なプロセスだったのでは
この言葉に、とても救われました。
たしかに、自らの失敗を抱えたままでは、これから人生を共にしていく彼に不誠実ではないか、と思い打ち明けた面もありました。(自己満足な面が大半であったことは承知しております)
1年半前には、まさか将来まで考える間柄になるとは思ってもいませんでした。
当時の行いと、現在の彼への想いとのギャップが大きすぎて、自己嫌悪の念に押し潰されていたのではないかと思います。
猫を被っているという点に関しては全く思っていませんでしたが、相談させていただいて、思っていることは伝える、自分を相手にさらけ出す、自分を客観視するということの大切さに気がつくことができました。
彼を今まで以上に信頼して、過去ではなく将来を大切に過ごしていきたいと思います。
とても心が安らかになりました。今日も一日頑張れそうです。ありがとうございました。