あの時何故お金を出してしまったのか、、
おはようございます。つい先日のお話です。
私は三十路overですが、数年前姉の、仕方なしに付いていった映画の影響でオタクへと変貌しました。
久しぶりにオタクの聖地へ向かい、買い物をしていたところ「こちら、よかったら。」と知らない方から何かを差し出されました。俗に言うガチャガチャの景品と思われるものでした。
日頃より、「もらいっぱなしはダメだよ」と亡くなった祖母に教えられているので、「いえ、結構です」とお伝えしたところ「好きな人が持っていた方がいいので、、」と。
「それではお金を払いましょうか。おいくらでしょうか?」とお伝えし、「1つ○○○円なので、2つですね」とおっしゃったので「、、、○○○円ですね。はい。」とお渡しし、そこでは終わりました。
しかしながら、自宅へ帰宅してからも何故か不明なモヤモヤ感。
あの時、
・相手の好きなものでない同じ種類の商品を持っていたのに、自分は何故どうでもいい物々交換ができなかったのか。
・何故たいして欲しくもない物にお金を出してしまったのか。
・何故相手は一度も断ってくれなかったのか。(自分から言ったので期待してはいけないのですが)
・金銭交換は禁止ということも知り、さらにはフリマアプリなら半額で買えたのにーー!
等と頭の中を駆け巡り、考えても仕方のないことなのは理解できるのですが、不思議なことに忘れられません。
普段から、私はハッキリと人に物を言えないタイプで、「タダでもらえてラッキー‼」ともならない性格です。しかし、今回のようなことははじめてで後悔してしまう自分がいました。
そもそも金銭と物交換は良くないことなのにやってしまった。そんな自分へも悔いています。
このもやもやした不思議な気持ちをどういうように持っていったらいいのか、是非ご教授いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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心の整理と、次回への教訓にすべき
こんにちは。
「たいして欲しくもない物にお金を出してしまった」
「フリマアプリなら半額で買えたのに」
「金銭と物交換は良くないことなのにやってしまった」
という様々なことを心のなかで反芻しているようです。
これらはつまり、「たいして欲しくもない物」を手にしてしまった後悔と、自分の判断への後悔ということでしょう。
その問題の中心は、要するに損得勘定がマイナスに傾いたということなのだと思います。
時は戻らない、お金も戻らない。
戻らないものは諦めよう。
自分の判断に誤りがあったのなら、次からはしないようにする。
心の整理と、次回への教訓にすべき、でいいと思います。
追記
ご返信ありがとうございました。
お役に立てれば何よりです。
どうぞお大事にお過ごし下さい。
質問者からのお礼
釋 悠水様
はじめまして、こんばんは。
大変丁寧な御回答をありがとうございました。
今回のことだけではなく、今後の生活において『ああ、あの時、、』と後悔するような場面があった際、御回答いただいたような前向きな気持ちをもって日々過ごしたいと思えました。
どんな質問にも真剣にお答えいただき、感謝しております。明日からも頑張れそうです。
本当にありがとうございました。