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自分への不安・恐怖心

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有り難し有り難し 9

私には以前モラハラまがいのことをしていた父親がいます。それが原因の一つで母親は自殺して亡くなりました。
自分は性格が父に似ていると思っていたので、父と自分の共通点を見つけては、自分も父のような異常な部分があるのではないかとこわくてたまらないです。
自分の発言や思考を信じられず、常に自分のことを疑ってしまいます。胸がドキドキしたり頭が痛くなったりもして、辛いです。
思考が飛躍してるとは思いますが、どうしたらこの恐怖感をコントロールすることができるでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの中に優しさが眠っている

ひな 様 相談ありがとうございます。

自分への不安・恐怖心は、あなたがそれ(不安や恐怖心)を感じることによって、自分の暴走(お父さんのような行動)を抑えることに役に立っていることは、間違いないでしょう。
その反対に、お母さんからいただいた、優しさや思いやり、愛情が自分の中に眠っていることに、今度は気づくようにしてください。

心は柔軟で、いろんな側面があるのです。不安や恐怖心はあってもいいのですが、それが心の中で大きくなると動けなくなるし、小さくなりすぎると暴走してしまう。そこに、優しさや思いやりいあることに気づき(誰でもあります)、その優しさや思いやりを自分に向けて発揮して、不安や恐怖心からバランスよく、心の状態を整えるということを考えてみてください。
それは、あなたが、「自分に思いやりや優しさを向けよう。他人に向けて思いやりや優しさを向けよう、他人から思いやりや優しさを素直に受けよう」と意識することから始まります。
日々、出来るとか出来ないとかにこだわらず、ただ願いを込めて、そのことを意識し続ければ、自分の発言や思考に信じることが起きてくるでしょう。
参考にしてください。

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質問者からのお礼

優しさや思いやりで心のバランスをとる、とは思いつかなかったです。日々意識しながら生きていこうと思いました。親身な回答ありがとうございました。

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