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不幸になりたくないと願ってしまう

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有り難し有り難し 6

初めて質問させていただきます。
下手な文だと思いますがご了承ください。

私は家族とも仲が良く学校でも特に苦しむこともなく、いわゆる「幸せ」と呼べる人生を送っています。

だからこそだと思うのですが最近、自死を願っている人の事を聞くと、
「もしも私の人生に1歩間違いがあったら私もあんな考え方をしていたのかな…」
と、不安になってしまいます。

今、幸せに生きれている事は偶然の重なりです。
もしも、生まれた場所や時間が違っていたら、「死んでしまいたい」と考えてしまう人生を送っていたかもしれません。

自分が本当にそう願ってしまったら、実際にそうしてしまうかもしれません。それがものすごく怖いんです。

もちろん、その考えをしてしまった人達が行動した理由が、そんな人生を望んでいなくて、限界が来てしまったから、という事は分かっています。

ですが、私は寿命までしっかり生きていてほしいです。

すいません、話がごちゃごちゃになってしまったのでまとめますと、

今、私が思っている事は、
「不幸な人生を送りたくない、でも、今その人生で苦しんでいる人に申し訳ないかもしれない…」
ということ、

私の悩みとしては、
「その思いを少しでも和らげてしまいたい」
ということです。

この思いが少しでも和らげられそうな考え方を、たくさん聞きたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ゆっくり見つめてみましょう

拝読させて頂きました。そうですね、あなたが幸せに生きている今この時でも死にたくと思うほどに苦しい思いをなさっていらっしゃる方々、不幸を感じて生きていらっしゃる方々は確かにおられることでしょう。
あなたがもしも一つでも違った状況にさらされたならば今の状況から一変してしまうことでしょうね。
あなたがそのように不安や恐怖を感じることもとてもよくわかります。

私達の人生はそのようにほんのちょっとでも変われば大きな影響を受けてしまうようなはかないものなのですよね。

それには一つ一つ奇跡的な巡り合わせや恵みが与えられているからでもありますよね。

先ずはあなた自身がご自分のそのような足元を見つめていくことが大切なことではないでしょうか?

「脚下照顧」という言葉がありますが、何げなく存在している自分自身や周りの環境や状況についてゆっくりと見つめ直しながら生きることを意味します。
そこから様々なことが思い浮かんでくるでしょう、そしてあなたがこれからの未来をどのように考えて行動していくことが望ましいのかも考えるようになってくるのではないでしょうか?

答えはあまたあるでしょう、人が幸せに生きることとは何か?自分にとって何が大切なことなのか?周りの人達とどのように生きていくことが大事なのか?

せっかくの人生ですからいろいろな方々からもご意見やアドバイスを受けながらあなた自身がしっかりと自分の人生や自分の幸せ、そして皆さんの人生や皆さんの幸せに向き合い考えてみて下さいね。

あなたがこれからも皆さんと一緒に心から豊かに幸せに生き抜いていかれますようにと、心より祈ってます。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

Kousyo Kuuyo Azuma様
暖かい言葉をありがとうございました。

実は、母に同じ相談をしてみた所、似たような答えが帰ってきました。
母いわく、私は今凄く遠慮しているみたいなのです。
「自分のことができて半人前、人のことができて1人前」という言葉がありますが、私はまだ半人前にもなれていないようです。
なのでこれからは、とりあえず日々の中で自分を成長させ、半人前と呼べるようになってから、
人に手を差し伸べれる人間になっていこうかなと思います。

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