非正規で働く
私は間違った生き方をしているのでしょうか?
ずっと非正規で職を転々としてきました。生きがいである演劇のためです。
たとえ演劇メインで食べていけなくても、バイトを複数掛け持ちして必要生活出来る収入を確保しながら演劇と生活を両立していました。社会人サークルでの指導もしていて微々たるものですが演劇での収入もあります。
コロナの影響で副業先が一つ無くなり、新たな仕事を探そうと職探しをしていたのですが、面接を受けに行った先の社長は私の履歴書を見るなり、
『あんた野垂れ死にする。』『アパート追い出されてホームレスになって殺される。』『さっさと実家に帰れカス。あんたのやってることなんて糞。ブスのくせに演劇?笑わせるな。』『せいぜいニュースに出てくるような事件起こさないでねw』などと暴言を吐かれました。そのことにショックを受け、非常に傷ついています。
いままで、いくつもの企業の面接を受けてきましたが、ここまで侮辱されることは初めてでした。
非正規で職を転々としていたことは、そんなに悪いことなのでしょうか。
収入にならなくても生きがいと感じるものに全てをつぎ込み、そのために生きることはそんなに悪いことでしょうか?
初対面の人間に暴言吐かれるような悪いことを私はしているというのでしょうか?
私は誰にも迷惑をかけていません。
どうすれば、こういった上から目線の暴言に耐えられるでしょうか?
絶対に言われたくないことに対して過剰に傷ついてしまう自分をどうにかしたいと思っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今のままで突き進んでください
こんにちは。
この「社長」とやらは、一体何を勘違いしているのでしょうか。
雇用を期待して面接を受けに行った初対面の人間に、面接する側という優位な立場を利用して好き放題のことをあなたに浴びせるとは。卑劣漢と言って過言ではありません。
「生きがいである演劇」の為に情熱を燃やすべく、「バイトを複数掛け持ちして必要生活出来る収入を確保」するというのは、並大抵の努力ではありません。ダブルワーク+本業、考えただけでも凄いことです。
その「社長」に言ってみたい。
それじゃ、お宅はこんな情熱的に生きられるのか、と。
人を値踏みする人間は最低だ、と。
ましてや「暴言吐かれるような悪いことを」あなたがしているはずもない。
そこには、立場を利用して暴言を吐いていもいいという、モラル最低の輩がいたという事でしかありません。敢えて言えば、そういう規格外の変人がいるということが、今後の演劇の役割作りで良いこやしになったと思えばいいのだと思います。
あなたが、その暴言を受けて見直すべきは何もありません。
「上から目線の暴言に耐え」る必要はありません。
全て受け流すか、心のごみ箱に捨て去りましょう。
正面から引き受ける必要性の全くない妄言です。
「言われたくないことに対して過剰に傷ついてしまう自分」と内省を深める必要もありません。こんな暴言を正面から言われて平気な人はまずいないのだから。
「走れメロス」の冒頭にメロスが激怒した、とあります
「かの 邪智暴虐 ( じゃちぼうぎゃく ) の王を除かなければならぬ」と。
ああ、メロスから見えた王はこんな感じだったのか、そういう物語や人を理解する方向でこの度の出来事を受け流しつつ、有用に転化させていくのはいかがでしょうか。
元気を出してください。
あなたは間違っていません。
今のままで突き進んでください。
エールと称賛を送ります
強い言葉での罵詈雑言、さぞかし悔しく怖かった事でしょう。
ご心痛お察しします。
その社長はきっと、自分で物を考えず、言われたことのみを行い、
自らの生活を全て投げうってでも会社の為に働く、
言葉は悪いですが奴隷が欲しかったのです。
社長に突き刺ささったのは、あなたが非正規であるとか劇団に入っていたからではなく、主体的に生きてきたからです。
やりたい事が明確にあり、自分で物を考えて行動できるあなたを恐れたのです。
あなたのように明確な目標を持ち、それに向かって考え行動し、
成功のきっかけをつかめる人が増えると、この社長にとって便利なコマが減り
事業が立ち行かなくなります。
自分の生存戦略には毒となる人材だったので、強力なアレルギー反応を起こしたのです。
あまりに過激な言葉がその証拠です。
あなたは勿論こと、全ての目標に向かって突き進んでいく人々に
エールと称賛を送ります。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
そのように言って頂けて嬉しいです。気持ちが楽になりました。
今まで自分の考え方の癖といいますか『傷ついてはいけない。辛い気持ちになるのは自分が弱いから。弱い自分はおかしい。』と思ってしまい、余計に自分を追い詰めてしまっていました。
辛いと感じた自分は悪くないということがわかってホッとしています。
その社長とは今後一生関わることは無いので、この出来事は心のゴミ箱に放り込み、また仕事探しと演劇を頑張ろうと思います。
暖かいお言葉、感謝します。
ありがとうございました。
松浦様、ありがとうございます。
言われてみれば…社長面接の前に一次面接を担当してくれた社員さん、見学の時にお話したアルバイトの若い子たちは気さくで明るく良い人ばかりでしたが「社長万歳ー!」的な雰囲気がありました。
その会社の事業の性質上、変則シフトで拘束時間が長くなりがち、急に現場に出なければならないこともあるので、「必ずこの日は休みたい」などと言われては困るのかもと。今思えば、一次面接の社員さんの一見柔らかな言葉の端々に滅私奉公的な文言がありました。
最初から御縁が無かった。
合わない会社だったということがわかって良かったと前向きに捉えていこうと思います。
面接の時に良い人演じて、入職してから本性現されるよりはマシだったと。
気持ちを切り替えて、引き続き職探しも演劇も頑張ります。
ありがとうございました。