前を向きたい。前を向いても良いのか
以前質問をさせていただき、少し楽になりました。ありがとうございます。未だ立ち直れないため、もう一度質問することを決めました。
過ちを犯してしまいました。
犯罪になるかも、と認識してから急に怖くなりすぐにやめて、それからずっと苦しいです。
やめた当時は死ぬべきだ、と強迫観念染みた思いを抱いて本気で死を考えました。
こうなって初めて本当は死にたくないことに気付きました。ですが、もう取り返しのつかない間違いをしてしまいました。
悪いことをしてしまったこと、人生を自分で壊してしまったことに苦しくなりました。
普段の自分なら絶対にしないことをしてしまい、慎重に行動することが出来ず、他にも沢山の失敗をしました。
何も言い訳にならず、罪は消えない、してしまった自分が悪いと理解しています。
現在は当時程強い思いはなくなりましたが、あまり月日も経っていないためか、度々思い出しては何もできない程苦しくなります。
それでも生きていくことを決めました。親不孝者ですが、これ以上悲しませるわけにいかない。恩返しをしたいこと。死にたくない、死ぬことが恐いためです。
ただ、これから仕事等でも誰にも言わず隠していていいものか悩みます。自分の罪を話すも話さないもどちらも卑怯だ、不誠実なのではと考えてしまいます。
考え出すと、趣味をやる資格どころか生きていく資格すらないのではないか。生きていていいのかともっと苦しくなります。
影響等を考えると言わない方が良いと分かっています。私の罪は言わなくて良いことですか?言わないことすら罪になりますか?
聞いておきながら本当は肯定されたい、否定されることがこわいです。こんな自分が幸せになってもいいのか、好きなことをしていてもいいのか分かりません。
今は何も出来ない毎日ですが、自殺せず生きていくこと、二度と同じような過ちをおかさないことをまずは大事にしていこうと思います。
乱文になってしまい大変申し訳ないですが、私のような人間でも趣味を、好きなことをして良いですか?
誰にも言わなくていいことでしょうか。騙していることになりませんか?
読んでくださりありがとうございました。
罪の内容はプロフィールに書かせていただきました。
ハスノハにもっと早く出会いたかった。何か変わっていたかもしれない。けれど今、出会えて良かったと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの長所そのままに
こんにちは。
「罪の内容」については読みました。
過去の「罪」を犯したあなた。
そこに悩む現在のあなた。
どちらかを無いものにはできません。
両方ともあなただからです。
私は、両方とも抱えつつ胸を張って生きていってほしい、そう願っています。
「これから仕事等でも誰にも言わず隠していていいものか悩みます。自分の罪を話すも話さないもどちらも卑怯だ、不誠実なのではと考えて」しまう、とのことです。
あなたは誠実ですね。
誠実だから、「不誠実」かもしれない、と悩むのです。
あなたこそ胸を張って生きてほしい。
「卑怯」に怯えるのではなく、「卑怯」でないことを証明する人生を歩んでほしいのです。
人間は誰しも人に言えない秘密を抱えているものです。
あなたにはそう見えないかもしれませんね。
自分が悪くて、他の人は立派に生きている。
後ろ指を指されることをしたのは私だけなんだ、そういう孤独に陥っているかもしれません。
でも、違うのです。
みんなそれぞれ過去にあるのです。
しかし、それを誰彼構わずおおっぴらにはいいません。
何故なら、本当に自分の根幹に関わるようなことは、相手を選んでしか話せないことを知っているからです。
ああそうか、それは辛かったね、私も同じじゃないけどこんなことをしてしまったよ。そう受け止める人もいます。苦しみ、悲しみを知る人、自らを省みる人です。
しかし、その「罪」を聞いて、侮蔑に利用する人間もいます。人を見下げて安心するタイプ、人の苦しみを蜜の味に変えるような人間も残念ながらいるのです。万が一、そういう人に話したらあなたの苦しみは、理解されない人によってより増幅するでしょう。
ここで吐き出すのもいい、或いは仏様に手を合わせて相談するのもいい。
きちんと受け止める用意のある人にこれからも話してください。
あなたの長所そのままに「誠実」に生きていって下さい。
あなたの人生は始まったばかりです。
「趣味」も存分に楽しんで、嬉しい、楽しいをもっと感じて下さい。
あなたは、失敗をしつつ生きる多くの人と同じ一人です。
泣くばっかりではなく、笑っていいのです。
元気をだして下さい。
応援しています。
質問者からのお礼
釋悠水様
回答ありがとうございます。
胸を張って生きていく、簡単ではないと思いますが、そんな風に生きていけたら。そんな自分でありたい、と思うことが出来ました。
こんな私でも肯定してくださるような回答に、心が救われました。
これから先も何度も苦しくなるだろうと思いますが、それでも生きていきたいです。
ありがとうございました。