hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

再婚について

回答数回答 2
有り難し有り難し 17

現在地、再婚に向けて考えている人がいますが、改めて、両親に話をしようとした所、周りからの至らぬ噂で母親が噂を信じてしまい、こちらの話を聞こうともしません… 噂は噂でこちらの気持ちを伝えたくても、逆にふて腐れる始末です…
周りからの聞かされて後から知りたくない気持ちが強く、ならば、籍を入れるので了解をして欲しいっと言っても、まだ早い の考えで矛盾していることが多く、どうすればいいのか分かりません…


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

言葉でわかってもらうより、2人の変わらぬ姿勢を見せていく方が

周りからの至らぬ噂ということは、
お相手のことを知っている人や反対している(悪いイメージを持っている)人がいるということかしら。

親なら、周りからの言葉より、娘(あなた)の言葉を信じてほしいわよね。

もしかしたら、あなたの幸せを思うからこそ、噂でも不信感に繋がっているのかもしれませんね。

籍を入れるということを、急ぎますか?
あなたが、同じことを繰り返して口にしたら、お母さんも聞く耳を持ってくださるかしらね?

まだ早いということは、焦らず様子を見させてってことではないかしら。
言葉でわかってもらうより、彼やあなた2人の変わらぬ姿勢を見せていく方がいいかもしれませんね。

わかってもらいたい人に、わかってもらえないことは、もどかしいわね。
でも、噂なら、いつか誤解も必ず解けるわ。
お母さんが、あなたを応援してくださること、信じたいですね。

{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

とことん幸せの追求を

あなたが幸せになれなさそうでどうして親がもろ手を挙げて賛同できましょうか。
それは愛。親の愛。
その人よりも何倍も連れ添った親子の子供を思う愛ですよ。
お母さんが心底安心できずしてどうして幸せな結婚と言えましょうか。
すぐ隣の人をも幸せにできなければ、新しいパートナーともうまくいきません。
向かい先、導き先は他人任せではなく、あなたが確実に人生における幸せな心の方向性を持っていなければ、本当は結婚もできないのです。他人の人生の時間を共有するのですから。
結婚、再婚は構いませんが、まず、あなた自身があなたのしあわせ、家族の幸せ、親の幸せ、万人の幸せの在り方について一度、本当はどういうあり方であるべきなのかを自分自身に真剣に問いかけてみてはいかがでしょう。
あなたも幸せになりたいはずでしょう。
だったら、エゴの満たしと誤解されるのではなく、人生の念長者である親御さんも安心、納得、間違いないと思えるような対話、会話をきちんとなさるべきでしょう。
あなたに限らず結婚をしたい人たちが求めるべきことは結婚再婚よりもまず、自分自身の人間性の向上や、誤解されない配慮、周りの人たちも安心できるような幸せになれる姿勢なのかもしれません。
心配されてしまっている時点でやっぱり何かあるからではないでしょうか。
恋をしている当の本人さんたちは周りが見えなくなっているので、ご自分の立ち位置をもう一度、過去の結婚のことも反省しつつ、きちんと親御さんを安心させられるように自分が正義にならないことが大事だと思いました。
男女は結婚しても離婚するということはどっちも正義のぶつかり合いなのでしょう。誤解によって結婚し、理解によって離婚するという言葉があるように、再婚をするということはあなたが向き合いたくないことにもきちんと向き合って、絶対に次は同じようなことにならないという柔軟で、理知的で、慎重で、前向きで、間違えのない姿勢が問われているのではないでしょうか。それらにきちんと堂々と胸を張れる態度であれば何問題はありません。
お母さんはあくまで心配をしてくれているだけではないでしょうか。
よって、あなたのお母さんの幸せをも優先する意識をもっていけば、あなたおお母さんも相手もみなが幸せになれるのですから、とことん幸せということのあり方を追求してみることです。

{{count}}
有り難し
おきもち

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ