hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

父の再婚が未だに受け入れられません。

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

去年私の父が再婚しました。
父は私が小学六年生の時に母と離婚し、それから十年以上経っての再婚です。父は単身赴任が多く、学校の大きな行事以外は顔を合わせることはありませんでした。私はその間祖母の家で暮らしていました。
 
私自身、普通の人よりも両親の愛情が少なかったと実感しています。まあ普通の人というのがどういう人を指すのかわかりませんし、私以外の人も同じ様に思っているかもしれませんが、少なくとも私の周りの人達の話を聞くに、私はやはり両親との関係が希薄だったように思います。
思えば勉強を見てもらうこともなかったし、進路の相談をしても今は忙しいからと言われて大した話はできませんでした。
 
それから十年。去年父が結婚しました。相手は私の4つ年上の女性です。
私は十年間、自分のことだけでなく、家族のことにも悩んで気を使っていたのに、自分はさっさと何の相談もなく若い女と結婚してしまって、それからずーっともやもやしています。
何にもやもやしているかも自分ではわかりません。未だに父離れできてもいないことに腹立たしさを覚えます。
 
他人のことも過去のことも、自分ではどうすることもできないことを分かっているつもりでしたが、それでも夜目をつむって色々と考えてしまいます。
夜眠る時、こんなもう過ぎてしまったことを考えないようにするには、どうしたらよいでしょうか。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

想像してもいい

あなたのお父さんは、一人だけ。
どうなったとしても一人だけなんです。いろいろ思ったっていいじゃん。

言いたいことあれば素直にぶつけちゃいなよ。
家庭を壊したい訳ではないけど、娘として今まで思ってきた寂しさや、悲しさなどそのまま伝えられるのも生きているうちです。返事はいらないけど伝えたい。お話できたらスッキリするのではないでしょうか。

本当の娘なんだから遠慮なく甘えたらいいと思いますよ。最後だと思って、おはなししましょう。
吐き出しちゃいましょ。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ