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その回答で更に怖くなりました。

回答数回答 3
有り難し有り難し 73

僕はこの前、呪いの動画を見て怖くなったと質問した者です。
 改めましてご回答ありがとうございました。ですが、僕が一つ余計僕を不安にさせてモヤモヤさせられた回答がありました。それは、「怖いままでいい」「いつ死んでも良い」という回答でした。僕はそれをみた瞬間、一気に不安が込み上げてきて正直頭がクラっときました。
これだけ僕が怖がってるというのに怖いままでいると、これからの生活に影響すると思いますし情緒不安定になると思います。それなのにも関わらずこれから怖いまま生きていかなきゃいけないんですか?もしそうなったら親不孝とかもありますし周りの人も悲しむじゃないですか。遠くの人と繋がりがある人とも音信不通になる。極楽へ行こうと地獄へ行こうとそんなの不安です。
その回答の追記コメントでも納得できずた言っちゃ悪いですが、だただその回答は僕を悟らせてるみたいでした。本当に的外れです。
僕はもうどうしていけばいいかわからなくなってきました。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人の善意の助言ボールは善意のキャッチャーミットで受け止めよう

物事は善意をもって受け止めようよね。
あなたもあなたの悩みを治そうとする気が本当にあるのかどうか?
あなたに努力が無くて他人の言葉まかせで自分が100%納得できる理想的な言葉やシチュエーションを他人期待したり、求めてはいかんでしょ。♡
ここの坊さんたちはみんな無償で「あなたが相手に良かれと思って」言ってくれてるの。あなたを良くしてあげたい、あなたがもっと大きな心になってほしいと思って言ってくれてんのよ。♡
あなただって、相談された人に「これが僕はイイと思うよ」と限られた文字制限の中で善意で助言したあげたのに、相手が真逆に受け止めたり、こっちが言わんとする方向とはまるで違う否定的な受け止め方をされたら哀しいでしょう。そうじゃないのに…、と。
そこでナイスキャッチができるようになりましょう。
人生は何事もナイスキャッチとナイス善導なの。ナイス善導とは、この自分の心のリアクションも向かわせ先もこの上ない最高の「持ってきかた・運び・みちびき」をすること。

人間世界のあらゆる悩みや苦しみというものは病気を治すように、病気の症状を監査する薬もあるけど、病気の根本の治療も大事なのよ。(*´💋`)ね?
生活習慣が悪い人は、薬で治してもすぐ再発する。だから、あなたの場合は何回か同じようなことで悩んでいるから、その毎回毎回の治療よりも、根本を正さないと治らないから前回回答してくれた方は「善意」であなたの根本の思考のベースを正してくれようとしてくれたんじゃないのかしら?それも善意で。でも受け取るあなたがそれを悪く受け止めたり、心を悪くするように受け止めるということは、どっちも救われないじゃないですか。そういう所にも目を向けてみようよ。👦👧
そうすると、人の言葉もそうだけど、ネットの情報も、アドバイスも、薬も勉強も「そこで本人がどう学びにするか」が大事なのですよ。

私ども禅宗僧侶は修行の際に自分の心に深く向き合うことで人間の心がむかう微細な心理にも向き合うことができます。沈黙して壁に向かって何もしてないように見えるかもしれませんが、他の事の一切を休めて自己に向き合っている分ものすごく大きな人間心理の学びをやっている姿ともいえるのです。
あなの今のやるべきことは、もう一度過去の回答を読み直して、その際に自分の小さな解釈を優先せずに心をいい方向へ導くように「あなたが」努力すること。

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有り難し
おきもち

自分の責任で、自分に染みこませていってください

過去の質問も含めて読ませていただきました。

漠然とした恐怖に正面から向かい合い、それにくじけそうになっているのですね。
心中お察しいたします。

さて、ハスノハで何度も質問されておられるようですし、回答する僧侶の方にも尊敬と信頼を抱いておられる様子が見受けられます。
しかし、その信頼故に必要以上に依存しすぎておられませんか?信頼することと依存することは全く違います。

ハスノハに質問してから自己解決するまでは、2つの段階があります。
1つ目は、僧侶から回答をいただく段階。ここは各僧侶が、自身の経験や知識をもってご自身の責任で回答させていただきます。
2つ目は、その回答を自分に染みこませる段階。これは質問者様が、各人の責任において行うものです。そして、これが最も大切なことです。

つまり、どのアドバイスをどのようにかみ砕いて自分にはめていくか、それは各人の責任に他ならないのです。そこまで回答された僧侶の責任にするというのは、自分自身の人生に対する責任を放棄して、あまりにも僧侶に依存しすぎていると言わざるを得ません。
また、どれほど珠玉のアドバイスを受けたところで、自分にそれを染みこませる努力をしなければ、そのアドバイスはRyukiさんにとってただの空虚な言葉となりましょう。それでは何の意味もなさないのです。

アドバイスをどのように受け止め、どのように消化するか、そこをしっかりと考えてください。その作業を怠りアドバイスを求めてばかりでは、何も解決しませんよ。

また、質問で文句を言われている回答についてですが、おそらく「自分の凝り固まった思考を柔軟にしてみては?」という意味の回答ではないでしょうか。
Ryukiさんは恐怖を正面から受け止めて、それに抗えずに悩んでおられます。じゃあ正面から受け止めるんじゃなく、斜めから・後ろから受け止める(見てみる)ことをしてみてはどうか?見る角度によって物事は様々に変化しますよ。
ということだと思いますよ。

いつまでも同じ思考で悩むと言うことは、自分が一番正しいと心の中で思い込み、他人の意見を受け付けない状態なのです。その「自分が一番正しい」という独りよがりの考えを改める努力をし、今まで回答してくださった僧侶の素敵な回答を自分なりにかみ砕いて、自分に染みこませていってください。

何か少しでも参考にしてみて下さい。

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おきもち

京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお...
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恐怖を出したり引っ込めたり自由自在に

迷信への執着は誰にでもある煩悩です。
呪いを信じてしまうのも私達の煩悩なのです。
悟って迷信への煩悩を滅しないかぎり、怖くなる可能性はあります。
しかし、悟らなくても恐怖とうまく付き合って生活する方法はあります。
その方法とは、怖がる時間を短くしたり、怖がる回数を減らすことです。
前回の回答と重複しますが、心は無常であることを理解しましょう。
24時間途切れずに怖がる必要はありませんよね。
呪いのことを考える回数を減らし、思い出してしまったときには速やかに別のことを考える(念仏や瞑想に集中するなど)ようにしてみてください。
日常生活で呪いのことを思い出してしまって怖くなったら、「これは煩悩による妄想雑念だ」と確認して、速やかに他のことを考えるようにしてください。
恐怖を出したり引っ込めたり自由自在に操る達人を目指しましょう。
その準備体操として、レモンか梅干しの味を思い出して唾液を増やせるかやってみましょう。
思考が身体に変化をもたらすことを体感してください。
恐怖も脳内分泌物みたいなものでしょう。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

丹下様
ご回答ありがとうございます。
それが何回も読み直しました。だけど全然できてなかったんです。

藤川様
ご回答ありがとうございます。
はい、考え直してみる事にします

願誉様
ご回答ありがとうございます。
怖がらないように努力してみます。

追記
この前はせっかくご回答してくださったのにも関わらず正しい教えを非難するような事を言ってしまいすみませんでした

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ