自死してしまった娘に会いたい
亡くなった娘は3年前ほど前から摂食障害、うつ病になり苦しんでいました。
最近は彼氏もでき笑顔もふえ良くなってきているとばかり思っていました。
精神科の先生も良くなってきていると思っていました。
でも違いました、学校、バイト色々な事が辛くその話で私とケンカした後に自死してしまいました。
ケンカさえしなければ全部後悔しかありません。
最近の私は仕事、自分の病気で疲れたばかり言っていました。
娘の事をしっかり見れてなかった。
後悔ばかりです。
娘に会いに逝きたい。
私には亡くなってしまった娘の兄妹がいます。
この子達を置いては逝けないと思いつつ逝きたい気持ちでいっぱいになってしまいます。
娘に会いに逝って謝りたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
喧嘩できる仲だったからここまで生きてもらえた
お子さんが自死なさっただけでも消えてしまいたいほどお辛いのに、まして喧嘩の直後に亡くなったのですから、ご自身を責めてしまわれるのは無理からぬことです。本当にお辛いですね。私があなたの立場なら同じく自分をすごく責めます。
ただ、じゃぁ、喧嘩しなきゃよかったのか、というとそれも違うと思うんです。日本の臨床心理界(カウンセラーさんたち)のトップだった河合速雄さんに対して、NHKのアナウンサーさんが、カウンセリングの手法を親子関係に取り入れた方がよいか、と尋ねたことがあります。
すると、河合さんは、いや、それは違う。親子関係というのはむき出しの、感情をぶつけ合うものです。「コラッ、勉強せんか!」と怒鳴りつけるような、人間と人間のぶつかり合いなんです。そこにカウンセリングを持ち込むのはよくない。上記のようにおっしゃいました。
あなたは、お子さんに気を遣いながらも、人間と人間との嘘偽りない関係を築いておいでになったんです。だから喧嘩できたわけです。つまり正常でよい親子関係をお作りになっていたんです。喧嘩できるということは、相手との関係が成立しているからで、言い方をかえると喧嘩もしないような人間関係はすでに崩壊してしまっているということです。私は、実は、家内と喧嘩しなくなっていますから、本当にそう思ってこの文章を書いています。
お子さんにはお子さんの世界がおありになった。お子さんのお悩みや苦しみは親としてのあなたの守備範囲をこえており、あなたがどんなによい親であったとしても、そのすべてを解消してあげることなんて不可能だったでしょう。誰にとっても生きにくい時代なんですから、あなたも私も自分が生きることに凄くエネルギーを使っている。そのうえで子供を育てなきゃならないのですから、絵に描いたような理想の家庭なんて作れない。お子さんが自死されるほど苦しまれれたのは、こんなこと言ってはいけないかもしれないけど、当然ともいえる社会状況だといえます。
したがいまして、表題に申しました通り、喧嘩できるほど深い親子関係をあなたが築いておられたからこそ、ここまで生きて下さったということが言えるのではないでしょうか。本音とホンネをぶつけ合うことができる、遠慮せずに感情をぶつけ合えるよい親子関係がお子さんを生かしてきたといえないでしょうか。後悔はなさっても間違っていたとは言えないと思います。
娘さんはいつも見守っています
拝読させて頂きました。
大切な娘さんが突然お亡くなりになりあなたは深く悲しんでおられることでしょう、そして娘さんへの様々な思いがつのり深く後悔なさっておられることでしょう。あなたのその悲しみや後悔の深さははかり知れませんけれども心よりあなたのお気持ちをお察しします。
娘さんが必ず一切の迷いや苦しみからも救われて心安らかになります様切にお祈りします。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
娘さんは速やかに仏様に導かれて一切の迷いや苦しみからも解放されて心から安らかになります。娘さんは先に往かれた親しい方々やご先祖様方があたたかく迎えて下さいます。仏様のもとで娘さんはご先祖様方にあたたかく囲まれて穏やかにそして心清く何の憂いも無くなり、円満にご成仏なさっていかれます。
娘さんはこれからもあなたやご家族の皆さんのことを優しく見守り続けて下さるでしょう。
娘さんとあなたやご家族の皆さんとのご縁はこれからも永遠に続いていくのですからね。
あなたのその悲しみや後悔は消えることはないでしょう、どうかその思いを娘さんにお向き合いなさり、心からご供養なさりながらありのまま娘さんにお伝えなさって下さいね。娘さんはあなたのその思いを全て優しく受けとめ受け入れて下さいます。そしてあなたを心からなぐさめて下さいます。
娘さんの詳細なことはわからないですけれども娘さんは己の与えられた人生を一生懸命に生き抜いていかれたのではないでしょうか、娘さんはとてもつらい思いを抱えていたでしょうけれど精一杯あらん限りの力で生きていかれたのではないでしょうか。
娘さんは皆さんを心から愛していたでしょうし、それは今でも変わることなくあなたやご家族の皆さんに注がれているのです。
そして娘さんはこれからもあなたやご家族の皆さんと一緒に生きていかれるのです。あなたの人生もこれからも娘さんやお子さん達と共にあるのです。
いつの日かあなたがその天寿を全うさなる時には必ず仏様がお導きなさって下さり、娘さんが沢山のご先祖様方を連れてあなたをあたたくお迎えになさって下さいます。そして再会し喜び合い分かち合うことでしょう。そして娘さんと一緒に心円満にご成仏なさっていくのです。
あなたやご家族の皆様がこれからも娘さんとのご縁を大切になさりながらお互いを思いやり心から豊かに幸せに生きていかれます様切に祈っています。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
涙がとまりません。
これからも娘と共に生きていこうと思えるように踏ん張ります。
後悔しても間違ったとは言えないと思いますと言って下さって少し心が落ち着きました。
とても有難い気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。