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夫への束縛を辞められない

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有り難し有り難し 17

誰にも相談出来ず毎日苦しいので相談させていただきます。

夫とは再婚で子供はいません。結婚前から夫への束縛が始まりました。束縛の内容は休みをほぼ合わせる、GPSを追跡する、携帯をチェックするなど。束縛する事になった理由はこちらです。

①二股していた→相手が彼を脅していたらしく、私と結婚したいとの事で警察に助けて貰うよう助言し責めることもしませんでした。私を選んでくれたのでそこまでショックは受けませんでした。
②300万程借金していた→借金理由が曖昧で怪しい点はありましたが結婚したら2人の問題になるので私が借金を全て返済しました。
③風俗に通っていた→1番ショックでした。
性欲があまりないと言っており、私との性生活もあまり積極的ではなかった為。

しかし彼を失う方が辛いので全てを許し結婚し、もうすぐ1年が経とうとしています。最近までは本当に仲良く暮らしていました。不安も徐々になくなりGPSや携帯を見る事もなくなっていました。

しかし最近クレジットカードの引き落とし額が異様に高く、怪しいと思い色々チェックしたところ、月に1度風俗に通っている事が発覚しました。5月から3ヶ月連続で。会社に嘘をつき遅刻してまで通っている日もありました。普段はとても仲が良いだけにあまりにショックでした。愛する夫が風俗嬢と、、と想像するだけで吐き気がします。
想像したくなくてもしてしまうのです。

夫を問い詰めたところ最初は開き直っていましたが、変わる努力をすると約束してくれました。本人は風俗通いする理由が自分でも分からないらしく、たまに行きたい衝動に駆られるそうです。はっきり辞めるとは断言出来ないみたいです。

私は過去に卵巣癌を克服し、最近不妊治療中に子宮体癌が発覚し、不妊治療は中断し現在癌の治療中です。
子宮体癌が発覚してからはまだ風俗は利用していないようですが、妻がこんな時に本当に最低だと思ってしまいます。

発覚した日から束縛が再燃してしまいました。クレジットカードも取り上げました。
本当はこんな事したくないのですが、幾度となく裏切られ、夫を信用出来ないのです。
それでも愛しているのです。

束縛する事で夫の気持ちがどんどん離れていくのではないか、このままで幸せに暮らせるのだろうか、私はどうしたら良いのかと日々悩んでも答えが見つからず辛いです。
助言をいただけると幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「好き」と「信用」、結婚生活に大切なのは?

質問読ませていただきました。

さて、ご主人を信用できないから束縛してしまうとのことです。ねこさんの質問を伺う限りにおいては、同じことをされたら私も相手を信用できなくなるでしょう。
しかし、信用できないからといって徒らに相手を束縛したからといって、それは相手への信用とはなり得ません。崩した信用を再び構築するには、長い月日をかけた不断の努力が必要です。
つまり、ご主人が本気で心を入れ替えて、妻の信用を再び得るための努力をしなければいけないのです。そうでなければ、ねこさんはずっと同じ思いを抱えながら生きていかなければなりません。そして束縛が続けば、おっしゃるように相手の気持ちが離れてしまうことも十分にあり得るでしょう。

また、結婚生活は「好き」だけでは成り立ちません。二人で苦楽を共に歩んでいくものですから。そこには、相手への尊重や思いやりといったものが必要です。そしてその積み重ねが「信用」となるのです。
それがなければ、どんなに好きでもいつかは破綻してしまいます。冷静に考えて、今の状態のまま、あと何十年もやっていけると思いますか?

これらのことを考えたなら、きっちりとご主人の気持ちを確認することが必要でしょう。これから先、ねこさんと共に歩んでいくつもりがあるのか。夫婦の信用を築いていくつもりがあるのか。
場合によっては「もし約束を破ったら次は離婚する」くらいの覚悟を見せないと、心を入れ替えないことも考えられます。一度全てを許されたことで、ねこさんに甘えて「また許してくれる」と軽く考えていることもあるかもしれませんので。

何にせよ、相手を縛って自分の思い通りにすることは出来ません。大切なのは「これから相手がどうしたいのか」です。それによっては、ねこさんも覚悟が必要になりますよ。
もし本気でねこさんと一緒にやっていきたいけど、全てを失う可能性があるのに風俗通いが辞められないのであれば、セックス依存症かもしれません。依存治療の病院を探して、一緒に治療にいそしむことも1つの方法かもしれません。

少しでもご主人へのストレスを減らして、自身の病気の治療に専念してくださいね。
回復されること、心よりお祈りしております。

何か少しでも参考にしてみて下さい。
必要ならばプロフィールを参照いただき、メールにてご連絡くださいね。

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