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高校生進路が決まりません

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有り難し有り難し 9

高校生2年生なのですが、進路について相談させて下さい。

現時点での進路の状況が全く決まっておらず、色々な事に頭が追いつかず焦っています。

自分で問題だと感じているものは2つほどあり、1つ目は金銭面での不安、2つ目は自分の勉強面です。

まず1つ目の金銭面ですが、地方の小さな飲食店であり、もともも収入は右肩下がりでしたが、コロナ禍によって収入が激減してしまいました。対策をとっても現在非課税対象ギリギリのラインをさまよっています。
なので、一人暮らしになった際仕送りは頼れない状況です。もちろん就職以外の選択肢になった場合バイトはするつもりですし今もしていますが、学費と家賃を1人でまわして行くことは難しいと考えてしまいます。
お金も時間もない暮らしを1人で…と思うと不安で仕方ありません。甘えだとは理解しているのですが、正直辛いです。

次に2つ目の勉強面になります。
中学の時に精神及び体調を崩してしまい1年以上授業を受けることができませんでした。なので不登校や勉強のできない人向けの高校に現在通っています。学校自体は自分で決めて、楽しく通えています。
勉強に本腰を入れてる学校ではないので、成績や評定は良いです。しかし基礎が抜けていたり、大学受験で必要になる理系の科目をとっていません。
そして何より勉強する意欲がない事が問題だな、と感じています。進学するなら勉強するしかないとは重々承知なのですが、淡々とした作業で、なりたい職業も決まっていないので苦痛です。
大学に入学して決めればいいと言われますが、したい事が決まらないのに大学受験の勉強をし直すのも意欲が湧きません。しかし専門で学びたい事が決まっている訳ではないので、選択を迫られます。
本当に情けないお話ですが、どちらにするか一向に決まりません。

上記の2つが主に悩んでいる部分になります。

本当に甘えた未成年で呆れられてしまうかもしれませんが、どの道も辛いと感じてしまいます。
地元就職では社会経験無しでのスタートであり高卒なので収入に困るかもしれないし、進学にしてもまず夢も勉強も収入も追いつかずです。
どの道でどの苦労をするか、どれが必要な苦労でどれが不必要な苦労なのか分かりません。

お恥ずかしいことに分からない事だらけで相談させて頂きました。文もごちゃごちゃですみません。

長文かつ伝わりにくい文で失礼しました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

現実的に考えると

こんにちは。

「甘えた未成年で呆れられてしまうかもしれません」と書いてありますが、全くそんなことはありません。現実的に状況を考えたうえで、どうやって将来を見定めていくていくかを真剣に考える若者そのものです。自分を必要以上に否定しない、これは冷静な判断をするときにとても重要です。

金銭面が不安定であるということと、「したい事が決まらない」「専門で学びたい事が決まっている訳ではない」という見通しの不安定さを両方抱えているのですね。この両方のことについて、ご両親と相談されましたか。また、ご両親はどう言っておられたのでしょう。

本来「したい事」「専門」が決まらない、あるいはないのなら就職する、それも一つの判断でしょう。一方、何となく大学に行ったけれども、そこでとても大切な分野、人に出会うということもありますから、一概に否定すべきでもないと思います。

ただ、現状で経済的に親御さんからの援助が期待できず、学びたいことが特に決定していないのに「一人暮らし」を前提とした大学選びはかなり計画的に困難だと思います。学費+生活費は、相当な決意がなければできません。

自分の目指す学問、分野を是が非でもやりきりたいという決意。
しかも、それは「一人暮らし」をして遠方に住むほどに、ここにしかない学科(専門)、特にあこがれの先生がいる。例えば、宇宙工学など一般的にはない学科、非常に話題の作家でもある文学の先生、特定の分野の研究で日本有数の機関がある。一方、文学、教育学、法学、経済学、経営学などはお近くの大学があるはずです。

こういう地元になく、「一人暮らし」でなければ得られない環境を求めている場合に「一人暮らし」は現実的に考えるべきでしょう。あなたの決意さえあればできることですから。

しかし、そういう特別な理由がないのに、敢えて「一人暮らし」を選択するのはあなた自身の将来を非常に不安定にしかねません。

もし、大卒という学歴が将来に必要だから、という理由ならば通信教育があります。私は、通学課程とは別に通信課程でも卒業しました。通学よりも三分の一以下の学費でできました。あなたの経済面を考えると、アルバイト等で学費をねん出しながらご実家で通信で学ぶ、これが現実的かなと思いました。

どうぞお大事に、高校生活を充実したものにしてください。

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釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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自分の選択に覚悟と責任を!

質問読ませていただきました。

さて、お話を伺う限りにおいては、選択肢は2つではないでしょうか。

1つ目は、学費や生活費を工面しながら大学か専門学校へ行く、です。専門学校や短期大学は、将来の目標がある程度決まってる人が専門的に勉強しに行くものですし、短期間に詰め込んで資格取得などを目指すので、バイトをしながらというのは
とても難しいでしょう。
ですから、4年生の大学になるかと思います。学費などは、奨学金制度を調べてみてください。ただし、成績優秀者への奨学金の給付ではなく、一般の人は学生ローンとなります。その場合、お金を返さなきゃいけません。大学卒業時に、数百万円の借金を背負ってのスタートということは忘れないでください。このローンが返済できずに裁判所になる事案も増えていることから、しっかりとした覚悟がなければ返していけないことは想像に難くありません。
また生活費については、バイトなどで工面することになるでしょう。ここでも、バイトに精を出しすぎれば、学業が疎かになります。大学に行ったのは良いけど、特に何も学べずバイトばかりやっていて、さらに奨学金のローンが残った、という人だって珍しくないのです。
ですから、大学に行くなら行くで余程の覚悟がないと、周りに流されて後悔することになりますよ。

そして、「何としてでも大学に行って、勉強して夢を見つけるんだ」という確固たる意思を持てれば、入学に必要な勉強も頑張れるでしょう。自分の夢のためなら、人は頑張れますから。
しかし、勉強が手に付かずにやる気も起きない・・ということであれば、小林さんの大学に入りたいという意思はその程度ということです。無理に大学に行って苦労する必要はないんじゃないですか?

2つ目は、就職することです。私の幼なじみは高卒で就職してますが、働きながら必要な資格も取得していき、着実にキャリアアップしていってますよ。
結構な給料もいただいて、結婚もして悠々自適に暮らしています。
もちろん、高卒とのことでハンデもあったでしょうが、努力で乗り越えてきたようです。

もちろん最終的に選ぶのは、小林さんです。自分の人生は自分で責任を負う覚悟が必要があります!

何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。

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