転職のことを親に言えません
地方の田舎出身で、昔から田舎を出て広い世界を見て生きていきたいと思っていました。大学進学の際に、地元に戻ってくることを条件になんとか関東の大学に行かせてもらい、そのまま東京で就職しようと思っていましたが、地元に帰る約束だったこと、親から「東京で就職するなんてだめだ、愚かだ、すぐに嫌になって地元に帰りたくなるんだから帰ってきたほうが身のためだ」と言われ、親が言うことに間違いはないはずだ、私のことを思って言ってくれてるんだ、と思っていましたし、約束を破る親不孝な子供になりたくなかったのもあり、泣く泣く田舎に帰りました。
地元の中では「素晴らしい」と言われる仕事につき、働いていますが、私はやりたかった仕事では全くないため、全く誇らしくなく、また田舎に帰ったことで負けた気がしてしまい、「頑張って勉強した結果がこれか」と思ってしまいずっと惨めな気分で生きています。
都会>田舎というのは短絡的な考え方であり、都会が楽しいのは若いうちだけというのもわかっています。それでも、このまま閉鎖的で衰退しゆくだけの田舎で人生を終えるのは嫌だと思う気持ちは変わらず、東京の会社への転職活動をし、自分が心から働きたいと思える職に内定をいただきました。
転職活動をしていることは親も気づいていましたが、不機嫌になっていたため、転職先が決まった今でも言い出せません。
新卒の時も東京で働くなんて絶対だめだ。としつこく言われたため、数年経った今許してくれるとはとても思えません。
親不孝なことはわかっています。なるべく頻繁に帰ってきてできることはしようと思っていますし、日本国内にいるのですから、そんなに遠いとも思いません。一人娘で近くにいてほしいのもわかりますが、それでも自分の人生、自分のいいように生きたいですし、後悔したくありません。親に反対されても転職するつもりですが、言いくるめられてしまい決断がゆらぎそうですし、親を失望させてしまうこと、いつものように私の考えは間違っていると否定されることが怖くて自信がなく、どうしても言い出せません。情けないですが、どうしたら親に言う決心がつき、説得させられるでしょうか。
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ひとそれぞれ好みがありますから
田舎でかなりよいという就職口を得ることができ、さらに都会の会社から内定をもらわれたのですから、かなり優秀な方なのでしょう。
助言になるかどうか分かりませんが、世の中は急速に変化しており、将来どうなるか誰にも分かりません。そのなかで確実に分かっている日本の将来像は人口がどんどん減っていくということくらいですね。それから経済がどんどん衰退していくのもほぼ確定でしょう。人口減少には神風は絶対に吹きませんし、経済成長は神風が吹かない限りありえない。
そうすると、いまの人もうらやむような仕事をして田舎で暮らすにせよ、都会に出て内定をもらった会社で働くにせよ、この先どうなってもやっていけるように計画し実行していくことですよね。
いまどうしようか、と考えて悩んでおられるなら、20年先、30年先を見据えてどう行動するか視点を先にもっていっては如何でしょう。そこから逆算したらよい決断ができるし、数字は出てるわけですから自分もご両親も納得しやすいし、納得させやすいと思います。
質問者からのお礼
アドバイスをいただにありがとうございます。
感情的になっていて、先を見通す視点が欠けていたと思い、一度冷静になって20年後、30年後に目を向けて、自分の中で考えを整理することができました。
これからも客観的に様々考えて生きていきたいと思います。ありがとうございます。