はじめまして。
先日交際して4年になる彼から、ありがたいことにプロポーズをして頂きました。
彼が緊張のためタイミングを逃してしまったからか、なぜか住宅街の空き地でのプロポーズでしたが、
彼の気持ちが伝わりとても幸せでした。
ただその際に婚約指輪などの準備はなく、
プロポーズに憧れがあった私は、
「婚約指輪はいらないから、プロポーズの記念に花束が欲しい」と
彼に後日お願いをしました。
昔から欲しいもの、して欲しいことを伝えるのが苦手で、
お花をお願いするのも非常に迷いましたが、自分なりに勇気を出して伝えたつもりです。
ですが、その後いくら待ってもお花のプレゼントはありませんでした。
これほど大切な時のプレゼントでも労力を惜しまれてしまったことが悲しかったです。
ですが、婚約記念品もう諦めて、
自分がこれからより幸せになれることを考えよう。
と決意して気持ちに蓋をすることにしていました。
その中で先日、彼と結婚指輪を見に行きました。
すると、男性が一人で緊張しながら店内で指輪を選んでいる様子を見て、彼が、
「あんなに緊張して男らしくない」
と発言しました。
彼女を喜ばせるために懸命に努力している人を見て、
小馬鹿にするような態度を取った彼を見て私はとても腹が立ち、
このまま彼と結婚してしまって良いのか、と悩んでしまっています。
両親にも婚約指輪の準備も怠るような男に娘を嫁がせたくないと反対されています。
このような気持ちのまま結婚してしまって良いのでしょうか。
また、彼の状況としては、
私よりも5歳年上で、年収も平均以上あるため金銭的に困窮しているわけではありません。
先日も趣味のグッズに数万かけて買い物をしていたくらいです。
ただ、プレゼント選びが非常に苦手で、
誕生日プレゼントなども選んでもらったことがありません。
いつも一緒に通販サイトを見て、私が指定したものを購入してくれます。
性格は穏やかですが、
金銭的にはシビアで結婚式にも反対するようなことを遠回しに話していました。
普段は一緒にいて楽しいのですが、
上記の面で大切に思ってもらえていないのでは?と感じてしまっています。
私は子供を持ちたいため年齢的なことも気になっています。
ぜひご意見を頂けますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんにちは。
私は一読したところで、彼氏さんに対して二つのことを分けて考える必要があると思いました。
一つは、彼が実質に重きを置いて、形式的なことを重んじないという傾向性です。
特にこれは男性に多い傾向ですが、役に立つ、得である、形が残る等の目に見えた実用的なメリットがない限り、これを意味のないものとして退ける考え方があります。例でいれば、お菓子を包む包装紙は意味のないのものである、という考え方です。
一方、概して女性は、お菓子自体の美味しさもそうですが、包装紙やリボンにも価値を見出す傾向にあります。きれいとか、感動的とか、工夫されているなどの細部に価値を見出すものです。
彼は、「金銭的にはシビアで結婚式にも反対するようなことを遠回しに話して」いるというところはこんな背景があり、「婚約指輪」「プロポーズの記念に花束」ということも、どちらかといえば包装紙やリボンのような感覚で必要性を特に感じていないのかもしれません。だから、「その後いくら待ってもお花のプレゼントはありません」なのでは。
つまり、お二人の場合、その男女の一般的な違いが極端に表れているのではということです。これを結婚するかどうかの分かれ目にするか、ここには一定の留保が必要でしょう。
二つ目には、「小馬鹿にするような態度」です。
これは、先のような男性一般に見られがちな価値観の問題ではなく、パーソナルな人格的問題です。この一軒だけだと判断ができにくいですが、そのほかに思い当たることがありますか。それらの点と点がつながって、線になり、線が立体的な図形になるのであれば、これは単なる気のせいではないでしょう。
しかし、彼自身も「プレゼント選びが非常に苦手」であり、彼自身も実は緊張していたり困惑していたりで、同じような立場にいる人を揶揄することで心を落ち着けるというミスをしてしまった、そういう弱いところがあったというだけなのかもしれません。もし、あなたがこの一点しか人格的な問題発言を見出せないのであれが、それは彼の弱さとして受け止めてあげ、望ましい方向に導いてあげることも必要でしょう。
以上、二点を別々に整理して考えて、総合的に判断してください。
お言葉ありがとうございました。
2つの問題が混在していることに自分では気づけておりませんでした。
改めて振り返ると、
指輪を買いに来た男性を揶揄するような発言は非常に彼らしからぬ発言でした。
それが弱さによるものだとは気づかずハッとさせられました。
もう少し彼と向き合いながら、
将来について考えたいと思います。
この度は誠にありがとうございました。