おばあちゃんに会いたいです。
初めまして。先月より祖母が急に弱ってしまい入院をしてしまいました。
もう食べることもできず、
点滴でのみ栄養を補給してる状態で、
意識があるのが奇跡だと言われています。
86歳で、認知症はなく会話はできるのですが、まだ頑張って生きてるのにコロナ禍のため病院での面会が叶わず、会うことができないのが辛くて悲しくて涙が止まりません。
今出来る最低限のことで、入院してから2回、
伝えたいことをしっかり手紙に書いて看護士さんに渡してもらいました。
祖母が直接読んでとても喜んでいた、と聞いてとても嬉しかったです。
会いたい気持ちが止まりません。
もう覚悟はしています...。
だけど、結婚前は実家で同居してたので、小さい頃からよく遊んでもらったり、旅行に連れてってもらったり、思い出が沢山あり過ぎて、何かと心配してくれた祖母がいなくなるのを考えるだけで本当に辛いです。
いつも優しくてニコニコしてて、感謝の気持ちを忘れない祖母なので、病院でも先生に恵まれ看護士さん達からも大変親切にしてもらっていたみたいです。
まだこのまま居させてもらえたら安心だったのですが、そうもいかず...昨日から一般診療もある療養病院へ転院することになりました。
心配が尽きないです。
もっと実家に帰ればよかった、もっとお話しすればよかった、一緒に写真も撮りたかった...と後悔が溢れてきます。
祖母は心配症で伝えないと気が済まないタイプなので、私も日常で「わかってるよ〜」とイライラしてしまったこともありました。
今になって、祖母から教わったことがいかに大切なことだったか実感しています。
ただただ元気になって帰ってきてほしい。
何をしていても集中できず、
胸が苦しいです。
たとえお迎えが来たとしても、
いつかまた会うことはできるでしょうか...?
来世も祖母の孫として生まれたい。
今はどのような気持ちでいればいいのでしょうか?少しでも強い気持ちを持ちたいです。
長々と申し訳ございません。
どうかご意見の程いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お祖母さんのことを胸に生きることも、出会いです。
本当にお祖母さんを大切に思っているのだなと伝わってきました。お祖母さんと会いたいがコロナで会えない状況が続いている。そして、このまま別れることも覚悟している。例えお迎えが来ても、また会えるのか?どのような気持ちでいればいいかという事なのですね。
まず思った事は、コロナで会えない中でもあなたは心のこもった手紙を出し、それをお祖母さんが喜んだという事。あなたの思いはすでに十分伝わっていると思います。今会えないという事なのですが、例えば、I pad等で、看護師さんを通して少しでもお話させていただく事は出来ないでしょうか?ワガママだと思わずに、無理を承知でお願いしてみても良いと思いました。
そしてもう一つ思ったのは、実は私たちは、毎日毎日今日が最後かもしれない人生を生きているという事です。お釈迦様は諸行無常と言いました。あらゆることは移り変わる。私たちはそれを忘れて、また明日も明後日も来年もあると思って生きている。だけど本当は毎日が最後かもしれない出会い。その事をあなたの相談を読んで改めて教えられました。しかし、あなたは毎回その時その時の精一杯の愛をあなたなりに伝えていたはず。それは言葉に成らなくても、お祖母さんに伝わっていると思います。ですから、お祖母さんはあなたの愛をもう十分感じていると思う。
ただ問題は、あなたの心が納得いかないという事なのだと思います。人の想い方は、その場で会うだけではないでしょう。遠く離れていても、想い合うという事があるはず。あなたが、元気で生きていく。お婆ちゃんに教えてもらったことをあなたの人生で大切にしながら生きる。お祖母ちゃんのことを思う時そこに一つの出会いがあります。それがお婆ちゃんを思い、大事にすることになると思う。お婆ちゃんがいないとダメだ…とめそめそ生きることを彼女は望んでいないでしょう?
浄土真宗の教義では、亡き人は教えとなって私たちの所にいつでも到来していると言います。具体的には、本当に大切なものに目覚めてくれという呼びかけとして働いてくれています。ですから手を合わせる所に、亡き人と出会い直すという事があるのです。また、死後には浄土という仏様の国で再び再会するとも説かれます。すでに字数もないので、(字数制限があります)この件に関してはもっと聞きたければまた質問頂ければと思います。中島岳志氏や若松英輔氏の死者論も参照下さい
質問者からのお礼
大変温かいお言葉をいただきありがとうございました。今の心境に的確なアドバイスをいただけて、感動しています。
本当に普段忘れがちですが、一日一日を迎えらることに感謝しながら大切に過ごしていきたいと思いました。
そして、私が悲しくて毎日泣いていることは確実に祖母は望んでいません。。
これからもずっとずっと心で繋がっていると信じています。
明日、病院にも何とかお話しできる方法はないか聞いてみます。教えていただいた死者論もゆっくり調べてみたいと思います。
本当にありがとうございました。
死後についても続けて質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。