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謝罪は断られているのにお叱りを受けます

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ご不快になられるような相談かもしれませんが、よろしくお願いします。

お恥ずかしい話ですが、実は一年前に事故を起こしました。私が車で、お相手は自転車です。
お相手の肋骨を複数骨折させてしまいました。
完全に私の不注意で、深く反省してます。

自分の落ち度だったので、事故直後から2ヶ月の間に、5回ほどお電話し「直接謝罪に行きたい」と申し出たのですが、毎回「今はいい」「保険会社を通じてやりとりしましょう」と断られました。

やりとりをしているのはお相手本人ではなく、お相手の旦那様です。
お相手の方が海外出身の方で、日本語がまだうまく喋れないという理由で、旦那様とやりとりをしています。

私の方は、逮捕はされてないのですが、略式起訴で罰金刑になりました。
当然のことだと思って、罰を受け入れました。

年明けにお相手のリハビリが終わったと、保険会社から連絡があったので、お電話をし、謝罪しました。
その際も、直接謝罪お伺いしたいと申し出ようとしたのですが、旦那様がすぐに電話を切られてしまって、できませんでした。

なので、お相手の旦那様は、もう謝罪もされたくないのだと思って、保険会社に任せていたんです。

そうしたら、一昨日の早朝(7時ぐらいです。6時半に一度お電話があったのですが、眠っていて取れず、折り返ししました)にお電話があり、旦那様より「保険会社から提示された慰謝料が少なすぎる。俺がどれだけ辛いと思ってるんだ。弁護士に相談する」とお叱りを受けてました。

お辛い気持ちは当然ですし、私が許されるとは思っていないです。
しかし、何度か謝罪をしたいと申し出ているのを断られてしまっていた手前、今までの自分の対応の何がいけなかったのか分からず、混乱してます。

この先どうなってしまうのか、また、以前お電話いただいた際に「お前の家を知ってる」というようなことを言われたので、加害者である手前、申し訳ないのですが、旦那様のお怒りが収まらなかったら何かされるのではないか、という不安を覚えてしまいます

加害者である私が不安を覚えるのはいけないことでしょうか?

失礼ながら、ご連絡のたびに旦那様に怒鳴られるのが怖く感じます。
また、私の悪い癖なのですが、最初は被害者である奥様の心配をされていたのが、だんだんと「俺が」と言われるようになり、金銭の話をされ始めたのが気になってしまいます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誠意が伝ったなら、直接は不要ですよ。

拝読させていただきました。

れんさんのお気持ち理解できます。

しかし、5回も電話をしたことで相手側には誠意は伝わっているのです。

直接、謝罪したい気持ちは分かりますが、相手が被害者であれば、相手の意向を重視することが肝心ですよ。

れんさんの直接謝罪は、れんさんの一方的な気持ちであり、れんさんが納得したいがための謝罪と受け取られてしまいます。
これは「わがまま」と捉えられてしまう行為になります。

もし、電話を一度もしていないのであれば、それはそれで相手側は「一度も謝罪がない」と思うことですが、今回は保険会社が入っていることですので、保険会社に一任することです。
もう、罰金刑にて処され完了していることですので、保険会社に委託してください。
弁護士も保険会社の出方に一任していることとも感じます。
時間を遭った側は保険金だけでしか収める気持ちの行方が現在はないと思います。死に至らなかったことは何より幸いです。

保険会社を飛ばして、直接示談交渉はできないものです。そのための保険です。

れんさんが直接会って謝罪したい気持ちは伝わってます。

例)逆の立場で、違う例を一つ上げます。
れんさんが今、旦那や彼氏がいるとします。そして以前、付き合っていた彼氏が浮気で、れんさんと別れたとします。
今、浮気したことを直接会って謝罪したいと言ってくれば、旦那に彼氏が現在居るれんさんにしてみれば、会って謝罪は不要であり、かえって謝罪に来られたら困るとも捉えることができるでしょう。

 一つの例であり、事例は異なりますが、今は静観し、保険会社に任せるようにしてみてはどうでしょう。

合掌

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私も同じ体験をしてます

 れんさん、交通事故は辛いですね。ご自愛下さい。
 私も追突されたり、ぶつかったりと車同士の事故に遭います。自分が被害者でも保険会社の対応が冷静で傷ついたりしますよ。自分が加害者(8:2)では相手が被害者感情を顕にして保険会社に強く当たるらしいですね。今は事故対応のアドバイスをする会社もありますから交通事故の対応はよく調べて、保険会社と相談し、弁護士特約には加入しましょう。
 今回のあなたの対応はすごい勇気がある行動ですよ。事故後の対応としては理想ですね。その気持ちを忘れず、運転は十分気を付けて下さい。
 私は自分だけで解決しようとせずに保険会社や弁護士特約を使い、相談しましょう。
 相手のかたは本当にお気の毒様です。愛する家族が怪我されれば気が動転するのは当然です。その気持ちには寄り添って下さい。
 ただし、あまりに誹謗中傷や脅迫のような態度は宜しくないので、発言は記録して保険会社と相談しましょう。

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質問者からのお礼

ご回答いただきまして、ありがとうございます。
相談後、悩みすぎるあまり、少し体調を崩してしまっておりました。
お返事が遅れてしまって、すみません。

>法源様
直接謝りに行きたいという私の気持ちが私本位のものである(わがままである)ということ、ご指摘されてその通りだと気がつきました。ありがとうございます。
保険会社に一任し、静観することにいたします。

>大鐵様
同じような経験をされている方のお話が聞けて、大変参考になりました。
お相手の方からお電話でお叱りを受けた際、あまりにも激しい口調でしたので、気持ちに寄り添いたいという気持ちより、不安や恐怖の方が優ってしまったと気がつきました。
寄り添いたい気持ちを今一度持つよう心がけます。
誹謗中傷のようになり始めたら、というご心配をしていただき、ありがとうございます。
加害者である手前、何をされても仕方ないと思いかけていたのですが、今回のお電話口のお怒りがあまりに激しかったので、念のため、保険会社に報告をさせていただきました。

お二方がには本当に感謝しております。
お時間いただきましたが、ようやく心が落ち着いてきました。

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