手を合わせる、お経を唱える場所
先日の質問へのご回答、ありがとうございました。
以降、毎日祖母に手を合わせ、そのときの気持ちを声に出して伝えたり、
南無大師遍照金剛と唱えたりしております。
ただ、ひとつ疑問に感じたのですが、
手を合わせる場所、お経を唱える場所は、祭壇(後飾り)の前でなくてもよいのでしょうか。
祖母の自宅に祭壇(後飾り)が設けられていて、
私の自宅からはやや距離があり、仕事と子育てがある中、毎日お参りするのは難しいです。
(そうやって理由をつけて
生前の祖母にあまり会いに行かなかったんだろうと
自分を責めてしまいます)
いまは、自宅で家事の合間に台所で、仕事が終わった後に車の中で、寝る前に布団に入って、などのタイミングで
手を合わせて話しかけたり、お経を唱えたりしていますが、
こんなやり方で祖母に伝わっているでしょうか。
四十九日までは近くにいてくれると言いますが、
四十九日よりあとも、今のようなお祈りの仕方でよいでしょうか。
大好きだということ、祖母にあちらでも幸せになってもらいたいと思っていること、
祖母に必ず伝わってほしいのです。
ーー
追伸
先日の質問へ回答いただきまして本当にありがとうございました。
その後、非常に少しずつではありますが、落ち着いてきております。
初七日の後、祖母が夢に出てきて、にこにこと橋を渡っていました。
そのときはまだ悲しかったのですが、
ここ数日は、無事あちらに向かっているのだと、少し安心した気持ちです。
こちらでいただいたお言葉を胸に、僅かずつではありますが、
祖母を送り出す、供養する気持ちが芽生えてきており、感謝しております。
ありがとうございます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
宗旨の御本尊さまを、あなたの暮らしの落ち着く空間にご安置を
前回の質問も読ませてもらいました。
仏様が祖母さまと あなたを繋いでくださいますよ。だから、手を合わせたくなるものなのです。
会いたいな、見ていてね、届いてね、と。そんな想いを仏様が繋いでくださいます。
私たち人間は、何か対象がないと、届く確かなもの(安心や間違いないんだという想い)が感じられず不安になってしまうものです。
ですから、心で想うのもいいですが、小さくても、そちらの宗旨の御本尊さまを、あなたの暮らしの落ち着く空間に安置なさり、日常に手を合わせる習慣を持たれるのがいいですよ。そしたら、今回のような質問も解決しますからね。
そうして、いつまでも、手を合わせて生きる道を大切になさってくださいね。
それが、またいつの日か、祖母さまに会える道なのです。
合掌
質問者からのお礼
前回の質問までお読みいただいて、お答えいただいてありがとうございます。
自宅にご本尊さまがいらっしゃれば、不安は少なくなりそうです。
なにか形がないと不安、おっしゃる通りで本当にお恥ずかしいですが、
ご助言の通り、自宅にご本尊さまをお迎えしたいと思います。
また祖母に会えるよう、手を合わせてお祈りを続けます。
ありがとうございます。