長男が家のお金を盗みます
長男(中学1年生)が最初は私が500円貯金をしている所からお金を取り、お金が減っている事に気付いて発覚。次は私と主人の財布から3万盗み、私が長男の財布から22000円を見つけて発覚。
盗った事が分かった時点で、これは泥棒のしている事と同じ。私は貴方を犯罪者にしたくて産んだわけじゃない。それなのに、こんな事して悲しい。貴方は自衛隊になるという夢があるけど、犯罪者になったらなれないよって怒りました。
盗ったお金は、いずれも近くのコンビニでジュースやお菓子を購入し、部屋に食べた袋を隠していました。
今までお小遣いは、お手伝いをしたら…と決めていたのですが、500円を毎月渡し、「お皿洗いとトイレ掃除をお金を盗った分だけするように。」と主人が長男に言いました。
それなのに今日、また財布を確認したらお小遣いの500円しか入っていない財布に670円入っていました。また盗っているようです。
叱っても駄目、お小遣いを渡しても駄目…どうしたらお金を盗らなくなるのか悩み、また外で盗みをしないかとても不安です。
今回、私がお小遣いの500円を取り、170円だけ残して戻しておこうか…それで気付いてくれるか…と悩んでいます。
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コミュニケーションをとって、心を通じ合わせていきましょう
質問読ませていただきました。
子供の教育やしつけというものは難しいモノです。
なかなか親の言うとおりになりませんし、今はインターネットやSNSを通して様々な人間性に触れて、思ってもみない思考に支配されるなんて事もあります。
心中お察しいたします。
さて、人間関係というのは、何をさておいてもコミュニケーションが必要です。相手のことを知り、自分の事を知ってもらい、そしてお互いに信用することで人間関係が構築されていくのです。そのためにはコミュニケーションは欠かせません。
それは夫婦や親子といった家族関係でも同じ事です。しっかりお互いの気持ちをさらけ出してコミュニケーションを取らなければ、相手のことは何も分かりません。親しい仲だからといって、以心伝心なんてほぼないんです。
ですから、「お金を盗っちゃダメだ」と上から叱りつけるのではなく、「なんでお金を盗ってしまうのか?」を聞き出すことが大切ではないでしょうか。それがわかればどう対応すればいいのかが見えてきますし、お子様の気持ちも見えてくるでしょう。
そのためには、お子様が素直に気持ちを吐き出せる環境や状況を作ってあげることも必要です。「怒られるのが怖くて本当のことを言えない」という状態では、結局何も解決せずに同じ事を繰り返すだけですから。
このように上手にコミュニケーションをとって、心を通じ合わせていってください。子供といえど1人の別個の人間ですからね。
何か少しでも参考にしてみて下さい。