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22世紀は超宗派主義(日蓮宗、浄土真宗)

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有り難し有り難し 31

宗教戦争、宗派闘争はもはや、時代遅れだと思います。
特に日蓮宗と浄土真宗の僧侶方、これについての打開策を述べてみてください。

2021年11月5日 15:51

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

さて、何のことでしょう

こんにちは。

「宗教戦争、宗派闘争」って、具体的に一体何を指しているのですか。
表題と非常に短い質問文からは、おそらくワールドワイドな話ではなく主に日本国内での「宗派闘争」をやめて「超宗派主義」を目指すべきだという趣旨のように見受けました。

私は「浄土真宗の僧侶」ですが、そもそも「宗教戦争、宗派闘争」しているという自覚は全くありません。「戦争」、「闘争」をどこかでしているんですか。よって、「打開策」などということも思い当たりません。

「特に日蓮宗と浄土真宗」と宗派を特定されるのも全く腑に落ちません。

「超宗派主義」が良いかのように書いていますが、釈尊からインド・中国・日本にかけて諸師がそれぞれの立場で精錬されたものを敢えてひっくり返す意義があるのですか。

アカウント名が「真言宗」の「在家僧侶」とのことですが、まずあなたから「超宗派主義」僧侶と名乗り、どういう行でどういう道筋で仏に成れるのか(あるいは既に成ったのか)を説明する必要があると思います。質問文には、十分にその余白があったと思いますが。

2021年11月5日 16:24
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有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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プライドの煩悩を認め合う

プライドの煩悩(慢)は誰にでもあります。
だから「自分達の教えは素晴らしい」と思いたい気持ちは、残念ながらお坊さんにもあります。
まずは、
「プライドの煩悩は誰にでもある。煩悩は自分と他人の悩み苦しみストレスの原因だ。だから自分達のプライド煩悩には気をつけるようにし、他人(他宗派)のプライドには慈悲の心で寛容に、お互い様の気持ちで臨みましょう。」
という風に、煩悩込みの人間を認めあうことが良いと思います。
宗派それぞれに歴史があり、宗派の教義を変えることは難しいと思いますので、宗派連立しつつも仲良くやりましょう。
まぁ、時代に合わない宗派はそのうち淘汰されていくかもしれません。
海外で暴力やテロに訴えている宗教は、時代に合わず淘汰されそうな教えだからこそ、必死のパッチになってもがき苦しんで暴れているのかもしれませんね。

2021年11月6日 4:35
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

浄史師、ありがとうございます🙏

「仏教宗派について」問答一覧

僕に合っている宗派は?

今のところは実家は浄土真宗、自分は浄土宗の信者を自称していますが、なかなか僕の婚活がうまくいかない事を見かねた両親が近所の占い師に相談したら、高野山で祈祷してもらえと言われたためにこのお盆休みに高野山に参拝したところ、今まであんまり興味なかった浄土門以外の仏教も良いもんだなあという気になってしまいました。 そこで深く考えると、この現世を穢土とみなして、自分の考え・善行を自力と呼んで否定する法然上人以降の浄土教の教義に染まっているために、よく指摘される周りとの感覚のズレが生じてしまっているのではないかとも思えてきたのです。もっと今生きているこの世を肯定的に捉える教えでも良いんじゃないかと。 また、もし首尾よく結婚できたとしたら今回祈祷してもらった愛染明王さまも僕の中で特別な仏様になるでしょう。そうするとますます専修念仏とは遠ざかりますね……。 ただ、慣れ親しんできた顕教を捨てて密教100%の真言宗まで振り切る勇気はないので、新たに選ぶとしたら空也・源信流の浄土教を伝手として天台宗かなと思っています。僕が一番信仰しているのは善光寺如来で、善光寺は浄土宗と天台宗の共同管理でもあることなので。 ただ、天台宗は称名念仏ではなく観想念仏だと言われますがそれをやり切る自信はないし、朝題目と言われても某新興宗教団体へのアレルギーから南無妙法蓮華経と毎日唱えることには少し抵抗を感じます。こんな気持ちで天台宗に行くべきではないでしょうか? 天台真盛宗というのもあってそこは南無阿弥陀仏の念仏メインだそうですが、ここでも南無妙法蓮華経は唱えないといけないでしょうか?(明智光秀が好きなのでその点は西教寺も良いなと思います) なんだかとりとめもなくなってしまいましたが、早い話が来世の往生だけを期待する専修念仏の枠組内には居られず、現世でもいろんな菩薩・明王・天・神道の神々に頼んで幸せに生きたいけど主尊としては今まで通り阿弥陀さまに居てほしいし、さりとて職業を持つ在家の身なのであまり観想念仏のような難しい行を求められても困る……というわがままな悩みです。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

一生の信仰にする宗派を決めたい

私は、夫婦ともども地方都市より都心に出てきて居を構え、菩提寺も信徒としてお世話になっているお寺もありません。 夫の実家は新興宗教信者の曽祖父から独立してできた無宗教の一家で、私の実家も引っ越しの際に墓じまいをしてお寺との関わりがないような状況です。 私の父方と母方の祖父母は浄土真宗と日蓮宗の檀家だったと思いますが、信心深い祖父母の家にいることが多かった私は、仏壇に手を合わせ読経して育ち、結婚して家に入る時には婚家の信仰するお寺のお勤めをするものだと思っていました。 ところが、夫の家が無宗教と聞いて愕然とし、結婚後、数年は我慢してきたのですが…最近になって自分の信仰の場を持ちたいと強く思うようになりました。 上記のことから、これから先、一生の信仰として信徒になり、励めるお寺を探しています。 ところが、コロナ禍になってからというもの、門が開いていてもお掃除の方しかおられないお寺も多く、法話会や写経会が中止となっているところも多々あって、僧侶のお人柄などに触れる機会が少なくなっている気がします。 このような中で自分に合った信仰の場を探すにはどうしたら良いでしょうか。 なお、宗派は浄土真宗、日蓮宗だけに絞ろうとは考えておりません。 住まいの近くには曹洞宗や日蓮宗が多いようですが、隣の区あたりまで範囲を広げて探すつもりでおります。 また、コロナ禍で外出が難しかった折にさまざまな宗派の教義や勤行等調べてみたのですが、どれもとても素晴らしく感じ、なお迷いが深くなってしまい困っています…。

有り難し有り難し 16
回答数回答 1

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