hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

死後の世界が不安で仕方ありません。

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

先ずプロフィールをご覧下さい。
人智を超えたものに巡り合っています。
神様から見て死んだ方がいい子が居たとします。
神様がその子の命を奪い去りたいという訳ではなく、その子が生きている限りとある他者へ苦しみを与え続ける結果となる場合のお話です。例えばその子が歯医者に行って虫歯の治療をするという医の道に行こうが、誠実な仕事や信仰をするという義の道に行ってもその他者が傷付きもがき苦しむ状態を想像してください。分かりやすい例えでその他者は悪魔とします。
元はその子の発言が原因でそういうあり得ない結び付きの事態に発展したとします。その子は病人で医者を頼るしか世界で生きていくすべがなく、生かされています。また、仕事だけは禁止という神様の御告げをその子は戴いてるとします。
皆様のご想像で構いませんが、その子はどういう生き方をすれば救われるでしょうか?贖罪、懺悔、感謝,etc.
その子とは私のことです。
死後はキリスト教で言う地獄や煉獄にお前は
行くんだとこれもやはり神様から御告げを戴いております。異次元の世界で恐ろしくて仕事など
とてもじゃなくこういう運命なので尚更出来ません。神隠しの渦中で数百万円ほど神社にお賽銭を入れていますが、今は神の声もあまり聞こえなくなってしまいました。今よりもっと上の次元に行って直接神様(姿は人)にもお会いしましたし、許してもらい神様は愛してらっしゃいますよとも言われておりますが、その時とは状況が変わっております。
私はどうすれば救われるのでしょうか?
頼りになる、大学の母校の先生や占いの先生は
いますがそれでも死後の世界が不安で仕方ありません。ここの世界は、知らない人ばかりですが
良い人たちばかりなのでより一層の恐怖です。
私には、どんな生き方が出来て、どんな罪滅ぼしが出来るのでしょう?
超自然的な話で申し訳ないですが、真剣に
困っております。どうかお智恵を拝借ください。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

本物のすくいに出遇って下さい…

 最初に『人智を超えたものに巡り合っています』とおっしゃっています。
 しかし、あなたのご相談内容は人智によって量ることのできる、つまり人間に理解出来る、それが故に人間(あなた)を苦しめる神さまのお話と当方は受け止めました。
 『死後の世界が不安で仕方ありません』…真剣に悩んでいらっしゃるあなたのお辛い気持ちをお察し致します。
 ただ、実際 死後の世界は誰にも、世界中の只一人も分からないのです。分からないことはいくら考えても分かりません。分からないことは考えれば考えるほど不安が増すだけです。
 また『私はどうすれば救われるのでしょうか』…と、おっしゃっています。あなたの求めるすくいとは一体どういう状態になることを言うのでしょうか。どうなればすくわれたと思えますか。
 浄土真宗では、阿弥陀という仏が私に対して「私(弥陀)に任せなさい。必ずあなたをさとりの仏に仕上げるから」とおっしゃっていることを頂きます。
 その仏の心を頂いて「分からない死後の世界のことは、阿弥陀仏に任せる」のです。任せることで自らの不安な思いを手放すのです。そして不安を手放した状態こそは「安心」であって、それをすくいと頂くのです。
 浄土真宗のみ教えを、ちょっと強引かつ手短にまとめて申しましたが、あなたはどのように受け止めますか。
 今あなたがいらっしゃるのは「異次元」ではありません。「神さまから見て死んだ方がよい子」でもありませんし、「神隠し」にも遭っていません。あなたがいるのは「超自然界」ではなく、今この世界です。あなたに対して恐ろしい力など何もはたらいていません。ですから心配要らないのです。
 本物の信仰は、宗教が何であれ、決して信仰する人を不安に陥れることはありません。それだけは断言出来ます。
 どうかあなたの思う、あなたの理解している、それが故に恐れている神様からは離れて下さい。その思いを、仏教に…と強制は致しませんので、本当の信仰に向けて下さいませ。どうか本物のすくいに出遇って下さいませ。そのことを切に願っています…。

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

小林覚城様。
ご回答有り難うございます。
阿弥陀様について調べました。
お釈迦様のお師匠様なのですね。
家のベランダに出て薬師寺寛邦 キッサコさんの
般若心経を聞いていました。
不安な気持ちが薄れて前向きに生きたいという
気持ちが出てきました。
意地悪をする神様とは一体なんなのでしょう。
ここのところ罪人のように日々を粛々と過ごしていました。この先はどうなるか私にも分かりません。でも死後の世界を信じる故の不安がつきまといます。阿弥陀様はその不安を和らげていただきました。全知全能なるお方なのではと思うほどです。出来るだけ身を阿弥陀様に委ねて楽に生きることを目指したいと思います。
この度は末広がりの888番目のご回答に私を選んで頂き誠に有り難うございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ