れれさん
はじめまして。とてもつらい生まれ育ちをされたのですね。

今親元から離れることができているということで、安心です。
生活はできているでしょうか？家を出る勇気、大変だったと思います。
頑張られましたね。

子供というのは、本当にいくつになっても親への想いが続くものです。
たとえどんなにひどい親でも感謝しなくては、恩返ししなくてはどどこかで思ってしまうのですよね。

れれさんもそのように想う優しい心の持ち主です。
それに「親を大切にしなさい」という長い歴史の中での風潮がいまだにあるのだと思います。

しかし、はっきりお伝えしたいのは
子供を暴力で支配してきた親とはスッパリ縁を切って構いません。
子が親を想う気持ち、これは、認めたくないかもしれませんが
「愛して欲しい、認めて欲しい」
そんな願いがどんなに大人になっても残ります。
特に、大切に育てられなかった経験があれば、どんなひどい親でもまだどこかに
希望を抱き、愛してもらおう、認めてもらおうと子は努力してしまいます。
そして拒否されまた傷つく。そんな大人になった子供がたくさんいます。

親孝行は
「あなたが生まれた時点で終わっている」
のです。
生れたということだけで、親はそれ以上子供に何かを求めてはいけない。
それなのに親は「親孝行」を求めてしまう人も多い。

れれさんはそれに応える必要はまったくありません。

子供に暴力を振るう親もまた、そういったいわゆる毒親に育てられているはずです。
かわいそうな人たちかもしれませんね・・・。

れれさんは、これからの人生
「誰かに愛されたい」と願うのではなく
まずは自分で自分を大切にし、自分を愛してあげる。
そして誰かを愛す。

幸せって、自分で自分を幸せにできるから、
実は誰かからもらうよりもずっと簡単に幸せになれる。
誰かに求めるから難しくなる。

この世のご縁は心配せずとも必ず尽きます＾＾れれさん、今日まず、何か好きなものをゆっくり味わって食べてみてください。
美味しいな、美味しいなと言いながら食べてみて。
人生って、思っているほど悪くないんです。
「美味しい」それだけで、大きな幸せを感じられる人になると
この世は幸せな事ばかりで埋め尽くされるんです。
謙虚に感謝するとこの世はパラダイスに変わりますよ！！負けないで！！！

西條瑠真

浄土真宗本願寺派　報恩寺衆徒 1975年名古屋市生まれ。 猫好き。動物...

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