亡くなった祖父に会いたいです。
じいちゃんにまた会えますか?
先日祖父が亡くなりました。菩提寺は浄土真宗です。
亡くなる1ヶ月前に入院してコロナの面会制限の影響でそれきり会うことはなく、そのまま亡くなってしまいました。
久しぶりに会ったじいちゃんは目を開けないし、喋らないし、冷たかったです。
亡くなって2週間ほど経ちました。
祖父母の家に行っても、じいちゃんはいません。仏壇に手を合わせて話しかけますが、じいちゃんから返事は返ってきません。
家中探してもじいちゃんは出てきてくれないし、もういないです。
じいちゃんの亡骸が火葬される前にまたねって声をかけました。
きっとまた会えると思ってまたねと言いました。
でも、実際会えないとなるとやっぱりすごく寂しいです。会ってもたくさん話すことはなかったのですが、会って手を握って話したいです。
叶うわけのない願いなのですが、願ってしまいます。
いつか自分に死が訪れた時にはじいちゃんに会えるかもしれないから頑張って生きていかなきゃいけないのは分かっています。そうしないとじいちゃんが悲しむのも分かっています。
だけどどうしても悲しくて、じいちゃんに会いたいです。
何を質問したらいいのかわからないのですが私はどういった心持ちでいたらいいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
思い出した時、手を合わせてみましょう
きっと素敵なおじいちゃんだったんでしょうね。そう思ってくれているだけでおじいちゃん嬉しいと思いますよ。
しかし
残念ながら生きている頃のおじいちゃんに会うことはできません。触れたり声を聞いたりすることはできない。
でもあなたのDNAの中にはおじいちゃんがいる。記憶にも。そして亡くなったことで何より大きな命の働きとして、今あなたの身の回りで起きている仏法の働きとしておじいちゃんはよりすぐそばにいます。
太陽の温かい光。風。紅葉。音。香り。全ての働きがおじいちゃんそのもの。だから手を合わせたくなる。感謝したくなる。辛い時は手を合わせてお話ししたくなる。楽しい時も報告したくなる。それでいいのです。死は身は無くなるが、大きな命の働きの流れの一部です。寂しさも時と共に癒えてくるでしょう。大丈夫ですよ。より近くにおじいちゃんいますから。
必ず会えます
拝読させて頂きました。
あなたが大切なお祖父様がお亡くなりになり大変悲しい思いさみしい思いをなさっておられるのかと思います。あなたのその悲しみやさみしさ、様々な後悔の念があなたの心の中を渦巻いているのかと思います。あなたのその思いを心よりお察しします。
お祖父様を心を込めてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏
お祖父様は仏様に導かれ先に往かれた親しい方々やご先祖様がお祖父様を優しくお迎えなさって下さいます。お祖父様は一切の迷いや苦しみからも救われて心から安心なさるでしょう。お祖父様はご先祖様方と一緒に仏様のお浄土にて清らかに円満にご成仏なさっていかれます。そしてこれからもあなたやご家族の皆様をいつでも優しく見守っていて下さるでしょう。
あなたとお祖父様とのご縁はこれからもずっと続くのです、あなたとお祖父様とのご縁は永遠ですからね。いつでもどこでもどんな状況でもあなたのことをお祖父様は優しく見守っていて下さいます。
あなたの悲しみやさみしさは消えないでしょう。どうかお祖父様に手を合わせて心を込めてご供養なさって下さい、そしてあなたのその思いをありのままお祖父様に心からお伝えなさって下さい。お祖父様はあなたの思いを全て優しく受けとめて下さいます。そしてあなたに優しく寄り添いなぐさめて下さいます。そしていつもあなたを励まして下さいます。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時が参ります。その時もお祖父様はあなたを温かくお迎えなさって下さいます。あなたは仏様に導かれお祖父様やご縁ある皆さんと一緒に仏様のお浄土で共に喜び合い分かち合うことでしょう。
どうかこれからもお祖父様とのご縁を大切になさって下さい。
あなたがこれからもお祖父様に守られながら皆さんと一緒に健やかにご成長なさり、心豊かに幸せにあなたの未来を歩んでいかれます様心よりお祖父様に祈っています。至心合掌 南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
お二方ともありがとうございます。
祖父のために祈ってくれてありがとうございます。
Kousyo Kuuyo Azuma様
必ず会える、と力強いお言葉に励まされました。
近親者を亡くすのは初めてのことではないのですが、祖父が亡くなって改めて自分は生かされているのだと、生きていること、この世に生まれてきたことを感謝できました。悲しいけれど自分でも不思議な心境になることがあります。
祖父との縁をこれからも大事に大事にして生きていこうと思います。
邦元様
祖父の姿形は無くなってしまい、心のどこかが欠けてしまったような感覚はありますが、祖父との思い出は私の心を温めてくれると思っています。
また、おっしゃってくださった通り祖父は素敵なじいちゃんです。祖父に感謝して、手を合わせて心の中で語りかけていこう思います。楽しいことや嬉しいことをたくさん報告できるように生きていきます。ありがとうございました。