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人との関わり方

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有り難し有り難し 16

日々人と関わるにあたり、自分の認識している「相手」というものは実在しないものであり、相手への知覚も全て自己より起因しているという考えをしています。
そのように人と関わると、人の行動全てに対して批判的な考えを持たずに済み、人のことをどう自分が考えてもそれは取るに足らないことで相手自身とは一切関係のないところにあると考えることが出来て無駄に相手を悪く思わずに済みます。
なにを起因にそう言った考えをするようになったかは忘れましたが、以前は人に怒ったりこうしてほしいという希望を持っていました。
今の考え方には先述のような良い点がありはします。しかし、以前のように相手に対して葛藤を感じていた頃のほうが人との距離を近く取れているような、暖かい人間だったような気がします。
相手の全てを受容しているつもりでいる今の方が、当たり前のようにも思いますが、孤独です。
私は人を批判しない考えに変わった時前進したと思っていましたが、それは違うのでしょうか。
そもそも、人の考え方には前進も後退もないのでしょうか。
そして、世界から孤独と争いを同時に無くすのは困難なのか、と自分の経験から考えましたが、そう言う面はあるのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

それは考えではないですよ

相談内容に書かれていることは事実です。
考え方ではなく、今、目の前の事実に徹して生活してみてください。
足りないことなんて一つもないでしょ?それを知足というのです。
孤独を感じているということは、どこかでこうありたいとか、こうあるべきというような期待する雰囲気をお持ちなのでしょう。

そうした持ち物を全て手放し、自分という存在を忘れきった時に、真理に目覚めることができるのです。
坊さんの修行は今のあなたのようなところから始まります。

受け入れようとかしなくても外で鳥がチュンチュンピーピーいえば、耳はありのままにチュンチュンピーピーとなります。
それが人の声だろうと同じこと。そこに善悪、損得なんてない。事実は身体のある目の前の今ここにしか存在しません。

過去は記憶、未来も想像、つまりは脳の作り事。だからこそ人は救われる。昨日食べたカレーの味はもうどこにもない。
そんな生き方をしているはずなんです。
生まれてからずっとそうした生き方をしているのに思考や思想に振り回されているから、事実に目を向けなくなるのです。

孤独なんて感じることないですよ。目耳鼻舌身体を使い、今の様子だけで、満たされきっていきているのです。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

人は、他人と心を通わしながら生きていくのですよ!

質問読ませていただきました。

人との距離間について悩んで苦しんでおられるのでしょうか?
心中お察しいたします。

さて、こばやしさんの考え方は、ある意味では真実に近い捉え方なのかもしれません。
しかし、人間というのは社会的動物であり、周りと密接に関わることで生を紡いでいく生物なのです。山奥の修行僧のように、人と交わらずに生きていく覚悟を決めた人であればそれでいいかもしれませんが、社会の中で生きていくつもりであればそうはいきません。
自分の人生を生きると共に、相手の事を思いやったりすることで他人と心を通わしながら生きていくのです。

また、こばやしさんの考え方は「相手の全てを受容している」というよりは、「出来るだけ相手に無関心であり続けよう」という考え方のように思われます。
自分の思考の中だけで、相手の感情や考えを主観的に決定づけることで、自分1人の責任として自分を納得させる。そこには「自分」しかいません。相手が存在していないのです。
それでは、人と人の距離は縮まりません。今の自分を冷たい人間だと思うのであれば、そこに原因があるのではないでしょうか。

また、前進と後退は表裏一体です。何かを得れば、何かを失う。つまり、前進することで何かが後退するんです。そして、何をもって前進とするかは、こばやしさんが「何を一番大切にしているか」で決まるでしょう。
結局のところ、こばやしさんが「どんな人間になり、どんな人生を生きていきたいか」をしっかり定めることがまず第一でしょう。その目標に向かって一歩でも前に進んでいるなら、それを前進と呼ぶのです。それによって失われるものもあるでしょうが、自分が大切にする目標のためであれば、甘受するしかありません。

そんなことも考えてみてくださいね
何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。

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京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお勤めさせていただいております。山手の方にある、自然に囲まれた日蓮系宗派のお寺です。 13才から僧侶となり、たくさんの方と関わってきました。 現在は42才となり、3人の子育てに奮闘中です!また、教育関係の仕事にも勤めたことがあります。 自分の経験したこと全てが私自身の糧となり、それが人を救う力になればいいなと、何があってもポジティブに考えるようにしてます。 その経験を活かし、 ・人間関係 ・将来の不安 ・仏事全般 など、様々な質問に答えていきたいと思っております。 何か悩み事がある、個人的に相談したい、質問について他の人に知られたくない、という方は遠慮なくメールにてご相談下さい。 今までにたくさんの方からメールにてご相談をいただいておりますので、気軽にご相談してみて下さいね! また、ハスノハの回答には字数制限があり、私の回答に対するお礼に返事が出来ない場合も多々あります。ですので、返事を望まれる場合もメールにてご連絡下さい。 メールアドレスは下記をご参照下さい。 一両日中に返事をするようにしておりますが、こちらからの返事が届かない場合は、 ・メールアドレスを間違えていないか ・受信拒否設定はどうなっているか を確認して、もう一度メールを送っていただければありがたく思います。 また、お寺に直接訪問されてのご相談も受け付けております。その場合は、まずメールか電話にてその旨をお知らせ下さい。 お寺の予定と照らし合わせて、日時を調整させていただき、お寺の詳しい場所などをお伝えいたします。 ただし、電話回線が1本しかないこと、他の法務の電話が多いことから、失礼ながら電話での悩み相談は承っておりません。 直接お寺に参詣されての相談か、メールにての相談に限らせていただきます。 また、直接お寺に参詣されての法事や、ZOOMを通じての法事なども受け付けておりますので、希望があれば何でもご相談ください。 メールアドレス joukai4378+soudan@gmail.com 電話番号 0774-65-0161
法事や行事がなければ、平日・休日共に 9:00~12:00 14:00~17:00 の時間帯で相談できます。 土曜日や祝日の前の日なら、お寺の予定が何もなければ 21:00~ でも相談できます。 他にも調整できる場合もあるので、お問い合わせください。 人に話をしたり言葉に出すことで、気持ちが晴れたり、考えがまとまったりすることもあります。 どうぞ遠慮なくご相談ください。

質問者からのお礼

大変ありがとうございました。
とても納得するところと、至らないところがありました。
お坊さまのお考えの深さを感じると共に自分にまだまだある可能性を感じ、希望が持てました。

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