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大学で味方が一人もいない

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有り難し有り難し 14

少し前、私と一緒に行動していた子が、「1人になりたい、一人の時間が好きで、増やしていきたい」と言って去っていきました。
その後、あまり話したことの無いクラスメイトから、サークルのお誘いがあり、一応「考えてみます」といってから、2週間ほど、「どうしようかな……」と悩んでいました。そして、ある時、見学だけしてみてから決めよう。と思ってサークルに誘ってくれた子に「見学だけ、させてもらってもいいか?」と聞こう、と決めていました。
しかし、この間、そのサークルの部屋に私の元から離れていった友達が入っていくのを見てしまいました。
そして、そのサークルの子たちと行動するようになったのです。しかも、私が彼女を見かけた後にサークルに誘ってくれた子に送ったLINEが、3日も未読無視で帰ってきません。普段は1日以内に返すような子なので、明らかにおかしいです。
1人になりたいと言ったのに、サークルには参加するということは、ホントの理由はそうじゃないってことですよね。
私から離れていった子は、辛いことがあると直ぐに他人に寄りかかって相談する子なので、私のことをサークル内であれやこれや言ったのでは無いかと怖くて仕方ありません。だから、サークルの子たちは私を敵視して、「無視してもいい存在」として扱っているのではと疑っています。
私はその子以外に友達がいませんでした。2人組も一緒にする人はいません。だから、こんな形で本当に大学内で1人になって、孤立している状況が辛くて仕方ありません。いつか、彼女から「実は、あなたといるのが辛くて、でもいえなかったから1人になりたいって言ったんだ。今一緒にいる子達は楽しいから、一緒にいる。わかって欲しい。」と来るのではないかと怯えてLINEの通知が来る度に胃が痛くなります。
もちろん、何も言われなくても毎日辛くて毎日泣いています。
もう頭が真っ白です。こんなことばかりで辛くて吐きそうです。
大学外にも友達は一人もいないので、ずっとこの辛さをひとりで抱えていかないといけないです。

2021年12月4日 17:53

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

距離間に気をつけながら、勇気を持って一歩を踏み出しましょう

質問読ませていただきました。

お友達を失った苦しみ、孤独への恐怖などに悩んでおられるのですね。
心中お察しいたします。

さて、前回の質問も読ませていただきましたが、質問者様もその離れていったお友達にいつの間にか依存しすぎていたのではないですか?
人には適切な距離というものがあります。相手と自分の距離間が近すぎたからこそ、自分は相手に辛く当たってしまったし、相手は「1人になりたい」となってしまったのでしょう。

そして1人になりたいと言ったのは、本当にその時は1人になりたかったのか、それとも離れるための口実だったのか・・それはわかりません。
しかし、相手も距離を空けることがお互いのためになると思ったからこそ、そのような言動をとられたのでしょう。

失ったものは大きいかもしれませんが、「距離間を見誤っていた」という過ちを心に留め、勇気を持って他の人に話しかけてみて欲しいなと思います。
大学には、その離れていった人と、サークルの人しかいないのでしょうか?そうではないでしょう。高校時代と異なり、大学は開かれた場所です。友達を作ろうと思えば、自分から積極的に交流を図ってみることでいくらでも作れます。
逆に、1人で居ようと思えば、いくらでも1人でいれます。周りも、そんなに関わりの無い人のことを気にしないからです。

ですから、ささのはサラサラさんが、今後どのような大学生活を送っていきたいかを思い描くことがまず先決でしょう。
そしてそれを決めたら、「次に何をすべきか?」を考えてみてください。些細な一歩でも構いません。今までとは異なる一歩を、勇気を持って踏み出して下さい。それが必ず素敵な未来へとつながっていきますよ。
背中を押して欲しければ、誰かに相談してもいいと思いますよ。

何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。

2021年12月4日 21:44
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有り難し
おきもち

京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお...
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それぞれ違っているのですから

拝読させて頂きました。
あなたが経験なさったお友達とのことはあなたの心にとても刺さったでしょうし、今もつらい思いがあなたの心の中でうずいていることでしょう。
私も若い頃にそのようなつらい思いをしたことありますし、社会に出てからも仲間外れにされたことはあります。とても耐えがたいことですよね。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたのその子がどの様な関係性であったのかどのような経緯でそこまでになったのかは定かではありませんけれども、少なくともあなたと距離をおきたくなったからその子はそういう態度に出て言葉を発したのでしょうね。
それにはその子の心在り様でもあるでしょうし、あなたのその子に対する接し方や付き合い方がその子には合わなかったのかと思います。
人それぞれに付き合い方もありますし、距離感も違います。或いは分かち合うことのできる度合いも違いますし、信頼関係も違っていますから何が正解なのかは人それぞれ違っているものです。
もともと生まれも育ちも感性も価値観も違っていますので付き合いの程も違っていていいのです。あなた自体の付き合い方を見つめてみることも必要かとは思いますが、あなたが全ていけなかったわけではないと私は思いますよ。
その子とのご縁はあまりなかったというくらいでもいいのかと思います。
今あなたは大学で孤立しているのかもしれませんが、別のところでも人との出会いを見つけてみてもいいと思いますし、また別のサークル活動やボランティア活動や図書館や研究室でも新たな出会いもあるでしょう、或いはバイト先でも新たなめぐり逢いがあると思います。
最初はなかなか踏み出せないかもしれません。とは同じ場所で出会ったものですから「袖振り合うも他生の縁」ですからね。少しずついろんな方々とのご縁を結んでいって下さいね。
あなたがこれから素敵な出会いに恵まれて毎日をそれぞれの方々と仲良く分かち合いながら充実した生活を送っていかれます様心より祈っています。そしてあなたを心より応援していますね。

2021年12月5日 12:52
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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

Kousyo Kuuyo Azumaさん
回答ありがとうございます。そうですね……。確かに、彼女と私は全く違う人生で、違う生き方をしてきたということははっきり分かっていたのに、彼女の行動に私の感情を当てはめ、「こうするということはこういう気持ちなんだろう」と考えるなど、「自分とは違う感情をもつ」人だということをすっかり忘れていました。あなたのその子に対する接し方や付き合い方がその子には合わなかったのかと思う……という言葉、本当にその通りだと感じて、すごくほっとしました。私にとっても、彼女にとっても、お互いの人との付き合い方は、お互い「苦手だ」と感じるやり方で、お互い合わなかったのだと納得出来ました。実は、彼女に対してすごく嫌な気持ちになることが沢山あって、その度に「この人は嫌な人だ」という考えが治まらなくて、すごく辛かったんです。彼女に対して何とか抑えていた恐怖が、今回の件で溢れ出して、憎しみで溢れていました。憎しみでいっぱいの時間は、彼女のいやなところをずっと考えてずっと苦しかった。だから、彼女が嫌な人という訳でもなく、私が全て間違っていたのでもなく、単純に「私たちは気が合わなかった。」ということがようやくわかった気がして、すごく心が軽くなりました。
「その子とのご縁はあまりなかったというくらいでもいい」、すごく心に残りました。私は、彼女に心の底から信頼を置けなかった。彼女の人との接し方は、私を不安にさせることが多くて、私は優しくできなかった。彼女は私に「一緒にいて安心出来るところではない。」と感じた。
それは、縁がなかった。としかいいようがありませんね。お互い合わなかった。
そうですね!新たな出会いをゆっくり、焦らず紡いで行けたらと思います。
回答頂き、本当にありがとうございました。

藤川 誠海さん
回答ありがとうございます。前回の質問も読んでいただいたのですね。本当にありがとうございます。そうですね……。確かに、私もすごく依存していた気がします。依存していなかったら、苦手と感じる相手に対して、ここまで関心を持たないと思うのです。適切な距離ではなかったのは間違いないです。私はいつの間にか、彼女に対して「違うと思ったことを指摘する」のに全くと言って躊躇しなくなっていったと思います。他の人には絶対に、どんな小さな間違いでも、指摘するのは怖くてしょうがないのに。
私は1人で追い詰められている感情になっていましたが、彼女も私に色々なことをいちいち指摘され、辛かっただろう、1人にしてと思っただろうと思います。
そうですね……。本当に、彼女とずっといることは、お互いのためにならないと今なら身に染みて分かります。お互いが、お互いを疲弊させ続ける関係だったのですから。
「距離間を見誤っていた」という誤ちを心に留めて……という言葉、本当に忘れないようにします。過ちを過去のものにせず、今後に生かすという姿勢は、とても大切ですね。
大学は開かれた場所……確かにそうですね。私の大学は本当に人数が少なくて、サークルの人がほぼ大学の人、なのです……。しかし、大学生という身分は、本当にほとんどなんでも出来るのだとハッとさせられました。バイト、ボランティア……なんでも出来ますね。自分から勇気を持って、積極的にいけたら、すごく良い未来に繋がると思います。
なるほど。まずは私がどんな風に過ごしたいか……ですね。まだ、精神的に不安で何も考えられないですが、少しずつ考えて、必ず良い未来に繋げていきたいです。小さなものでも、少しずつ前に進めたらいいなと思います!
私がすべきことがわかった時、踏み出す勇気が出ないかもしれません。その時は、また書き込むかもしれないですが、どうかよろしくお願いします。
すごく絶望的だった気持ちが、回答を読んで、「この件で全てが終わってしまったという訳では無いのだ」と希望を持つことが出来て、少し光が差したような気がします。何もする気が起きないような気がしていましたが、少しづつでも何かやってみよう!という気持ちになれました。
親身に回答頂き、本当にありがとうございました。個別相談の紹介、ありがとうございます。確認してみますね。もし利用することになったら、その時はよろしくお願いします。

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