就職活動への向き合い方
現在、就職活動を行なっています。
やりたい仕事も行きたい企業もありますが、そこにたどり着くまでのステップが長く、自分以外にもっと優秀な人がいるのに、自分がたどり着けるはずがないと感じてしまいます。
不安になり、ネットで検索すると、ああした方がいい、こうした方がいいという様々なアドバイスがあり中には嘘をつくことを推奨するものもあります。
一度、嘘をついて面接を受けたのですが、嫌悪感で一杯になりました。
一方で、嘘をつかなければ自分なんかが就職できっこないという気持ちもあります。
学歴もなく、これといった経験もありません。
説明会やインターンに参加するたびに、自分より優秀な人が目につき、自信を失っていきます。
今後長ければ半年以上就職活動をすることになります。学校の勉強も学費を払っている分ちゃんとやりたいと考えていますが、就職活動による心の落ち込みが大きく向き合いづらくなっています。
どうやって就職活動というものに向き合っていけばいいのか、アドバイスをいただきたいです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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問題は客観性がないこと
こんにちは。
私はなるべく簡潔にアドバイスしたいと思います。
あなたたの問題は、「自信」がないことではありません。
客観性がないことです。
「学歴もなく、これといった経験も」ない、と書いています。
そうですか?、プロフィールを拝見すると、あなたは日本の社会一般からいうとむしろ高「学歴」です。
また、学生に「経験」がないのは、社会人から見れば当たり前です。そもそも学生の言うところで「経験」があったとしても、社会人の諸先輩の「経験」と比べ、実践で即戦力になるかという点で考えれば大同小異程度の印象でしょう。
加えて「自分以外にもっと優秀な人がいる」というのことは、客観的にみてあり得ることです。どんな分野でも世の中、上には上がいる、これは事実ですから。
しかし、だからと言ってあなたが世の最低のレベル(就職の要件として)にあるのではない。あなたはあなたなりの蓄積で就職活動に挑めるだけの立場に立てているのです。その客観的事実を大きすぎでもなく、小さすぎでもない程度で把握することがまずもって必要です。
あなたには、就職活動に挑めるだけのカードがある。
それは、最強の手ではないかもしれない。
でも、ルールに則り(「嘘」をつかず)、ポーカーフェイスで堂々とやり切ればきっと勝機が見えてくるはずです。
質問者からのお礼
ご返答ありがとうございます。
確かに、客観的に自分を見ることができていませんでした。
経験は周りもそんなに変わらない、上には上がいるのは当たり前と客観的に見て、自分が就職活動に挑めるだけの立場に立てているということを改めて考えたいと思います。
ありがとうございました!