表に出る仕事に疲れてしまいました
アイドルのような仕事を2年ほど続けています。
最初は好きで始めた仕事だったし、このお仕事1本でご飯を食べていけるまでになりとても有難い事だとは思うのですが、最近楽しさよりも悩みの方が大きくなっています。
仕事を続けていくうちに求められることがどんどん大きくなり気疲れしてしまったり、周囲の大人が私をお金としてしか見ていないように思えてなんだかとても悲しいです。
また、最初は自分が楽しければそれだけで満足だったはずなのに、いつしか他の人に嫉妬するようになってしまった自分にも嫌気が差します。
以前のように楽しさが感じられないなら辞めてしまえば良いと思う反面、それでもまだこの仕事を続けたい自分もいてどうして良いか分かりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本物になりつつある
こんにちは。
「このお仕事1本でご飯を食べていけるまでに」とのことです。
競争の激しいお仕事だと想像しますが、軌道に乗って良かったですね。あなたの努力の賜物であり、周囲の方のお陰でもあるのでしょう。
「最近楽しさよりも悩みの方が大きく」なったとのこと。勿論、あなたの胸をかすめる「楽しさが感じられないなら辞めてしまえば良い」という選択肢もあるのでしょうが、私は「まだこの仕事を続けたい自分」を是非大切にして欲しいと思います。
何故なら、嫌いになったり、不安になったりするのは、あなたが本物になりつつあるからだと思うからです。
YOASOBIさんの『群青』の歌詞にこうあります。
好きなことを続けること
それは楽しいだけじゃない
そして、こうも歌っています。
何枚でも
ほら何枚でも
自信がないから描いてきたんだよ
何回でも
ほら何回でも
積み上げてきたことが武器になる
周りを見たって
誰と比べたって
僕にしかできないことはなんだ
今でも自信なんかない
それでも
「求められることがどんどん大きくな」ってきたのは、あなたがそれだけの役割を果たせると見込まれたからです。また、それだけの魅力があなたにあるからです。
「自分が楽しければそれだけで満足」では収まりきらない程に、あなたが多くの人とご縁を深めたからです。「自分」だけの世界ではなくなった。それは「気疲れ」するような重荷として感ずることでもあるでしょう。しかし、幸せとは「自分」一人だけでは達成できません。誰かと分け合って、共有してはじめて幸せは誕生します。
「嫉妬」してもいいではないですか。
それを、もっと自分を高めようとする糧にすればよいのです。
あなたがより本物になるための。
今、抱えきれない程の重荷を感じているのかもしれません。
とても辛いことだろうとお察しします。
ただ、あなたは人生の大きな岐路に立っているのだと思います。
自分の職業のより高みを目指す分岐点。
また、職業を通して自分の人生にとっての幸せとは何かという論点。
本物のその職業の人になる。
本物の幸せを磨く人になる。
あなたは、現に今、その二つの意味で本物になりつつあると思います。
良かったら「まだこの仕事を続けたい自分」を是非大切にして下さい。
応援しています。
ライスワーク、ライフワーク
おつかれさまです。
僧談してくださりありがとうございます。
たぶん、頑張りすぎなんじゃないですか?
十分頑張ってるよ。
僕も好きではじめたお坊さんだけど、ハードルがあがり、大変です。
読経もして、法話もして、相談もして、自坊の運営、教団のこと、、、
投げ出したくなる時はありま
応援してくれていた檀家のじいちゃん、ばあちゃん達は順番に旅立つし、、、
悩みながらの人生です。
ローソクに風を送りすぎると消えたり、早く燃え尽きます。
命の炎に必要以上に風を送らなくても、適度なバランス考えればいいと思います。
人に疲れたなら自然。
都会に疲れたなら田舎
言葉に疲れたなら非言語アート
シナリオに疲れたならインプロ
表がしんどいなら陰で地味にこそこそ。
何かを補うことでバランスとれそうなら、白黒はっきりしないグレーでダラダラするのもアリです。
お金として見られる魅力があるなら、安請け合いせず、量より価値を高める路線でいいのでは?
仕事も転換期にきてるかもしれないですね。商品価値を保ちつつ
お金を稼ぐために受ける仕事と、自腹で投資してもやりたいこと。
ライスワークだけでなくライフワークも会社と相談してはいかがでしょうか。