自分の存在意義がわかりません
私には6歳離れた弟がおり、その弟が今度結婚すると聞かされました。
それからずっと気持ちが晴れず、それまでやっていたことも手につかなくなり気分が落ち込んでいます。
弟とは不仲で連絡は取っていません。
小さい頃は「お姉ちゃんだから」と言われ、何かと親の代わりに弟を見ていました。
親は共働きなので平日は家に居らず、私が帰宅しても誰もいませんでした。
更に親は常に疲れ切っており、私が話したいことがあってもまともに聞いてもらえませんでした。相談してもいつも怒ったように自分の解釈を押し付けてくるだけなので、相談もすることがなくなりました。
弟は年が離れているため相談相手になれるはずもなく、小さいころから私は孤独でいつも不安で自信が持てずにいました。
それでもしっかりしなくてはと、弟が公園でいじめられていたら助けたりもしました。
弟との不仲が決定的になったのは高校生になって親の転勤で地方に引っ越してからです。
私はその環境が合わず、中学まではできていた勉学も疎かになり不登校になりました。
高校を卒業すると何の目的もなく逃げるように一人暮らしをしましたがうまくいかず、結局親元に戻っています。
私はそんな状況なのに、弟は私がいなくなった家で家庭教師をつけてもらい、のびのびと中学~高校生活を送り、関東の大学に進学しました。
そしてまともに就職し、今度結婚します。
この差はいったいなんなのだろうと、心底空しくなります。
面倒を見ていた私に対する感謝もないし、姉である私の辛い気持ちに寄り添うことも一切なく、自分一人だけ幸せを手に入れるこの男はなんと非情なのだろうと思います。
式には出ないと決めたし、縁も切りたいです。
弟など要らなかったし、親も末っ子なので長女である私の気持ちに寄り添うこともなかったため憎らしいです。
ほとほと自分の生まれた環境に嫌気がさしました。
お姉ちゃんと呼ばれ続けたため、弟よりもしっかりしなくてはと考える癖がついているため、何かを選択する度、脳裏によぎるのが不快です。
こうやって恵まれた弟と自分を比較する癖をやめたいです。
弟と自分は関係なく、自分の幸せを見つけるためにはどうしたらいいでしょうか。
もうこれ以上この家族に私の気持ちと人生を振り回されたくありません。
頭があまり働かず文がまとまりません、申し訳ありません。
ご回答いただければ幸いに存じます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
行動起こしましょう…出来ます!
御自身のお悩みについては既に御自身でお答え出していらっしゃいますね。
…『もうこれ以上この家族に私の気持ちと人生を振り回されたくありません』ならば『弟と自分は関係なく、自分の幸せを見つける』(ためにはどうしたらいいでしょうか)のです。
あなたのお気持ちはお察し致します。あなたが育っていらっしゃった環境を伺うに、弟様へのわだかまりが生じてしまったのは致し方ないことかとお察し致します。
ですから、今の感情を捨てて下さい…とは申しませんが、その感情をバネにして、昇華することで、より良き御自身を目指しましょうよ。
弟さんのことは放っておくのも一つの手ですが…でも、ご兄弟なのですから、絶縁は避けた方が良いです。ですから、弟さんの結婚式には出席されてはどうでしょうか。
ただ、出席するなら気合い入れましょう。花嫁より目立ってはいけませんが、許される範囲で思いきりおしゃれして出席するのはアリですよ。
御自身の結婚式の下見と考えても良いですね。そしてその為には結婚式までの限られた日にちを最大限使って、御自身を磨き上げませんか? ダイエット?やエステなど可能なことに挑戦してみましょう。
何故このようなことを申すのか…それらの経験を通してあなた御自身が御自身の潜在的な魅力に気付き、目覚め、そのことで自信を取り戻して頂きたいのです。
あなたと弟さんは同じご両親から生まれていらっしゃいます。遺伝子もほぼ一緒…つまりあなたと弟様にはあなたが思うほどの差異は元々無いのです。
ですから、あなたは自信を持って あなたの人生を生きていけば宜しいのです。弟様にライバル心を持つ必要も、嫉妬する必要も全くありません。
PDCAサイクルというものがあります。プラン→DO(行動)→チェック→アクション(改善)だそうです。主に業務において使われますが、でも「生きる」ことにおいても同じことが言えるかと思います。
ともかくプランを立てて行動を起こしましょう。そうしたら必ず人は変わります。あなたは変われます。
勿論 仏様は今のあなたのことをそのまま認め、慈しんで下さっています。その御心頂いた上で、さあ出来ることから始めませんか…心より応援しています。
親元で暮らせて得してる現在
子供の頃に弟の面倒を見て苦労したという過去は痛いほど理解できます。
子供だったあなたには辛かったでしょう。
独りで怒りの涙を流した日もあったかもしれません。
ただ、あなたは独り暮らしした後に親元に帰ってきたわけです。
弟の面倒を見た十数年の苦労を、今、親元で暮らせている月日で元をとっていると考えれば、「おあいこ」ではないでしょうか。
家賃で換算すれば、弟の大学の学費に迫る可能性もあります。
弟が別世帯を構える今からが、親に甘えるチャンスです。
率直な気持ちを親に話してみてはどうでしょうか。
親に本音の一部でもぶつけられることは、親と対等に闘えるパワーを持つことになり、子供時代の苦労に未だに縛られている自分自身から卒業するきっかけになるかもしれません。
弟を敵に回しても人生には何の得もありません。
弟を気持ち良く祝って弟を味方につけた方があなたのために絶対にお得だと、ビジネス的な視点で良い親族を演じましょう。
掌返しは最後の武器。まだ使うのは早いです。
弟の奥さんと大親友になれる可能性もありますよ。
また、甥っ子姪っ子が生まれたらめっちゃ可愛い可能性があります。
あなたは小さい子を見るのが得意なはずですし。