「あいつむかつく」と思うと後悔してしまう
近所関係やママ関係で「あの人苦手」と思うことは誰でもあると思うのですが、そのことが苦しいです。
大人なので、好き嫌いがあってもお互い笑顔で接すると思います。
嫌なことを言われても、次に相手に優しくされると、前にその人のことを悪く思ったことに罪悪感を覚えます。
また、個人名を出した悪口は論外としても、何かの反対意見や日常で自分が不快に思っていることなど、マイナスの感情を表に出した後も、激しく後悔します。
ずっとその場面をぐるぐる思い出して、何も手につかない時もあります。
相手に対して「悪かったな」という気持ちもあるし、「怒っている自分を見られてたのが恥ずかしい」「めんどくさい人と思われたらどうしよう」と不安になります。
もともと思っていることが顔に出やすく、素直な方だと人によく言われます。
また、自分では良くも悪くも感情が動きやすく、はやとちりや勘違いも多い方だと思います。
なので余計に、自分が相手のことをよく思っていないことが伝わってしまったのではないか不安になります。
素直なところは長所だと感じる一方で、年齢の割に落ち着きがなくいつも慌てているところはコンプレックスです。
「めんどくさい人」「常識のない人」と思われることに繋がりそうなことが怖いのかも知れません。
「人やものごとを悪く思うとき」「不平不満を表に出してしまったとき」「良くも悪くも心が動きすぎてしまったと感じる時」
どうすれば、自分を責めずに済むのでしょうか。
一年生と幼稚園児の子どもを育てている主婦
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなた自身の目的に気づくこと
らぱん 様 相談ありがとうございます。
「人やものごとを悪く思うとき」「不平不満を表に出してしまったとき」「良くも悪くも心が動きすぎてしまったと感じる時」のその感情の、あなた自身の目的に気づくことが大切です。
悪く思う時、なぜ悪く思ってどうしたい、どうしてほしいのでしょうか?
不平不満がある時、なぜそう思って、どうしたら不平不満が減っていくのでしょうか?
心が動き過ぎた時、どうしたら穏やかになっていくのでしょうか?
の「どうしたい」「どうしたら」という自分の気持ちに気づく、寄り添うということを意識してみてください。
そんな感情が湧いたとき、まず唾液を飲み込み、深くゆっくり深呼吸をして、一度落ち着いて自分の感情に寄り添う練習をしてみましょう。
練習は必要ですよ。心はすぐ揺れ動きますから。
そして、相手の主張、話にも、どんな意図や目的があるのでしょうか?
相手が感情的に色々話しても、そこには意図や目的があるのです。
そこに、自分自身がしたように、相手の目的にも気が付くように心がけてみましょう。
さらに、もう一度、深呼吸をして、心を穏やかにすることを意識して
自分も相手も、安心で安全感を得られる、方法はないか
お互い信頼感が得られる、寄り添える、ちょっと悪い言い方ををすれば、折り合いをつける、お互いが納得する、腑に落ちる。
自他ともにそんな感情になれる、言葉と心の寄せあいはないか、意識して考えてみてください。
最初は、慣れなくて難しいかもしれません。でも何度も繰り返し、自分の気持ちでシュミレートしていくと、なんとなく相手の笑顔が引き出せたりできるようになりますので、心がけてみてください。
肝心なことは、自他尊重の立場で!ということになります。
参考までに。
追伸:お礼メッセージありがとうございました。自分も他人も感情の奥ある目的に気づく、自他尊重の立場は、アサーションとかNVC(非暴力コミュニケーション)で検索してみますと、参考になる本が沢山あります。目を通すだけでもいいので、どれか触れてみてください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
ありがとうございます。
心が揺れたり不満に思った時の自分の目的…
考えたこともありませんでした。今思い出しても、明確に言語化するのはなかなか難しいですね。
少しずつ、目的を探る練習をしていきたいと思います。
相手の目的も考えたことがありませんでした。勝手に「この人私のことよく思ってないのかな」とか「今日イライラしてるのかな」と思っていました。
相手と歩み寄りたいなら、相手の目的に注目してみるといいのですね。
ついつい感情が先走ってしまいがちですが、深呼吸で落ち着き、頭も使ってみたいと思います。
この度は本当にありがとうございました。