主人を信じるのが怖いです。
4.5ヶ月ほど前に相談させていただいたこーこと申します。その節は本当にありがとうございました。
その後、関係を修復すべく専門家の力も借りながら、過ごして参りました。
主人と浮気相手は相変わらずでした。県外の方なのですぐ会いに行ったりなどはないのですが、毎日のように連絡をとり、何度かは休日に会っているようでした。
それでも主人との未来を信じ、行動してきました。
主人を優先し、話をしっかり聞いたり、家の中が明るくなるよう笑顔を心がけたり、出来ることをやってきました。
ですが、1月下旬のある平日、普通に出勤した主人ですが、実は有給をとっていたことがわかりました。
そこまでして浮気相手に会いたいのかという思いが沸き上がり、主人にぶつけてしまいました。主人は仕事を休んでいないし、浮気相手など存在しないの一点張りでした。
私は耐えられなくなり、全て知っている、もう別れてほしい、ということを伝えました。もちろん、主人は怒りました。自分の都合のよい妄想はやめてくれ、もういい加減にしてくれと。
翌日、私はどうしていいかわからず、動けないままでいると主人が「一緒にいたい。けじめつけんとの」と言い会社に向かいました。そして3、40分後くらいに電話があり「もう大丈夫だから」と言いました。
そして「俺の戻る場所はあるんだろうか…」とも言いました。
別れたんだろうなと思いました。
その日の夜、主人が少しずつ話し出し、昔から抱えきれないものが心の中にあり、それが何かはわからないが、辛いということなどを話しました。
そして最後には「彼女は親友みたいなもので、その心の黒い部分を理解してくれた人だった。君は心が綺麗過ぎて自分の黒い部分を見せられないし、ずっと話せなかった。」と言いました。
初めて相手の存在を認めました。
ただ、浮気のこと、旅行に行ったこと、体の関係などは否定し続けました。
存在を認める事が精一杯なのかなと感じました。
多分本当に連絡を断ったんだと思います。
これで前を向いて進めると思いました。
それと同時にまた嘘をつかれるんじゃないかという不安と恐怖が襲ってきます。
その事も主人に話しました。最初はしっかり向き合ってくれましたが、やはりそれは主人もしんどいようで、今は話せません。
この不安と恐怖、どのように対処していけばいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
不安と伝えるより、未来を望んでいると前向きな期待を伝えて。
今までの質問も読ませてもらいました。やはり、夫からの言葉だけを信じ抜くという気持ちにもなれないですよね。今までのことも考えると、本当なのかなって、疑ってしまいますよね。
ただ、気になったのが、あなたには心の奥底の抱えているものを打ち明けられなかった、その部分は彼女が気持ちを受けとめてくれていたということ。これが事実なのか、嘘なのかわかりませんが、そこをあなたに打ち明けてくれたこと、あなたの隣に僕の居場所があるのかと尋ねたことを考えると、夫さんはこれからは何もかも あなたに心の中を見せるつもりでいるのではないでしょうか。
だから、あなたが、信じられない気持ちであることを伝えることは、夫さんが気持ちを打ち明けることを迷わせてしまいますよね。
あなたの不安と恐怖に対しては、夫さんが誠意を持って努めていくしかないでしょうし、あなたも不安だと伝えるよりも、「誠意をもって接してほしい、これ以上裏切らないでね。」あなたと上手くやっていくことを望んでいる、夫婦の未来を期待する気持ちを伝えてみませんか。
夫や家族はあなたの所有物ではない
私たちは、走って転んだりタンスの角に足をぶつけたり、自分の肉体でさえ思いどおりに操縦できません。
ましてや、夫や家族とはいえ他人です。
生身の人間ですから、あなたの所有物ではありません。
ですから、あなたの思いどおりにいかなくて普通なのです。
大切なのはご夫婦二人が穏やかな心で暮らすことであり、そのために、相手を思いどおりにコントロールする必要はありません。
100点を基準に考えるとマイナスマイナスの減点が目につきますが、最初から期待しないゼロベースから考えれば、プラスプラスの加点方式で得した気分になります。
相手を束縛しない、茶飲み友達みたいな夫婦も良いかもしれません。
とにかく、夫に対する「こうあるべき」という執着・こだわりを手放してみましょう。
それは、夫を自由にするためではなく、あなたの心(気分)と頭(思考)を自由にするためです。
質問者からのお礼
願誉浄史さま
浮気発覚後、何度も主人に「俺はあんたの所有物じゃない!」と言われました。なので支配やコントロールをしないようにしてきましたが、まだまだなのですね。執着心も強いことは自分でも自覚していました。
これからしっかり自分に向き合わないといけないですね。
ゼロベースからの考えは、目から鱗です。
加点方式は、なんだかワクワクする気持ちになりますね。
お互いが穏やかな心で暮らせるよう、不要なものを手放してまいります。
ありがとうございました。
中田 三恵さま
ご回答いただいた通りだと思いました。
最近の主人は、今まで以上に色々な話をしてくれるようになりました。(抱えていることを話すとかではないですが)
きっと主人も努力しているのだと思います。だから私も主人との未来を期待することを伝えていきます。
気持ちに寄り添っていただき、心が落ち着きました。
本当にありがとうございました。