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仕事もお金も将来設計も何もかも辛いです

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

コロナで経営不振により解雇されて、無職になりました。必死に再就職活動しましたが9ヶ月もかかりました。
その間も精神的にも、金銭的にも体力的にも辛かったです。
ストレスで消化器に疾患を負い、薬での治療中で副作用で生理が来なくなってしまいまして
将来子供を望んでいるのに、妊活することもできません。
年齢的にももうすぐ40歳で焦っています。
そもそも、無職期間中に貯金もほとんど使ってしまい
金銭的にも子供を作れる状況にないです。
その上、せっかく再就職できたにも関わらず
採用時の約束と違う低いお給料にされてしまい
貯金もできなくて、仮に子供ができても育てるお金も足りません。
お給料だけでなく、正直あまり良い環境の会社ともいえません…
夫も色々あり転職が続きやっと仕事が落ち着きましたが
私より若い事もあり、お給料もあまり多くありません。
その上、義母が障害者でお金も掛かるため一人っ子の夫が義母を支えているため
余計に夫のお金は当てになりません…

私が再び転職活動をするしかないのはわかっていますが
もう疲れ果ててしまっていて、動かなければならないのに
動く事もできないし
そもそも、産休育休制度が整っている会社で正社員で希望額のお給料が貰えて
私のできる仕事の職に再び付ける気がしません…
だって、今の会社ですら9ヶ月も掛かっているから…
また9ヶ月走り抜ける自信がないです。
でも、どうしても夫との子供はほしいです。

そんな時に、一年前に入籍したばかりの弟に近々子供が産まれます。
親に初孫を抱かせてあげるのは自分だと思っていた事もあり
幸せ順風満帆な弟夫婦が羨ましくて
今の自分の状況が悔しくて
毎日辛くて涙を流してしまっています。

辛くて、何もかもうまく行かなくて
苦しくて、羨んで、嫉妬して
ぐるぐると嫌な感情が常に自分の中にあって
早くどうすべきか行動に移さなければいけないのに
色んな気持ちに疲れてしまって、何もできなくなってしまっている自分をどうにかしたいです。

夫と二人で今は幸せなので、今のままでも幸せといえば幸せです。
子供は諦めるべきなのか
そうしたら、楽になれるのではないか?と思うこともあります。
でも、やっぱり諦めたくありません。
子供事、将来の事、今の会社を続けていく自信と体力、病気の事…
少しでも、前向きになれるにはどうしたら良いでしょうか…

2022年3月1日 1:49

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

幸せはつかむものではなく、今感じるものです…

 ご心中お察し致します。
 しかし、あなたの中で結論は出ているんですね…『夫と二人で今は幸せなので、今のままでも幸せといえば幸せです』とおっしゃっています。
 それでよろしいんではないでしょうか。いえ、よろしいのです。
 『子供は諦めるべきなのか』…お子様は「授かりもの」ということを今一度しっかり受け止めて下さい。御縁有れば、お子様にも恵まれるでしょう。
 そして、子育てにはお金も掛かります…でも、無責任に聞こえたら申し訳無いです、お金の問題など二の次ではないですか。今はいろいろと公的な助成制度がありますので、経済面は後で考えることにしましょうよ。わりと何とかなるもの、いえ、皆が可愛いお子様のために何とかしているのです。
 『幸せ順風満帆な弟夫婦が羨ましくて』…そのお気持ちも分かります。あなたにはそう見えるのでしょうね。でも事実は、どうか分かりません。仏教では「一切皆苦」を説きますので、弟様ご夫妻に苦しみが無いとは思えませんけれど…。
 いずれにしても、弟様といってもあなたとは別の人格ですので、比べることは止めておきましょう…結局御自身が辛くなるだけですから。
 あなたの思いは全て将来に向けられているようですね…今はない、又これからも様々のことを手に入れることは出来ない(と決め付けている)将来に。
 どうぞ、今現在に目を向けて下さい。今の、夫君との一緒の時間を大切になさって下さい。
 幸せは将来やってくるものではありません。今感じられるかどうかだけなのです。
 未来も過去も存在しません…あるのは「今」だけです。
 その大切な今に思いを向け、今を大切に、今の会社で一生懸命に勤めて下さい。そこに幸せを感じることが出来なければ、これからも幸せを感じることは無いでしょう。
 幸せを感じることの出来る者が、一番の幸せ者なのです。
 分かりきったことのようで、忘れてしまっている尊い事実です。
 どうぞ、夫君との今のお暮らしを大切になさり、ご苦労の上で就かれた今の御仕事を大切にし、誇りを持って精一杯勤めて下さいませ…そこに幸せを感じることの出来るときが必ずやって来ます。
 仏様があなた方を支え、見守り続けて下さっています…。

2022年3月1日 15:03
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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

小林覚城様
お言葉ありがとうございます。
そうですね、自分でもわかっていた事です。
夫と一緒にいられる事が唯一とても幸せに感じています。
子供も授かりものという事もわかっていた事でした…
ただ、今の会社は上層部の人間に問題があり毎月1〜3人ペースで退職者が出ているような会社で
私自身も、産業医から休職を勧める、可能ならカウンセリング等を受けるようにと言われているような状況なので
今の会社を続けて幸せを感じるという事は難しいかもしれません…
弟の件も、隣の芝生は青く見えるようなものとはわかっていたのですが
義妹の妊娠報告時に弟から心無い一言を言われ、夫も私もとても傷ついたという経緯もありいくら幸せ順風満帆で嬉しくて浮かれているからって、何を言っても許されるのかと心に引っ掛かってしまっていました…
どうしても、将来の不安だけでなく過去現在の辛い気持ちばかりに目が向いてしまいますが
それでも、今、そこに幸せを感じることが出来なければ、これからも幸せを感じることはできないという事ですので
今ある幸せと向き合っていけるようになりたいです。

ありがとうございました。

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