十三仏の掛軸で供養したいです
お世話になっております。
祖母が亡くなってからこれまで自宅に仏壇の購入を検討しておりましたが、実家に仏壇があるのと金銭的なところで断念いたしました。しかし、自宅で供養をしたい気持ちは無くなるわけがないので、今は西の方に向いて座り、頭の中に仏様を描いて朝晩に仏前勤行次第を唱えております。
できればご本尊の仏像を置きたかったのですが、子供が小さくて危なっかしいので掛軸にすることにしました。そこでご本尊と脇侍の掛軸ではなく、十三仏の掛軸を見た時に、それぞれの仏様がご先祖様に見えて即決で購入しました。
十三仏の掛軸を常に床の間に掛けて、その掛軸を我が家のご本尊としてそれにお経を上げても大丈夫でしょうか?
それぞれの仏様がそれぞれ何回忌かの意味を成していることは調べて理解しました。
法要の際だけ掛けるのではなく、常に掛けて毎日拝みたいのですが大丈夫でしょうか? それぞれの仏様を自分のご先祖様に見えるからといってそう見立てて拝むのは罰当たりでしょうか?
拙い文章で申し訳ございません。
ご回答頂けましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
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十三仏供養
ころころさま
仏前勤行をお勤めなさられておられること、誠に有り難いことでございます。
十三仏の掛け軸をお掛けして年回忌をご供養する風習は今も残っているところがあり、また、実は先日に仏壇の御本尊が十三仏という方のお開眼をお勤めさせて頂きました。
その際、お家にお伺いして、事前に聞いていなかったため、お家の宗旨の御本尊ではなくてびっくりしましたが、洒水点眼読経、十三仏の各真言と光明真言をお唱え致しました。
ご本尊としてお勤めなさられるのであれば、できればお開眼をなされるのが良いかとは思います。もちろん絶対ではありませんので、無理であれば構いませんが。
密教の仏様もいらっしゃるので、可能であれば、真言宗や天台宗などの僧侶にお願いするのが良いでしょうし、お寺で護摩供と共にお軸をお開眼して頂けるところもあるかとは存じますので、事前に問い合わせてから伺われるのも。
合掌