故人の祥月命日と誕生日について回答受付中
そろそろ亡くなってから初めての誕生日を迎えますが、亡くなった日を浄土に生まれ変わった日なら仏の誕生日は祥月命日なのでそちらの方が大事でしょうか?
でもお釈迦様の誕生日は花祭りで広く知れ渡り有名ですが、自分の肌感覚では涅槃会はあまり知られてなく法要もあまりしないお寺が多い気がします。
誕生日にお寺様に来て頂き読経してもらっても良いのでしょうか?
25歳で結婚し1年後に家を建て不妊治療の末31歳で長男が産まれ6年後に次男が産まれました。 普通に平和な家族でしたが2025年8月に突然長男を亡くしました。
お坊さんからの回答 1件
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誕生日、祥月命日、どちらでも大丈夫です
この度は、大切な長男さんについてのお尋ねを寄せていただき、有り難うございます。「お寺さまに来ていただくのは、誕生日か、祥月命日か」というお尋ねですね。また「お釈迦様の誕生日は花祭りで広く知れ渡り有名ですが、自分の肌感覚では涅槃会はあまり知られてなく法要もあまりしないお寺が多い気がします」という点からのご相談かと受けとめました。どちらが正しいかということではなく、住職として15年の経験の中で、実際のお参りの場面に照らし合わせると、故人さまのお誕生日よりも祥月命日にお参りをさせていただくことが、圧倒的に多いです。1周忌・3回忌・7回忌というご法事もご命日前後でお勤めされます。ですから、母親であったお連れ会いさんの意向をまずお尋ねになり、候補日のいくつかを選び出して、お寺さまにご相談されるのが良いかと思います。
マリオさんが「長男さんは、この世の縁を終えられて、阿弥陀如来様の働きを受けて、浄土に往生し、成仏されました。そして、遺してきた両親や次男さんを護り導く存在となられました」という教えに出遇われたことが尊いことです。我が子を亡くすという信じられないほど辛い経験を通して、マリオさんやご家族は、阿弥陀如来の広大な仏縁に出遇われたことになります。この教えは、ある意味、人間や世間の常識を越えたものです。だから、今すんなり納得することは難しいかも知れません。納得や理解を急ぐ必要はありません。ただ、スポンジに水がしみこんでいくように、そのまま、お寺さまと通して届けられた仏さまのお話を聞き受ける縁を重ねて下さい。次男さんには、「亡くなったお兄ちゃんが、仏さまとなって、あなたや家族を守っていてくれるから大丈夫だよ」といつも声をかけてあげて下さい。そして、お仏壇に手を合わせる習慣を大切にしてください。
ご遺族を支える「グリーフケア」の分野では、節目節目に悲しみがよみがえってくることを「記念日悲嘆」という言葉で紹介されています。どうかその気持ちも大切にしながら、「悲喜交々の毎日を一緒に重ねていこうね」と、声をかけ合ってください。お寺さまとのご縁も結ばれていますので、読経とお話を聞くだけで終わらず、遠慮なく相談をされるといいと思いますよ。ご家族の今後を伴走し、次男さんの成長を応援してくださるお寺さまであると、心強いですね。
これからも、ハスノハ一同応援しています。



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◆「絵本のお坊さん」として、絵本を通じて人生を見つめ直す活動を行っています。◆死別、離婚、退職、不安など、様々な喪失を抱える方のお話に寄り添い、仏道の教えを分かち合いながら心を癒すお手伝いをしています。◆資格:グリーフケアアドバイザー1級、発達障害コミュニケーション初級指導者。