主人からの一方的な離婚宣告を受けました
自営業の家に嫁ぎ22年が経ちました。先日主人が一方的に離婚を言い出し、どうしたら良いか分からずに悩み心身共に大きなダメージを受けています。
理由としては「1年半ほど出掛けることも無く会話もほぼ無い、食事も一緒に取らないし関係は破綻している、もう限界だ」と。
言っている事はその通りですし、私にも非はあります。
ですがそれにも理由があります。主人が怖くて萎縮してしまい普通に会話する事が出来なくなりました。最低限の業務連絡と挨拶を交わす程度です。
原因は1年半程前に言われた言葉でしたが、それ迄に言われた別の心無い言葉をも思い出してしまい、その恐怖心が何倍にもなってしまったためです。
調べてみたらモラハラの傾向にあるようで、飴と鞭のようにその要因が来るため、「やっぱり私がいけなかったんだろう」「この優しさがあれば また大丈夫かもしれない」と、今迄は関係を回復させる事も出来ていましたが、今回はそれも出来ず…
かなりワンマンで思い込みや自論が激しく、正論を振りかざして論破して来ます。自分がこうだと思ったら、こちらがいくら説明しても納得してくれることはなく、謝罪も無く、私が間違っている方向で会話が終わってしまうため「やっぱり私がいけないのかな…」と、その度に理不尽な思いを奥歯で噛み殺して来ました。
1人で何店舗も店をオープンさせて来た敏腕経営者だし、本当に良く頑張ってくれていると感謝もしていますが、どんどん経営者の色になって行く寂しさを抱えながら、主人のやる事や指示に従い何とか仕事をこなしていく日々です。
口を出しても、きっと何倍にもなって帰って来る言葉の方が怖くて、意見は何もしないようにしています。
その仕事も離婚後急に辞められても困るから続けてくれ、とか、新しいパートナーを探して笑顔のある生活をしたいから1年ぐらいで片付けをして…と。その後の言葉はショックのあまり良く覚えていませんが、出て行って欲しい気持ちは伝わってきました。
生活はこのような状態でも、決して気持ちが無かった訳ではなく、家事も放棄せず一生懸命やって来たつもりです。コミニュケーションが上手く取れなくても、私が頑張って居ればきっと伝わるだろう、、そう思っていたのは奢りだったのでしょうか?やはり私がいけないのでしょうか。
どうしたら良いか分からず、頭も心もパニックです。
離婚に従うしかないのでしょうか…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたの先行きを慮って
こんにちは。
「離婚に従うしかないのでしょうか」とのご質問です。
勿論、結論は最終的にあなた次第ですが、「従う」という消極的選択よりも「離婚」を選んだほうが良い、という積極的姿勢で考えるべきでは、と感じました。
質問文にはなく、回答者側だけに分かるプロフィールの事項が回答には不可欠だと判断し、勝手ながら補足します。それは、あなたがすでに精神疾患にあり、子どもさんがいるということです。
ご主人は、こどもさんのことをどう考えているのでしょうか。離婚後、「新しいパートナーを探して笑顔のある生活をしたいから1年ぐらいで片付けをして」などとよく言えたものだと思います。以前のお母さんが居なくなって、新しいお母さんが来たから「笑顔のある生活を」しましょう、と子どもさんに言うつもりなのでしょうか。
一事が万事ですが、ご主人は家族のことを替えがきく従業員程度にしか見えていないのではないでしょうか。「仕事も離婚後急に辞められても困るから続けてくれ」など、家族が家族に吐く言葉とも思われません。
そう、ご主人は夫でもなく、父親でもなく、家庭の外でも内でも「敏腕経営者」なのです。気に入ったから採用、気に入らなければ解雇。そういうことだと思います。
一方、あなたは「家事も放棄せず一生懸命やって来た」。「コミニュケーションが上手く取れなくても」「頑張って居ればきっと伝わるだろう」、それは多くの人が通常心がけていることであり、「奢り」などではありません。あなたは、必死に妻であり、母であろうとした。
しかし、双方向で対等な「コミニュケーション」は、相手あってこそです。双方向で対等な交流を望まない人は、そういうやり取りをそもそも受け取りたくない、のです。対等な夫婦であろうとした、しかしご主人が望んだのは上意下達の上下関係だったのではないでしょうか。それは、「恐怖心」を覚えるほどの一方的なものだった。
あなたの精神状態の快復のために、子どもさんに本来の幸福な家庭像を見せていくためにも、ご自身の経済的自立ときちんとした財産分与(結婚後に築いた財産は均等に分ける必要があります)をしっかりと確保することに注力したほうが良いと思います。あなたのためにも、子どもさんのためにも。
質問者からのお礼
釋 悠水 様
こんにちは、この度はご回答ありがとうございました。
折れそうな心の私に、このような温かなお言葉を下さり深く深く感謝申し上げております。
鬱や更年期障害も重なり掃除などは手をつけられない部分もありますが、生活に支障のないよう家事をこなしても私にも多々至らない部分はあります。
その点は責められても反論する気は毛頭ありませんし、認めて謝罪もする気持ちでおります。
人は自分の鏡。と言う言葉を常に心に留めていますが、主人の対応を見ていると、きっと私もこうなのかも知れない…自分の気付かない部分で人を傷つけてるはずだから気をつけねばと、常に良い人で居よう好かれようと言う訳ではなく、自分が苦しんだ分 人への接し方には十分注意してきました。
それでも何か起こると「きっと自分のせい、自分が悪いんだ」と言う思考に苦しんで来たのも事実です。
それでも、どんな状況でも、愚直にやって来て良かったです。
頂いたお言葉を有難く胸に留め、前を向いて進んで行こうと思えました。
守るべきものを、命を懸けて守り抜きたいと思います。
本当に、どうもありがとうございました。