hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

考えすぎない方法

回答数回答 2
有り難し有り難し 25

初めてご相談させて頂きます。
心配性で心身の調子を崩すことが多いです。
考えても仕方ないこと(不安、心配、もしも、最悪のケース等)から気を逸らすコツがあればご教示ください。
違うことを考えようとしてもモヤモヤが胸にわだかまったまま、気がつくとまた考えてしまってることが多いです。

よろしくお願いいたします。

2022年3月19日 13:59

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私も心配性です

 ちゅうさん、毎日が不安と心配で悩んでしまうそうですが、身体は大切です。ご自愛ください。
 何か行動するとき、心配事や不安になるのは他人からしたらどうでもいいことが多いのですが、本人は心配で仕方がないことの方が多いようですね。他人は他人ごとだから、「気にするナヨ」と軽い気持ちで言ってきます。逆に自分が友達などから心配な事を言われたら、どのように回答しますか?やっぱり「気にするナヨ」と言いますか?相手に寄り添いますか?私はついつい「気にするナヨ」と言ってしまいます。その後に「それでも不安なものは不安ですよね」と言いますかね。
 あなたが不安な事は他人に分かってもらえないし、すぐには解決できないことの方が多いのです。そんなこんなで1日が過ぎ、1週間が過ぎ、1ヵ月が過ぎ、1年が過ぎ、いつの間にか長い時間を過ごしていることがあります。
 不安、心配で長い時間過ごす1年も楽しく長い時間過ごす1年も同じ1年ならあなたはどちらを選びますか?
 心配や不安はある事が問題ではありません。それを話さないことの方が問題です。周りに話せる人を探しましょう。いなければ、心身を悪くするほど悩む前にここhasunohaで今の悩みを話してください。つぶやきもあるし、リモートもありますよ。お待ちしております。

2022年3月19日 16:17
{{count}}
有り難し
おきもち

あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのでは...
このお坊さんを応援する

南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏を連続で口ずさみましょう。
なむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶ
これをたとえば一分間続けてください。
その間に、色んな妄想雑念が頭に浮かんできますが、
妄想雑念に没頭しないでなむあみだぶに意識を帰す。
なむあみだぶが心の家の主人で、妄想雑念は家にやってきてもすぐいなくなるお客様。
静かな心の月を妄想雑念の雲が隠すことはあるが、雲は月を壊せない。雲が過ぎ去ればまた静かな月。
過去は過ぎ去りもう無い、未来は未だ来たらずまだ無いと認識したうえで、南無阿弥陀仏から妄想雑念、妄想雑念からまた南無阿弥陀仏と意識をスイッチできる自由自在さがけっこうあることに気付きましょう。
あなたはもう丸腰ではない。
たった今からあなたは、南無阿弥陀仏という剣を手に入れ、妄想雑念の鎖をスパスパ切れるようになりました。
南無阿弥陀仏とは、阿弥陀仏に私をお任せしますという意味を含みます。
仏様にお任せしておけば、あなたは来世では極楽浄土に往生できます。
だから、この世の問題は実は「どっちでも良い」。
この問題の結果がAでもBでも、南無阿弥陀仏をできれば極楽浄土に往生できるからまぁ良いやと安心してください。

2022年3月20日 5:57
{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご回答くださったお二人のお坊様に、感謝申し上げます。お礼が遅くなりすみません。

大鐵さま
ご回答ありがとうございます。私が人に相談されたら、やっぱり「気にしすぎない方がいい」「楽しいことの方に目を向けた方がいい」…と言ってしまうかもですね。言うは易し行うは難しですね。
心配や不安を話せる人がいた方がいいとのこと、私には友達が多くないのですが、その友人も、また家族も、私の不安に耳を傾けてくれる人ばかりなので改めて感謝です。
今は便利な時代で、対面でなくともこういった場で色んな方に色んな角度からアドバイスを頂けて本当にありがたいです。
また不安が首を跨げてきたら、お話させてください。ありがとうございました。

願誉浄史さま
ご回答ありがとうございます。願誉浄史さまのお話を読み、以前本当に怖い思いをした時に、阿弥陀さまに「どうかお助けください、お見守りください」と祈りながら夜を明かしたことを思い出しました。その時は恐れていたことは起きませんでした。阿弥陀さまにお願いしたから大丈夫だ、安心していいんだ、と朝になってようやくうとうとしたんでした。
大切な経験でした。思い出させて頂き、ありがとうございます。
もしも、もしも最悪の事態があって、命が奪われることがあっても、阿弥陀さまがお迎えに来てくださると思っていきます。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ