自分に自信が持てません
こんばんはお世話になっております。
早速ご相談なのですが、私はこの春から大学生になります。
この大学進学の目的は様々あるのですが、最も大きな目的として「自分の世界を広げること」というのを自分で決めて進学しました。
というのも、私は今まで自分に自信が無くて、休日友達と遊びに行くこともあまり無いし、学校のクラス会や、大人数で遊ぶような場もすごく苦手でほとんど行ったことが無かったんです。
周りには可愛くてオシャレでキラキラしてる子がたくさんいて、その中にこんな私が入ったら絶対浮くし嫌われる、と思ってしまいます。
そのため、周りの人との上手い付き合い方とか、私と同世代の子たちの遊び方などが全く分からないし、ずっと狭い空間にいる気がして、つまらない人間になってしまったと思っています。
そこで今年からは、多くの人とコミュニケーションをとったりたくさん遊んだりして、色んな世界を見てみたいと思っているのですが、やっぱり最初の1歩が踏み出せません。
せっかく自分で世界を広げたいと思って大学に来たのに、このままだと今までと変わらない日々が続いてしまいそうです。
自信の付け方、自分を認める力、自己肯定感の上げ方などがありましたら教えて頂きたいです。
拙い文章ですみません。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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無理はしないように
周囲のキラキラした人たち、この人たちにあこがれるのは良いことでしょう。
「あの人のようになりたい」
「あんな生活をしてみたい」
そういう気持ちは自分を励まし、また慢心を防いで向上心を育んでくれるでしょう。
しかし、もしあなたが“自己肯定感を高めたい”のなら、“世界を広げよう”としていることは間違いです。
なぜなら、今あなたが言っていることは、自分の中で足りない自信を“価値ある友達”を作ることで埋めようとしていることに他ならないからです。
残念なことに、つまらない人間は誰と付き合おうと世界を広げようとつまらない人間のままです。
よく思い出してください。
キラキラしている人間は一人でもキラキラしているのではないでしょうか。
つまらない人間のまま「キラキラした人間に近づこう」「世界を広げよう」とするから、最初の一歩が踏み出せないのです。
“上手い付き合い方”など幻想です。
口が悪くても好かれるなら、それと補うだけの愛嬌があるのでしょう。
顔が悪くても好かれるなら、それを補うだけのユーモアがあるのでしょう。
頭が悪くても好かれるなら、それを補うだけの明るさがあるのでしょう。
コミュニケーションや人付き合いの技術はあくまで“嫌われない技術”であり、それが出来るだけでは好きになってもらえません。
誰かに好きになってもらうには、つまらなくない、魅力的な部分が必要なのです。
キラキラしたおしゃれで可愛い子は、
おしゃれでいることが、
可愛くいることが、
楽しくて仕方ないからできるのです。
あなたが出来ることは、自分が努力しやすい分野を見つけ、自分にとって何が楽しい時間かを知ることです。
その結果、可愛くおしゃれでいることが好きなのなら、それからその世界に行けばよいでしょう。
誰かのためでなく、自分のために選んだ道でなければ、結局は周りに合わせるだけの“つまらない”人になってしまいますよ。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
今の自分の本当の姿に気付かされました。
早くつまらない自分を変えたくて世界を広げようとしていましたが、自分を変えることで色々な世界を見ることが出来るのですね。
見た目の面でも、心の面でも自分磨きを頑張りろうと思います。
ありがとうございました。