ペットの死が怖いです
私が小5の時、家の裏で鳴いていたのをきっかけに、猫を飼い始めて今年で12年です。人間でいうと、おばあちゃんぐらいです。
最近、ちょっとずつ猫の体に異変が起きているように感じ、もうお別れを覚悟しなければならないと思っていますが、猫は家族の中で一番と言っていいぐらい、私に懐いてくれていて、その思い出があるので、泣いてしまうぐらいとても苦しいです。
飼わなければ良かったかな、と思っても家の裏にいたのはやっぱりそういう縁があったからだと思うのです。一時期、家族の中で問題が起きた時も猫がいたから救われた事もあります。
まだ生きてはいるものの、いつまでかは分からない。これからどのような心構えで過ごしていけば、その時がきたとき、ちょっとでも心は軽くなるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一緒に過ごした全てのものは、あなたの中で消えたりはしません。
あなたにとって、大事な存在、大事な命ね。こんな寂しく辛くなるなら、飼わなければよかったと思いながらも、あの子との時間は多くの喜びや幸せに満ちていた。
出会ってよかった。やっぱりそうですよね。
この世は無常、移り変わり、留まることはありません。だからこそ、この瞬間 瞬間が、特別なものであり、大切に思っていけるのです。
変わることがなければ、ここまで想える私であったのだろうか。何をしても、変化もなく、離れる日はやってこなければ、これほど大事に関わっただろうか。
生きるものだから、その変化や反応に喜びや感動が生まれるものですよね。
限られた時間を大切に、一緒に過ごしてくださいね。この家の子になれて幸せだったと、思ってもらえるように。
一緒に過ごした全てのものは、あなたの中で決して忘れたり消えたりはしません。
だから人は、別れたあとも、亡きいのちを想い、手を合わせるのでしょうね。
心で生き続けるからこそ、手を合わせる先に、また会えるように感じるのだと思いますよ。仏法は、そこを説いてくださっています。あなたも、あの子との縁だけでなく、こうして繋がった縁を、仏縁に繋げてくださいね。
質問者からのお礼
回答して下さりありがとうございました。
こうして家族としての縁があったことを心から感謝して、大切にしていこうと思います。