動物の命について
職場である農園で、害獣駆除のため、動物が銃殺れています。
園内に銃の音が響いた時、涙を流してしまいました。
泣かないで。あの動物たちのせいで作物がどれだけ被害にあっているか。ここに来るのが悪い 。
とおっしゃる方や、
ただなぐさめてくれる方、
それぞれです。
他に涙を流す人はいません。私はいい人ぶっているなかと恥ずかしくなりました。
ただ、人間の都合で突然命を落とす動物の一生を考えると、胸が痛みます。
こちらの命を奪われかねない危険な動物がいることも理解はしていますが、共存できないことに悲しみを感じてしまいます。
このような気持ちになるくせに、私は、動物を食します。植物もすべて命をいただいていると考えますし、ありがとうと思っています。しかし目のある動物や魚が死ぬとなると、かわいそうという気持ちがどうしても浮かんでしまい、食べる権利はないんだろうな、と考えます。
とても矛盾しているし、自分の弱さに情けない気持ちでいっぱいになります。
こんな自分とどう向き合えばよいか教えてください。
相手がどんな人、立場でも譲れないところは譲れない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
体質だと思う
食物アレルギーや花粉症、あるいは高いところが怖い人、涙もろい人などは体質でしょう。
あなたの抱えておられる心理状態も、上記のような体質の一種だと考えてはどうでしょうか。
もちろん体質だって変えられる場合はあるでしょうけど、体質自体は本人がなろうと思ってなったわけではないので、ご自身を責めたり卑下する必要はないし、本来は恥ずかしいことでもないのです。
一方で、花粉症の人が人前で鼻水を出しっ放しだと多少恥ずかしいように、体質に伴う症状(反応)を他人に見せるのを恥ずかしがる気持ちもまた自然な気持ちですよね。
誰にでも恥ずかしいことはあるのでお互い様です。
「大丈夫、あるがまま、お互い様」
と心に念じるようにしてみましょう。
罪深い私達ですから
拝読させて頂きました。
詳細な職場のことやあなたのことはわからないですけれども、その生きものが殺されていくことをあなたが深く悲しんでおられることはとても伝わって参ります。あなたのそのお気持ちを心より受け止めさせて頂きます。
殺されたその生きもの達が仏様に導かれ心安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その生きもの達も命を与えられてこの世で生きているのですからね。本当ならば私達はその命を奪い殺していいわけではありませんよね。そして私達は毎日尊い命を自分が生きる為に頂いている、つまり奪い殺しているのです。ですから殺生しているのです、罪を犯し続けているのです。
私は毎日朝お勤めの中でそんな罪、罪悪を犯し続けている自らを心から省みて仏様や神様やご先祖様に告白して懺悔しています、そして心から謝り続けています。そしてできる限り罪を犯さない様にとお誓い続けています。
仏様や神様やご先祖様はその様な私達を全て受け止めて下さり、受け入れて下さいます。
その様な愚かな罪深い私達に寄り添いお許しなさって下さいます。
その生きもの達は必ず仏様や神様がお導きなさって下さいます、仏様や神様のもと一切の迷いや苦しみや痛みからも救われて心清らかに何の憂いもなくご成仏なさっていかれます。
あなたもどうかその生きもの達が心安らかになります様に心を込めてお祈りなさって下さいね。至心合掌
あなたのその思いや、祈りは必ず仏様や神様に届きます、その生きもの達に届きます。
いつの日かあなたは与えられた天寿を全うなさる時が来ます。その時には必ず仏様や神様がお導き下さいます、そしてご先祖様やその生きもの達もあなたを優しくお迎えなさって下さいます。そして一切の苦しみや迷いや辛い思いからも救われていき清らかに円満にご成仏なさっていくのです。
あなたがこれからも清らかな心を持ち生きものをご供養なさり、あらゆる命を大切になさり、毎日を健やかに生きることできます様に心から仏様や神様やあなたのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
そしてあなたが与えられた天寿全うなさる時必ず仏様や神様が導いて下さり、ご先祖様や生きもの達があなたを優しくお迎えなさって下さいます様に心からお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ