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あの世での苦しみや辛さ、怒りについて

回答数回答 1
有り難し有り難し 16

生きている時の怒りや苦しみ、辛さは、あの世にいっても続くのでしょうか?
私は父が生存中に、酷いこともしました。
やられたら、やり返す。そういう感じです。
父の死後もその事に悔いが残っています。
思いついた時や毎朝、仏壇の中の父に「ごめんなさい」と思ったり、手を合わせています。
けして許してもらおうとは思ってはいません。恨んでいるなら、それでいいし、どんな天罰も構いません。
ただ、父が死後の世界、あの世で穏やかにいてほしい。そんな想いで質問をさせていただきました。

お忙しい中、大変恐縮ですがご回答をお待ちしております。
よろしくお願い致します。

2022年4月16日 15:21

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

手を合わせること大切ですね。

人はなくなれば全てが手放されます。こだわりなどなくなります。そういう自由な存在を仏といいます。
仏教は生きながらに仏となる、悟りをめざします。
あなたもお父様にしてしまったこと、後悔を懺悔し、手放しましょう。お父様はすでに仏となり赦しています。不安になったらまた、仏壇に手を合わせたらよいです。そしてすっきりと生きていきましょう。恨むなんてことないですよ。大丈夫ですよ。

2022年4月16日 16:45
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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

邦元 様
ご回答を有難うございます。
父の事だけが心配でしたので安心しました。良かったです。
また、仏教の素晴らしさが少し分かった気がしました。
いただいている自分の命を精一杯に生きたい、生きなければと思いました。そして、また不安になったら手を合わせながら生きます。
お忙しい中、教えてくださって感謝しております。有難うございました。

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