祖母の死と後悔
お世話になります。
先週祖母が亡くなりました。
私の母はシングルマザーで仕事仕事の日々で幼い頃から食事などは祖母が準備してくれるのが当たり前で悪いことをすれば祖母に叱られるのも当たり前でした。ばあちゃん子でした。
どうにか恩返しがしたくて運転免許を取ると通院や買い物、入院、手術も全部私がやっていました。祖母も最初は怖がっていましたが段々となれどこに行くでも私に言うようになり10数年立ちました。
そんな祖母が昨年血管肉腫という稀な病気になり先週亡くなりました。
手術が終わった後、私は先生とお話して相当悪い病気で、半年前後だと言われていました。祖母は悪い病気だったら教えてと言っていましたが私も家族も本人には伝えずずっと隠していました。
そして先月救急搬送された際にも私が付き添ったのですがその際に
「いつ心臓が止まってもおかしくない。1週間以内かもしれない」と言われていました。
そこで在宅での看取りを希望し在宅に戻りました。
そのときも祖母は治ると信じていました。
祖母が少しでも楽しい生活を送れればと思ってのことでしたが、本当は教えてほしかったかな…など考えてしまいお葬式の後から祖母と最後に話した時間頃になると目が覚めいろいろ考えてしまいます。
私はどうすれば良いのでしょうか。
悲しいはずなのにいまだに実感もなく変な気持ちです。
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よく生きたね。ありがとう
優子 様 相談ありがとうございます。
まずは、ご祖母様のご冥福をお祈り申し上げます。合掌礼拝
さて、身近な親しい人がお亡くなりになると、人はだれでも、受け入れられないと
心が動かなくなります。悲しいはずなのに感情が表に出てこないような感じです。
そんな自分を変だと思わないでください。そんなぼーっとした感じ、でも時々覚醒した感じ、それがあっていい。ということです。
悲しみが、受け入れられないと怒りに変わったり、急に思いっきり泣きたくて、混乱したりもしますので、そんな感情の自分を責めないでください。優子様のせいではありませんので。泣きたいときは泣く、ぼーっとする時はするで、感情に任せてみましょう。やがて、悲しみを中心に、抑うつや諦めを行ったり来たりして、だんだんと以前のような生活ができるようになります。
悲しみが消えるわけではありませんが、抱えていても大丈夫な状況になります。ただ人によって期間が違いますので、悲しんでいい期間だと思って心はマイペースでいてください。
そして、ご祖母様には、「よく生きたね」「生ききった」「ありがとう」「ご祖母様のおかげで私は今ここにいる」というような言葉がけをしながら、供養を続けてください。
余命を伝えることは、本人と家族の関係性がそれぞれ違いますので、決まった答えはありません。優子様家族がそれがベストだと思って選択したのですから、ご祖母様も解っていると思います。ですので、さらに、「よく生きたね」「ありがとう」の言葉が必要かなと思います。ご祖母様に対しても、優子様ご家族に対しても。
さらには、沢山の思い出話をご家族皆様で、出し合って、泣いてもいいし笑っていい。感情の出しあいをすると、癒しに繋がりますので、家族で沢山、ご祖母様に話しかけてください。もしかしたらご祖母様が笑顔で応えてくれるかもしれませんね。合掌礼
質問者からのお礼
お忙しいなかお返事下さりありがとうございます。
ゆっくりと祖母に話しかけながら過ごしたいと思います。