父親の余命宣告を受けて、今何ができるのか
私の父親(75歳)は、重い肝疾患を患っており、大学病院で40歳から35年間、病と向き合ってきました。
ここ2年間は、手術などの為入退院を繰り返しておりましたが、なんとか退院して自宅で生活することが出来ていました。しかし3週間前に自宅で、肺炎で高熱が出て、救急車で運ばれ入院することになり、みるみるうちに体力がなくなり、今は、病室のトイレに行くのが精一杯で、移動の際も車いすにのっており、家族や本人も、この急激な変化に驚いています。
今回は回復がなかなか進まず時間がかかるようです。長年お世話になった大学病院にはもう出来ること(治療)がありませんので転院してほしいと言われました。父は、最後までこちらでお世話になりたかったようで、
その説明があったときの父の悲しい顔
を見たときはとても辛かったです。
次の転院先は自宅に近いのですが、規模の小さな病院で、不安もありますが、父は、自宅に帰ることを希望しているため、このような判断になったのだと思います。(介護など地域連携を考えて)
今、コロナ感染予防で、入院先では面会禁止となり、こんな時でも会って話が出来ないもどかしさや、
本人の希望通り、出来ているのか、
自分が今出来ることは何なのか?
焦りもあり、ご相談致しまた。
よろしくおねがいします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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回復アプローチは医療だけではない。ご家族の存在が生きる支えに
それは心配ですよね。病と生きてこられて、受け入れていくというのは、とても勇気のいることです。今までも、ご家族の支えは大きいものであったと思います。
治療がないということは、ご本人の自己回復力が頼りだということですね。ますます、ご家族の存在が支える力になると思います。
私は在宅でのサポートをしているのですが、ご本人さまが、どのように過ごされたいか、どんな最期を望むのか、いのちの尊厳を守ってさしあげるのが、皆さまがしてあげられる形だと思っています。
そのために、ご本人さまや、ご家族、医療、そしてメンタル面を支えるチームが、一緒になって考えていけたらいいですよね。その空間は、とても大切な時間になっていきます。
回復アプローチは、医療だけではありません。気持ちに耳を傾ける。受け止める。応えていく。そして、こちらの想いも お伝えする。お父さまが与えてくださった家族の時間ですものね。
私は、その後のご家族のサポートもしていますが。後悔がないのは、最後まで共に生きたという実感です。お父さまのために、だけでなく、あなたもお父さまと過ごしたい時間を重ねてくださいね。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
回復アプローチは医療だけではない
とゆう言葉がとても心に響きました。
私はまだ何をしてあげられるのかわからないのですが、ヒントをもらえたような気がしました。ありがとうございます。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )