鬱病の友人が心配でたまりません
私には長年本当に大切に思ってきた友人がいます。彼は1年ほど前から鬱病を患っており、沢山の苦労をしながらも、この半年間で徐々に彼本来の元気を取り戻していました。近々共に里帰りをしようと約束ができるくらいには、彼は回復していたように思えました。
しかし本日、彼が自殺未遂を起こしました。本当に突然の出来事でした。なんとか家に帰ってきた彼は声を上げて泣いていて、泣き止む頃にはぼんやりと一点を見つめながら、虚ろな目で「死にたくはないけど、生きていたくもないと思った」と言いました。
死に場所を探していた、という趣旨の話をぽつりぽつりと彼はしました。彼の両親と自分でただ話を聞いて、手を握り、抱きしめ、泣くことしかできませんでした。
あとから彼の恋人も急遽やってきて、同じように彼を抱きしめました。
彼はもともと希死念慮があるような人ではなかったので、これも病気のせいなのだと分かっています。しかし彼の口から「この方法では見た人がトラウマになる、この方法では、」と語られていくことが怖くて怖くて。虚ろな目が私をまともに映していないような気がして、ただただ無力を感じました。
自分の身内にも、「もしかしたら、があるかもしれない。ないといい。だけど覚悟はしておいた方がいい」と言われました。そんなの耐えられません。
自分は、今再びどん底へ潜ってしまった彼に対して、どのような心でいたらいいのでしょうか。常に心に重たい重りがあるようで、悲しくて、苦しくてたまりません。友人を失うかもしれないことが、どうしようもなく怖いです。 無力な私に何が出来るのでしょうか。友人に対して、ネガティブな心持ちになり過ぎないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
また、これは本当につまらない心なのですが、彼の恋人が来た瞬間彼はわざわざ走っていき、ひとしきり泣いたあと穏やかになり、むしろ笑い声も聞こえ始めるほどでした。彼が私をこれ以上ないほど信頼してくれているのは分かっているのですが、恋人には敵わないのか、私では彼のこころを癒すことはできないのかと、おかしな嫉妬にも駆られています。そんなことを言っている場合ではないのは痛いほどわかっています。この気持ちにも、どう折り合いを付けたらいいでしょうか。
長々とすみません。よろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ひとりにしないほうがいいわね。出来れば、誰かがそばに。
とても心配ですよね。
私は日頃、希死念慮者や自死遺族の方々のサポートをしています。
恋人や家族、身近な人にほど、心配をかけまいと笑顔を見せたり、空元気に振る舞うこともあります。あなたの話を聞かせてもらいながら、あなたの前で見せた彼が、心の中を見せてくれたようにも思います。
具体的に死ぬ方法を調べたり準備しているように思いますね。心配だわ。
ひとりにしないほうがいいわね。出来れば、ご両親のもとへ、一時的に帰られるか、誰かが一緒に住むか。
また、励ましなどはせず、ただ声をかけたり、耳を傾けたり、そばにいるだけでも充分支えになります。
どうか、あなたの出来る範囲でいいので。見守ってあげて。
私が相談員をしています団体です。
頼ってください。↓
認定NPO京都自死.自殺相談センターSotto
https://www.kyoto-jsc.jp/sodan/
質問者からのお礼
中田 三恵 さま
ご回答、本当にありがとうございます。本当にその通りです。暫くはご両親がずっと傍にいて下さることになったので、ひとまず安心はしています。
そしてつい先日、彼が会いに来てくれました。元気な心に対し体力が思うようについて行かなかったりと、様々なことがアンバランスになってしまったことが原因ではないかと彼のお母様が仰っていました。
励ましはしない、というのは大事なのだろうな、と思います。できる限り彼を支えられたらと思います。
NPO団体のご紹介もありがとうございます。本当に助かります。
改めまして、ありがとうございました。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )