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ポーカーフェース

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私は、すぐに顔に出やすいです。特に緊張している時やピンチの時です。周りの人たちからも「顔見れば緊張しているのが分かるよ。」と言われてしまいます。私は正直、このような事はあまり言われたくありません。例えば面接の時などは表情でも勝負しなくてはならないので大変です!!
どうすればいかなる時でもポーカーフェースを貫く事ができると思いますか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自信を持つための「傾向と対策」

 緊張が顔を出ること自体、心配したり卑下したりする必要はありません。むしろ、あなたの真剣さを示すものだと思います。

 不安な表情だったり、おどおどしたり、というのはなるべく解消したいですよね。やるべきことは、「傾向と対策」に取り組むことです。
 例えば、大学の推薦入試の面接の準備を行う場合、
  1、経験者からの情報収集
  2、自己分析(性格、長所、短所を整理し、それらの具体例となるエピソードを文章化)
  3、大学・学部の志望動機と将来の目標を文章で書く。
  4、実際の面接のシュミレーションを行う。先生や友人に面接官役をしてもらい、話す練習をする。
   
 私が過去に失敗した経験から言えることですが、東北の人間は口をきちんと開いてしゃべらず、奥でごもごもとしたしゃべり方になってしまう場合が多いです。昔、大学時代に英語のサークルに居た時先輩から、注意されたことがあります。普段から口を縦に開いて、一語一語丁寧に、語尾をはっきりと発音するように話すように心がけてみましょう。要は、アナウンサーや演劇の方々が行っているトレーニングを真似してみてください。http://www.g21.net/colums/c012.html

 中国の格言に「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」という言葉がありますが、不安を克服するためには日々の勉強と事前準備です。アガリ症、口下手な人でも、事前準備とトレーニングによってかなり克服できます。

   推薦入試の場合を中心に述べましたが、普段の授業でもちゃんと予習しておけば、堂々としていられます。生徒会活動だって、いざという時に自分の意見を言えるよう、自分の考えを文章化する等の準備しえおけば、自分の意見を表明できると思います。まずは、具体的に取り組んでみてください。
 

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おきもち

個別相談可能
 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努めております。決して容易いことでは有りませんが、一期一会の気持ちで相談に、葬儀法事に励みたいと思います。    最初法学部部にで学び、4年間ほど公務員をしていました。(税務署勤務)その当時の学びと経験を終活相談に活かしたいと思います。                                              昭和63年5月に住職となってから、30年が過ぎてしまいました。仏教学・禅学もそこそこ真面目に学んだつもりですが、宗教学・宗教民俗学に力を入れて学びました。そういう分野については丁寧な回答が出来るかも。
一人一人の気持ちに寄り添い、傾聴に徹して、心をほぐしてあげられるよう、努めたいと思います。 それと同時に、完璧に出来るとは限りませんが、其の人が歩むべき方向を一緒に考えてあげたり、次の一歩を踏み出せるよう背中をおしてあげられるよう、努めたいと思っております。

誰しも緊張しますよー^^ 大切なのは……

ひたゆうさん、はじめまして。
沙門 亮鷹と申します。

私も大きな法会(行事)に参加する時や初めてお会いする大勢の人達の前でお話する時大変緊張します^^;
顔にはあんまり出ない方ですが、汗をかいてしまうのでお気持ちわかります。

顔に出やすいか出にくいかは個人差はありますが、誰しも緊張はします。
では、顔に出やすい人と出にくい人、緊張してガチガチになり失敗してしまう人と緊張しても実力を出し困難を乗り越えれ成功できる人、この差はなんでしょうか?

それは、準備の量と経験の量の差に尽きると思います。

準備の差はスポーツの試合であればそれまでの練習量の差、入学試験や資格試験であればそれまでの勉強量の差です。
日頃の準備、努力、積み上げたものが緊張している時やピンチの時の貴方の助けとなります。

また、経験は緊張するような場面に出くわした回数、いわば慣れです。
面接も大舞台も回数を重ねれば慣れてきます。
こればかりは経験なので一足飛びにはいきませんが地道に日々を前向きに送っていれば必ず身につきます。

準備と経験、これは普段の生活の努力によって培われるものです。
いかなる時でもポーカーフェース(平常心)を身に付けたいとお思いなら是非日々の生活を大切に前向きに努力して過ごしてください。

そうすれば、「人事を尽くして天命を待つ」
(自分の全力をかけて努力をしたら、その後は静かに天命に任せる。事の成否は人知を越えたところにあるのだから、どんな結果になろうとも悔いはない)
という心境に近づけると思います。

でも、そうは言ってもなかなか万全の準備、努力は難しい。人間だから緊張する時は緊張する。
それもまた真理です。

そんな時はどうすればいいか?
手っ取り早い簡単な方法がありますよ。

そんな時はゆっくり深呼吸を数回、できれば丹田(おへその少し下あたり)に自分の重心を意識して腹式呼吸を数回大きくゆっくりしてみてください。

そうすれば、徐々に落ち着いてきます。

頑張ってください。
応援しています。合掌(^人^)

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有り難し
おきもち

未だ愚迷凡夫の身ではありますが、皆様の一助になるようなお答えができれば幸いです。 私自身、いわゆる「お寺の息子」として生まれましたが、小さなお寺ということや両親の教育方針もあり、感謝すること、仏様、お大師様に手を合わせることの大切さは教えられてきましたが、後継者としてのプレッシャー等は全くありませんでした。 実際、当初は仏門に入る心づもりなどなく、仏教とは関係のない分野の理系大学に進学し、在学中に起業。 仲間とIT系の会社を立ち上げたり、飲食業や人材派遣などの運営企画に携わる傍、ディスコやクラブのDJやバーのマスター、占い師(手相、姓名判断、九星気学、宿曜)としても仕事しておりました。 が、その中で思うことが度々あり僧侶を志し、お大師様とご本尊様のご加護のもとご縁に導かれ仏門に進みました。 今もいつもお大師様とご本尊浪切不動明王様方にはお導き頂き、助けて頂いております。 (趣味程度ですが、暦の研究や宿曜経の読解、気学をメインに占いは現在も嗜んでおります) 「目に見える世界」「目に見えない世界」を共に大切にして釈尊の末弟、宗祖弘法大師空海の末弟として、真言僧侶の立場、金剛乗仏教・密教の観点からお答えさせていただきます。 皆様からの相談を通じて、また他の僧侶の皆様のご回答を通じて多くを学べればと思います。 皆様との御法縁に感謝して精進してまいります。 煩悩即菩提 即事而真 当相即道 また自坊(金剛寺)では護摩祈祷会や阿字観体験会(阿息観による密教瞑想体験)も開催しております。 また自治体や地元社会福祉協議会様や企業、団体様より依頼を受けて法話(講話)や瞑想指導を不定期で行っております よろしくお願いいたします。 合掌
可否が時期によります ご相談ください

質問者からのお礼

お忙しいところにも関わらずご回答ありがとうございました。この件に関してはとにかく回数をこなして慣れていく事が大切ですね。これからは少々苦手な事でも挑戦していきたいと思います。

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