後悔
初めまして。私は専業主婦です。
子供が小学校でいじめに遭いました。
とてつもない怒りが込み上げ、相手の子供に注意したり、学校に相談しました。
それだけにとどまらず、その方の家に何度も嫌がらせ行為をしてしまいました。
見つかってしまい、警察から注意を受けました。
私は最近更年期症状で、気持ちがコントロールしにくいです。
怒りが抑えられない時があります。
今はどうしてあんな事をしてしまったのだろうか、と後悔の日々です。
今までどおりの生活をしていいのか悩んでいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
感情を「おさえよう」とはしない
おつらいことと存じます。
あなたさまのこれから、つまり今まで通りの生活にとって
もっとも大事なのはなんだろうかと思って読ませて頂きました。
きっと「感情のコントロール」という部分に悩んでいるのではないかと
感じた次第です。
まず大前提ですが、
感情、怒りにしろ、妬みにしろ、うらみにしろ、
すべて人間にとって必要だから備わっている大事な「こころ」です。
よろこびだけが、うれしさだけが、しあわせだけが、人間のこころでは
ありません。だからすべての感情はとても大事であり、さける必要は
ありません。ごく自然なものとお思い下さい。
感情は「出る」もの。それを言葉にするか、暴力にするか、いやがらせに
するかは、「選択肢」になります。
自然に出るものを、どの方向に出すかが「コントロール」です。
怒りや妬みを「出さない」ようにすることがコントロールではありません。
いまその選択肢がはっきりしない状況であろうと感じます。
ご参考になるかはわかりませんが、テレビ番組で「プレバト」というのが
あります。俳句だけが有名になってますが、色鉛筆画や消しゴムはんこなど、
多岐にわたる芸術が紹介されています。
もちろんほかにもスポーツや、お散歩、坐禅やヨガなんてのもあります。
そうしたものに現在の思いをぶつける、はきだすというのも、ひとつの
手段ではないかと思うのです。
あなたなりの「こころの出し方」を見つめるために、まずはお散歩や、
ちょっとした時間に深呼吸をしてみると、いろんな発見があるかもしれません。
あなたと、ご縁のみなさまがやすらかとなりますように。
質問者からのお礼
ご返信ありがとうございます。
心が救われた思いです。
何か心の出し方を考え、今後の生き方を見つめ直していきたいと感じました。
前向きな気持ちになりました。
ありがとうございました。